LOSTAGE presents 生活2016【Day1】 @ スペースU古河 2016.10.22
今回アンテナ副編集長・岡安は茨城県古河市で行われた『LOSTAGE presents 生活2016』の取材を行ってきました。
2010年より開催されている生活というイベントは、今年で5回目の開催。去年より開催地を大阪の名村造船所跡地から茨城県古河市に移して今年も開催されました。なぜ茨城県に?ということについては、LOSTAGE Ba/Vo五味岳久のブログでも触れられていますが、実際どうなのだろう?と思われた方も多いのでは。かくいう私もその一人。大阪でもなく、東京でもない。北関東の片田舎で行われるイベントはどんなものなのだろうか。そこに地方イベントの可能性の光は見出せるのか?そんなことを確認したい気持ちで今回の取材に臨みました。
……と、もっともらしいことを言っていますが、それを“京都”をうたう媒体がやる理由がよくわからないですよね。
一言でいうと、茨城県古河市は私が生まれ育ち、23歳まで住んでいたからです。私は地元である古河が特別好きなわけでも、嫌いなわけでもありません。ただ何もない田舎には飽き飽きしていたのは事実で、私は23歳の冬に地元を出ました。
そんな自分が生まれ育った何もない田舎で、インディーシーンの猛者達がイベントをする。人が集まるのか?そんなポテンシャルが自分の地元にあるのか?主催でもない私が不安を覚えるほどでした。だからこそ自分の目でそのイベントを確かめたい、それがこの取材をオファーするきっかけでした。
LOSTAGEが昨年に続き、今年も茨城県古河市で生活を開催した事実。「今古河がアツい。みんなそのことに気づき始めている」という五味のMC。何もない地元・古河に、何の魅力も感じていなかった私は、生活2016が終わって、初めて地元のことがかっこいいと思えました。場所や地域は関係なく、熱量のある現場には、それだけの人やものが集まる。それをLOSTAGEが古河で証明してくれました。
そんな生活2016の2日間、計13アーティストが繰り広げた今年の生活の模様を写真でご紹介いたします。これを見れば、生活2016がどうだったのか?その答えもわかるはずです。
TheSpringSummer
マヒトゥ・ザ・ピーポー
ROTH BART BARON
bacho
COMEBACK MY DAUGHTERS
LOSTAGE
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WRITER
- 岡安 いつ美
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昭和最後の大晦日生まれのAB型。大学卒業後に茨城から上洛、京都在住。フォトグラファーをメインに、ライター、編集等アンテナではいろんなことをしています。いつかオースティンに住みたい。
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