【2019年11月】今、京都のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
「現在の京都のインディーシーンってどんな感じ?」
「かっこいいバンドはいるの?」
「今」の京都の音楽シーンを追う、この連載!
今月も今聴いておきたい注目のアーティストを紹介していただきます。
紹介者は以下の方々です(五十音順)。
- 京都GROWLY 店長:安齋智輝
- VOX hall ブッカー:小野満
- LIVE HOUSE DEWEY 店長:牧野大志
- Live House nano 店長:土龍
なんとこちらで紹介いただいたアーティストの出演ライブはアンテナからの予約で、チケット代が半額になります!ご予約の方はお問い合わせに以下情報を入力の上、ご連絡ください。
- 【件名】ライブハウス名 / レコメンド予約
- 名前
- 連絡先(メールアドレス or 電話番号)
- チケット枚数
※今月VOX HALLレコメンドの『葉隠お宮』のライブについてはチケットディスカウント¥600引き(¥2,600→¥2,000)となります。あらかじめご了承ください。
自動返信にて予約完了とし、またお申込みはライブの前々日までとなっております。この機会に、ぜひ新しいアーティストと出会いにライブハウスへ足を運んでみてください。
京都GROWLY 店長:安齋智輝の注目アーティスト
THE HOPKINS (ザ ホプキンス)
京都で結成の若手5人組バンド。ちゃんとしたアー写もなければMVといった宣伝材料が、無い!!物販もライターしかなかった!!!
ただ、とても真っ直ぐな音楽愛と一周廻った強烈な個性はしっかり持っていて、京都のバンドか?!と思うほど個人的には華がある。USインディーやシティーポップといった00年以降のロックベースの中に、Vo.金森の漫画の世界から飛び出してきたような奇妙さと愛くるしさ。
すべて「ロックンロール」に乗せて快進撃の予感が止まらない。
いや、ロマンティックが止まらない。
これは未来のブルースの形では、と思っております。
どこに向かうのか、本人達も迷い悩みつつではあるだろうが、それでも己らから出るものはすべて己らだ、と上から目線で言ってあげたい。それくらい音も人もお気に入り。これからもワイワイ飲み明かしながら音楽の話をしたいなぁと思えるバンドです。
まずはアー写からだ!笑
ライブ情報
イベント | Surf Mёating |
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日時 | 2019年11月29日(金) OPEN 18:00 / START 18:30 |
会場 | |
料金 | 前売り ¥2,000 / 当日 ¥2,500(+1drink) |
出演 | See Stadts / Ochunism / THE HOPKINS / bud&harbor |
安齋智輝
京都GROWLYの店長です。
元和菓子職人です。
お菓子も音楽も手間暇と愛が必要、がモットーです。
VOX hall ブッカー:小野満の注目アーティスト
葉隠お宮(はがくれおみや)
公称:現代の琵琶法師。
自薦:邦楽に確かなルーツを置く明瞭かつ叙情的なトラック、自己の内へ内へと進むリリック、ギターを弾きながら凄まじい熱量で振り絞る独特のラップを武器に京都で暗躍する言の葉の妖怪。
大阪〜京都を中心にしたバンド・雨天教室での活動とは、別に己の内部の声に問いかける創作活動を展開中。
自分が体感してきた確かな音楽的、言語的価値観を吸収、昇華し、ソロワークスにて様々なエッセンスを体現。
今回、初のソロ作品を迎えるにあたり、三度、内省的かつ熱狂的な声と真摯に向き合い、面白い作品を完成させた。さらには、11月16日にリリースイベントと称して、自身の信望する各表現者を一同に集いてのパーティを開催。
敬愛する呂布カルマ、6eyes、Genius PJ’sらとの共演に彼は何を見出すのか?迎える関西陣もアクも強くて、経験豊かな好敵手たち。バンドサウンドと言語感覚をクロスオーバーし、時を刻む。
ライブ情報
イベント | 葉隠お宮主催 -脳内親和- |
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日時 | 2019年11月16日(水) OPEN / START 13:30 |
場所 | VOX HALL |
料金 | 前売 / 当日 ¥2,600(+1drink ¥600) ※11月2日開催のBONE AND SKIN主催イベント『週末怪獣』とのイベント通し券¥4,000(葉隠お宮、BONE AND SKIN手売りのみの対応)も発売中! ※アンテナ予約特典:チケットディスカウント¥600引き ¥2,600→¥2,000
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出演 | 葉隠お宮(band set) / 6eyes / GeniusP’Js / 呂布カルマ / ALL ITEM 10 TIMES / BONE AND SKIN / Keith Yoshida / 耳鳴りポッポ / 雨天教室 / ノンフィクション / 火暗し / than |
