【2022年1月】今、京都のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
「現在の京都のインディーシーンってどんな感じ?」
「かっこいいバンドはいるの?」
「今」の京都の音楽シーンを追う、この連載!
今月も今聴いておきたい注目のアーティストを紹介していただきます。
紹介者は以下の方々です(五十音順)。
- 京都GROWLY 店長:安齋智輝
- Live House nano 店長:土龍
京都GROWLY 店長:安齋智輝の注目アーティスト
水平線
京都・滋賀発4人組のロックバンド。
若手ながらその楽曲クオリティの高さで関西圏ではイベントに引っ張りだこという状況ですかね。
2019年にDEWEYの牧野さんもご紹介されてます。
京都ということでくるりを感じつつも、The Beatlesを連想させるリードの入れ替わるツインボーカル、The Beach Boysのような4和声のコーラスワークを軸に90’s マンチェスター直系のギターが炸裂、さらに旅情的な詩を乗せてまさにノスタルジックな世界観を見事に体現。
なにより現代と逆行するかのような歌謡調が全世代包囲網を張りめぐらし、ばぁちゃんでも好きになること必至。
素朴な佇まいながら、その名の通り向こう側を想像させ浪漫を奏でる、ずるいなぁと思うのです。
どことあててもハマる、いそうで無かった普遍性の超高いザ・バンド オブ ライブハウス、水平線。
日本のニューホライズンとなるか!
水平線出演イベント:"ZOOZ × GROWLY pre. ZOOZ 3rd Full Album『Night』Release Party”
日時 | 2022年1月30日(日) OPEN 17:30 / START 18:00 |
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会場 | |
出演 | ZOOZ / sukida dramas / ペペッターズ / 水平線 |
料金 | 前売 2,500円 / 当日3,000円(+1Drink) 配信 1,200円 |
予約 | |
詳細 |
安齋智輝
京都GROWLYの店長です。
元和菓子職人です。
お菓子も音楽も手間暇と愛が必要、がモットーです。
【予約革命!】
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GROWLYでのイベント(一部を除く)を手軽にLINEで自動予約できるシステムができました!
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👉https://t.co/6u2KPPp1Ti pic.twitter.com/V9s83ZrtQ0— 京都GROWLY (@Kyoto_GROWLY) March 31, 2021
【ガイドライン更新】
本日9/4より一部更新致します。ご来場/ご出演予定の方はご一読お願いします。
・電話番号の聞き取りを廃止、京都市新型コロナあんしん追跡システムの導入(QRコード読み取り→メールアドレス登録)
・1〜2マン時のキャパ変更
出演希望お待ちしております!#ライブハウス再開 pic.twitter.com/aiwBs6TOEE
— 京都GROWLY (@Kyoto_GROWLY) September 4, 2020
Live House nano 店長:土龍の注目アーティスト
FATE BOX
大阪発3ピースバンド。甘酸っぱい青春の感情を鳴らすビートが心地いい。
よく聞く名前だな、と思っていたのが2020年。その暮れにnanoではお馴染みのTHE FULL TEENZのVo.伊藤から「久々に後輩バンドと仲良くなりました」との報告を受けたのがFATE BOXだった。
伊藤が言うからにはメロディックパンクの流れにあるのかな、なんて想像を膨らませて初めて出てもらったのが2021の春の周年イベント。メロディックの系譜があるといえばあるが、それよりも日本語の響きとメロディへの乗りの良さに唸らされた。さらに音を鳴らすことへの真摯さ。リズム隊2人の芯を捉えようとするプレイと、ギタリストの6弦全てを目一杯鳴らそうとするストロークに痺れた。かつ、何も恥ずかしがることなく発する恋心を始めとした今の自分が大事にしたい感情が、絶妙のコーラスワークでもって曲の仕上がりのレンジを広げる。それらを一言で表すなら「ロマンチックだ」。それしかない。
そしてそのロマンスを煽るのが3人のステージにおける立ち居振る舞い。クールなように見える優男風であるのに、どこをどう切り取っても尖ってるし、結局は溢れる熱がハイライト。
なんともライブハウスが似合う3人じゃないか。
一言で表すならまた別の言葉が頭に今浮かんだ。
「好きだ」
それしかない。
(これは僕の感情の話だね(笑))
FATE BOX出演イベント:SEVENTEEN AGAiN 『世界は君たちを変えることは出来ないツアー 京都』
日時 | 2021年1月29日(土) OPEN 18:00 / START 18:30 |
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会場 | Live House nano |
出演 | SEVENTEEN AGAiN / THE FULL TEENZ / ULTRA CUB / FATE BOX |
料金 | 前売¥2,500 / 当日¥3,000(共に+1drink¥500) |
土龍
こんにちは。
土龍(もぐら)です。
京都生まれの京都育ち。
受験戦争の申し子を経て、めでたく京都大学入学。
でも何を間違ったか8年間在籍。
大学生活のほぼ全ては、大学構内より焼き鳥「どん」かライブハウスで過ごす。
やってきたチャンスに上手いこと乗っかって現在は、京都市中京区は二条城の近くの「livehouse nano」(http://livehouse-nano.com/)の店長。
自身の音楽活動としてはライブハウスの経営以外にも、京都の秋のロックフェスティバル「ボロフェスタ」主催チームの1人であったり、仲間のバンドにひょこっと参加してアルトサックスをご機嫌にブロウしたり。
またライブイベントの司会を務めることも多く、京都のライブイベントで司会者といえば「土龍」だろうと勝手に思ってたり。主催している「ボロフェスタ」でももちろん名物司会者として名を馳せてたりそうでもなかったり。
派手好きの単純思考。
関西屈指のパーティピープル。
土龍のいるフロアは華やぐとかそうでもないとか。
あ、あと2人の娘の父親。
Live House nanoではドネーショングッズをオンラインストアにて販売中。新グッズも日々入荷中!
Youtubeチャンネルでは無観客ライブも日々開催しています。ぜひチャンネル登録を!
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WRITER
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昭和最後の大晦日生まれのAB型。大学卒業後に茨城から上洛、京都在住。フォトグラファーをメインに、ライター、編集等アンテナではいろんなことをしています。いつかオースティンに住みたい。
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