【2019年12月】今、京都のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
「現在の京都のインディーシーンってどんな感じ?」
「かっこいいバンドはいるの?」
「今」の京都の音楽シーンを追う、この連載!
今月も今聴いておきたい注目のアーティストを紹介していただきます。
紹介者は以下の方々です(五十音順)。
- 京都GROWLY 店長:安齋智輝
- VOX hall ブッカー:小野満
- LIVE HOUSE DEWEY 店長:牧野大志
- Live House nano 店長:土龍
なんとこちらで紹介いただいたアーティストの出演ライブはアンテナからの予約で、チケット代が半額になります!ご予約の方はお問い合わせに以下情報を入力の上、ご連絡ください。
- 【件名】ライブハウス名 / レコメンド予約
- 名前
- 連絡先(メールアドレス or 電話番号)
- チケット枚数
自動返信にて予約完了とし、またお申込みはライブの前々日までとなっております。この機会に、ぜひ新しいアーティストと出会いにライブハウスへ足を運んでみてください。
京都GROWLY 店長:安齋智輝の注目アーティスト
The Stone That Burns
ご存知、京都が世界に誇れるバンド、The Stone That Burns。GROWLYに関しては創立時より出演してもらっていて、その変遷も目の当たりにしてきましたが、当時よりまったくぶれてないそのサウンドとポップさ。
かっこよさはもう説明するより触れた方が早い、ってことでMV見てください!Gtの阿部くんがおれにはジョニーマーに見える。個人的には京都のHalou(https://youtu.be/XleggvyyFso)と形容してますが、Killing JokeやPrimal Scream、Björkといったオルタナティブとはいえ、インダストリアルでトリップホップすら感じる心地よくノイジーな音像が他とは一線を画す所以。ひとたびライブとなれば、どこの会場もダンスフロアへと模様替え。そしてどんなジャンルでも、どんなイベントにも信頼して招けるいわゆる人格者なバンドだと思っています。
大型フェスや来日公演を待たずとも、こんな身近に世界水準のバンドがいるじゃないか!!サマソニ関係者さん、フジロック関係者さん、The Stone That Burnsを早く見つけてください。
そしてつよし、結婚おめでとう笑
ライブ情報
イベント | cOups. “BE THE ONE JAPAN TOUR” |
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日時 | 2019年12月18日(水) OPEN 17:30 / START 18:00 |
会場 | |
料金 | 前売り ¥2,000 / 当日 ¥2,500(+1drink) |
出演 | cOups. / EVI / スーパーバック / ナイトサファリ / R4(R4CX) / The Stone That Burns |
安齋智輝
京都GROWLYの店長です。
元和菓子職人です。
お菓子も音楽も手間暇と愛が必要、がモットーです。
VOX hall ブッカー:小野満の注目アーティスト
sunao
元ロジカルクマワール、フライデイフライデーで活躍したドラム・ハマメグと現Black petrolサポート鍵盤・イシオ、そして謎の絵描き・アキオの3人から成る、不揃いなれどアクの強い不思議なポップスグループ!
ファンキー目指せど、まだ詰めきれないそのグルーヴサウンドに不安はなく、なぜだか、心地良い伸びしろしか感じない、天真爛漫で、真面目なバンド。全員が天然色。年末12月30日には、自分らのこれまで築いた人脈を爆発させた初めての忘年会自主企画を!ご縁最大限に!開催します!