小野満
京都VOXhall勤務7年目くらい、ブッキングマネージャー小野です。
通称:おのまん(小野満という本名です)。京都に来て8年ほど、その前は東京生活でした。
東京時代によく出入りしていたハコが2005〜2010年くらいの新宿モーション、新宿JAM、下北沢ベースメントバー、下北沢スリー、渋谷ネストなど。その時代の東京インディー界隈に縁が深いです。
LIVE HOUSE DEWEY 店長:牧野大志の注目アーティスト
icon girl pistols
東京在住 日本人と英国人混在4人組。夜ハ短シ、よよよ_ゐ 等の所属するレーベル Goodbye Records主催でもある白倉新之助(Vo.)の文学的なバックボーンが前面に押し出されアルバムもまるで短編集の様な質感を覚える。クールで熱い真っ青な炎。当店でも頻繁にBGMでかかるので、御馴染みの方も多い筈。
ライブ情報
イベント | キタヲカフミヒト×DEWEY8周年【stay foolish】 |
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日時 | 2019年11月23日(土) OPEN 18:00 / START 18:30 |
会場 | |
料金 | ¥2,500(1drink¥500込) |
出演 | キタヲカフミヒト&ハウルフィッシュ/ icon girl pistols(東京) / THE BROWN BUCKS / オカモト |
牧野大志
DEWEYの代表。
ブッキング、PAを一人でこなすようになりもうすぐ2年。
年中スタッフ募集中。
Live House nano 店長:土龍の注目アーティスト
アフターアワーズ
大阪発、3ピース・ロックンロールバンド。日常の中に煌めく一瞬の感動やブルースを見事に歌にする。
ベースボーカルのショーウエムラの淡々とした唄い様と弾き様とは対照的に、眉間に皺を寄せながらエレキギターをこれでもかと弾きまくるタミハル、その後ろで力強くビートを刻むいつもオーバーオールがパンパンにはち切れそうになっているてっぺい。
まだ始まってから年は浅い。が、こんなにバンドマンに愛されているバンドが他にいたかな。いや、もちろんその類のバンドは他にもいるんだけど、確実にその類のトップになれる器がある。
ライブになればフロアは人が多かろうが少なかろうが基本大合唱。
それはきっと彼らが日常から切り取る曲のモチーフが誰でも共有できるものであるというそのセレクトの絶妙さ、それを完全にパーティーチューンに仕上げる彼らの音楽愛故のものであると思う。
何の衒いもない、天然のロックンローラー3人組。
同じクラスにいて欲しかったなあ。
ライブ情報
イベント | 魅惑の深海パーティ |
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日時 | 2019年11月28日(木) OPEN 18:30 / START 19:00 |
会場 | |
料金 | 前売り ¥1,500 / 当日 ¥1,800(+1drink) |
出演 | アフターアワーズ / 藤山拓 / pont |
土龍
こんにちは。
土龍(もぐら)です。
京都生まれの京都育ち。
受験戦争の申し子を経て、めでたく京都大学入学。
でも何を間違ったか8年間在籍。
大学生活のほぼ全ては、大学構内より焼き鳥「どん」かライブハウスで過ごす。
やってきたチャンスに上手いこと乗っかって現在は、京都市中京区は二条城の近くの「livehouse nano」(http://livehouse-nano.com/)の店長。
自身の音楽活動としてはライブハウスの経営以外にも、京都の秋のロックフェスティバル「ボロフェスタ」主催チームの1人であったり、仲間のバンドにひょこっと参加してアルトサックスをご機嫌にブロウしたり。
またライブイベントの司会を務めることも多く、京都のライブイベントで司会者といえば「土龍」だろうと勝手に思ってたり。主催している「ボロフェスタ」でももちろん名物司会者として名を馳せてたりそうでもなかったり。
派手好きの単純思考。
関西屈指のパーティピープル。
土龍のいるフロアは華やぐとかそうでもないとか。
あ、あと2人の娘の父親。
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WRITER
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昭和最後の大晦日生まれのAB型。大学卒業後に茨城から上洛、京都在住。フォトグラファーをメインに、ライター、編集等アンテナではいろんなことをしています。いつかオースティンに住みたい。
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