INTERVIEW

今この瞬間、このメンバーだからできるパフォーマンスを。劇団ソノノチ最新公演『つながせのひび』への想いとソノノチのこれから。

ART 2018.12.19 Written By 岡安 いつ美

今年創立5周年を迎えた劇団・ソノノチ。“その後(のち)、観た人を幸せな心地にする作品をつくる”というコンセプトであたたかく、優しい時間の流れる会話劇を、劇場公演のみならず、カフェや小規模会場を中心に行っている京都の劇団です。

 

12月19日よりSocial kitchen 2F Spaceで行われる『つながせのひび』は2016年につくるビルにて上演された同名作品のリクリエーション作品。2年の月日を経て「今のメンバーで見せられる最大限のパフォーマンスを」発揮できる形に作り直された今回の公演について、演出・脚本の中谷和代さんにお話を伺ってきました。

 

若い頃にはできなかった等身大の自分を許容する心の余裕や、クリエイターが真摯に創作に打ち込むが故に感じる苦悩や喜び。30代に突入したクリエイターのリアルな言葉の数々は、ものづくりをしている人だけでなく多くの人と共有できるものであり、それがきっと舞台にもきちんと昇華されていることだろうと言うことを今回のインタビューを通して感じました。

自分が見たい作品を自分で作ることからはじまった演劇人生

──

改めて今回アンテナでソノノチを初めて紹介するにあたり、ソノノチについて伺いたいと思っています。ソノノチは『「その後(のち)、観た人を幸せな心地にする作品をつくる」という創作のコンセプト』として活動されていますが、このコンセプトに行き着いた理由って何かあるのでしょうか。

中谷和代(以下、中谷)

理由はいくつかあります。私は高校の頃から小劇場に通っていて、演劇をやりたいなと思っていたのですが、私が知っている限り、京都に今の私たちのような作品を上演している劇団がなかったんですよね。当時の京都は、不条理劇とか、アングラ劇、熱量のある舞台が盛んな土地で。観に行っていたものに偏りがあったかもしれないのですが、優しくて温かい舞台が観たいなと個人的に思っていたんです。せっかくなら自分で作ろうかなと思ったのが、この世界に踏み込んだきっかけでもありました。

──

自分が見たいものを作りたかったんですね。

中谷

自分の理想とする「こんな人がいいな」とか「こんな世界があったらいいな」っていうものが創作物の中であれば作れるじゃないですか。憧れもありますね。昔はファンタジーな雰囲気が強くて、衣装もすごい可愛い感じでした。シルバニアファミリーのような感じでね。ミニチュアとかドールハウスが今でも好きで、箱庭的な世界を表現したいという思いは変わっていません。

【2014年】8人の「さよならの絲(いと)」
──

なるほど。中谷さんの演劇のルーツは京都にはなかったタイプのものになるかと思うのですが、具体的に何かありますか?

中谷

大学1〜2年生の頃に影響を受けていたのは『下鴨車窓』さんですね。ほかにも鈴江俊郎さんとか、松田正隆さんのような、今思えば当時の京都の演劇文化を担っておられた先輩方の演劇に惹かれていたんです。叫ぶだけが演劇じゃないんだ、ってことを知ったのはその時期でしたね。しみじみと心に染み渡る見せ方もあるんだなあと。自分はどちらかと言えばこういうことをやりたいなと思って。

──

そもそもなんですが、高校生の頃から小劇場に通ってたのもすごいなと。何か足を踏み入れるきっかけがあったのでしょうか?

中谷

同級生が公演に出るから観に来て、って言われたのがきっかけでしたね。高校生で外の劇団に出演するというのは、当時は結構すごいことだったので観に行って。それがすごく面白かったんですよね。それまでは演劇って学校の芸術鑑賞で見た劇とか、劇団四季のイメージしかなかったんですけど、こんなに近くて唾や汗が飛んでくる距離で体感できる舞台を見て興奮して。役者さんもすごくかっこよくて、サインをもらうために出待ちしてたくらいなんです。

──

その後大学に進学して、演劇系のサークルに所属すると。

中谷

はい。最初は役者をしていました。野田秀樹さんの脚本を中心に上演していましたが、違う作風のものにもチャレンジしたいと思っていたので、1年生の終わりくらいに初めて脚本・演出の作品を作りました。それを仲間内でやったのが脚本や演出を始めたきっかけですね。

──

大学1年生からやっていたとは、かなりの行動力ですね。

中谷

いやいや、やり方もわからなくてとにかく見よう見真似でした。その時は理論を勉強したわけでも、誰かに教わったわけでもなかったので大変でしたね……。

──

なるほど。それが今のソノノチにつながっているわけですが、中谷さんがテーマにも掲げている“幸せの心地”ってどんな状態でしょうか。

中谷

2つあります。ひとつは人でもいいし、思い出でもいいし、物でも、本でもなんでもいいんですが、見終わった後に大事なものをハグしたくなる気持ちになることを目指しています。もう一つは観劇したあとに明日も頑張ろうって思えるような作品を作りたいです明日に希望がもてることって、とても幸せなことだと思います。人の表現を見ることで勇気付けられたり、元気付けられて自分のやれることを頑張るぞって思うとか、私の場合はすごい創作意欲が湧くんですよね。心に迫る作品を観ると、自分の表現欲求が刺激されるというか。その2つが大きいかな、と思います。

──

ああ、なんかすごくその感覚は分かります。私は普段ライブ写真を撮ることが多いのですが、いいライブ見たら、私もいい写真撮らな……!って意欲に繋がることは多いかも。

中谷

そうそう、じゃあそこで自分もいい歌唄いたいとはならず、自分のフィールドでやっていることへの刺激になるじゃないですか。もちろんいい作品を観て打ちのめされて落ち込むこともありますが(笑)、同時に気持ちが奮わされることも多いです。

──

外からもらったパワーを、自分の作品に反映させているんですね。

中谷

その通りです。

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今のメンバーだからできるパフォーマンスを最大限引き出せるものを。“再演”ではなく“リクリエーション”をする理由。

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