遅れているルーキーですが、これからが楽しみなニューカマー!ぜひとも、ご注意下さい。
ライブ情報
イベント | 【sunao自主企画】 忘年会イベント『ネクストヘルスケア』 |
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日時 | 2019年12月30日(月) OPEN 17:00 / START17:15 |
場所 | |
料金 | 前売 / 当日 ¥2,000(+1drink ¥600) |
出演 | sunao / Bagus! / IKIMONO / ヘテロズ / 大槻美奈 / カップルアーチ / メメメノネ / 藤山拓 / ゆーすほすてる / 花柄ランタン |
小野満
京都VOXhall勤務7年目くらい、ブッキングマネージャー小野です。
通称:おのまん(小野満という本名です)。京都に来て8年ほど、その前は東京生活でした。
東京時代によく出入りしていたハコが2005〜2010年くらいの新宿モーション、新宿JAM、下北沢ベースメントバー、下北沢スリー、渋谷ネストなど。その時代の東京インディー界隈に縁が深いです。
LIVE HOUSE DEWEY 店長:牧野大志の注目アーティスト
よしこストンペア
滋賀県石部在住の夫婦ユニット。ご存知ブギーパンツの天狗こと燻し銀・石田将人と、天真爛漫さと音楽偏差値の高さのハイブリット・小川賀子の2人組。
社会問題から家族の風景まで全てを極上のポップソングに仕上げるセンス。
それを支える音楽的な引き出しの広さ。
生活と音楽がかなりガッツリ目に絡み合っている筈。
大阪、地元湖南でイベントを多数企画、出演。
帯に「人知れず家の中でつらい思いをしている子どもたち、かつてそうだった大人たちへ。」と記された新音源『にげろ!おどれ!』を10月13日リリース。
音楽を担当した映画今井いおり監督『調査屋マオさんの恋文』が12月20日(金)〜京都みなみ会館で上映される。
筆者は石田氏のブログのファンの一人。
ライブ情報
日時 | 2019年12月17日(火) OPEN 18:30 / START 19:00 |
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会場 | |
料金 | 前売¥2,000 / 当日¥2,500(+1drink¥500) |
出演 | 阿宅ユウスケ(チャー絆) with 松川もも子 / たなかけんすけ / あっけ(カトキット) / 小川賀子 |
牧野大志
DEWEYの代表。
ブッキング、PAを一人でこなすようになりもうすぐ2年。
年中スタッフ募集中。
Live House nano 店長:土龍の注目アーティスト
フライデーフラワーズ
神戸発オーガニックレゲエを鳴らす4ピースバンド。ギターボーカル城崎の太陽の恵みを感じることのできる温かみのあるソングライティングを基に、ジャマイカンビートを鳴らし踊る。
今のSNS全盛時代は、目の前に溢れる情報の半分以上は嘘じゃないかと思ってしまう疑わしさ。その中でライブハウスで求められるのは屈託のない真っすぐな音楽。人の眼を気にした言うなれば「いいね」を欲するようなライブなんて誰も求めていない。
好きこそものの上手なれ、自分の好きな音楽を何の衒いもなく演奏し、自分の考えていることを、それが例え世の中や体制への反発であってもレベルミュージックに昇華させて唄う、そんな音楽こそ今は求められていると肌で感じる。
そういう点で、真っすぐにダンスミュージックであり、真っすぐにレベルミュージックであると感じることのできる演奏をするフライデーフラワーズの音楽はは今求められるべきそれであるはずだ。
僕が裏打ちに出会った(僕の)ジャマイカンビート元年から早23年。ここに来てのフライデーフラワーズとの出会いとその屈託のなさは僕の歴史を肯定してくれた。
nanoで彼らがライブをしてる時、それが彼らのためフロアのためのものであるのは勿論そう、だが僕のための大切な時間でもあるのだ。
ライブ情報
日時 | 2019年12月13日(金) OPEN 18:30 / START 19:00 |
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会場 | |
料金 | 前売り ¥2,000 / 当日 ¥2,500(+1drink) |
出演 | SATOL aka BeatLive / YYBY / C / フライデーフラワーズ |
土龍
こんにちは。
土龍(もぐら)です。
京都生まれの京都育ち。
受験戦争の申し子を経て、めでたく京都大学入学。
でも何を間違ったか8年間在籍。
大学生活のほぼ全ては、大学構内より焼き鳥「どん」かライブハウスで過ごす。
やってきたチャンスに上手いこと乗っかって現在は、京都市中京区は二条城の近くの「livehouse nano」(http://livehouse-nano.com/)の店長。
自身の音楽活動としてはライブハウスの経営以外にも、京都の秋のロックフェスティバル「ボロフェスタ」主催チームの1人であったり、仲間のバンドにひょこっと参加してアルトサックスをご機嫌にブロウしたり。
またライブイベントの司会を務めることも多く、京都のライブイベントで司会者といえば「土龍」だろうと勝手に思ってたり。主催している「ボロフェスタ」でももちろん名物司会者として名を馳せてたりそうでもなかったり。
派手好きの単純思考。
関西屈指のパーティピープル。
土龍のいるフロアは華やぐとかそうでもないとか。
あ、あと2人の娘の父親。
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WRITER
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昭和最後の大晦日生まれのAB型。大学卒業後に茨城から上洛、京都在住。フォトグラファーをメインに、ライター、編集等アンテナではいろんなことをしています。いつかオースティンに住みたい。
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