幻灯劇場 第八回公演『ミルユメコリオ』
8月9日より12日まで、幻灯劇場による第8回公演『ミルユメコリオ』が開催される。今回の作品は、全国の劇場プロデューサーが選ぶ異色な文学賞『せんだい短編戯曲賞』大賞受賞作品です。2016年、今回の作品のストーリーを書いたのは、第四回せんだい短編戯曲賞大賞を当時二十歳で受賞した藤井颯太郎。出演は、小野桃子、藤井颯太郎、橘カレン、本城祐哉。
【story】
平均年齢79.4歳。少子高齢化が来るとこまで来てしまった町・オワリ。
町にただ一人残る10代の少女・夢子は、母親と花屋を営みながら行方不明になった父親が帰ってくるのを待っている。生物学者の父は「ミルメコリオ」を探しにアフリカで消息を絶ったのだと母に聞かされ育った夢子。しかし本当のところ父は、自分と母親を捨て東京の女と蒸発したのだという真実を、夢子は知っていた。店を継がされ身動きができなくなる前に、夢子は東京へ父親を探しにいく。
日時 | 2019年8月9日(金)〜12日(月・祝)
9日(金)13:00 / 19:00 ※初日料金 |
---|---|
場所 | |
料金 | 前売り:25歳以下 2000円 / 一般 2500円 初日料金:500円 |
チケット | |
HP |
幻灯劇場
2013年旗上げ。映像作家や俳優、ダンサー、写真家など、ジャンルを超えた作家が集まり創作をする演劇集団。2017年文化庁文化交流事業として大韓民国演劇祭へ招致され『56db』を上演。 韓国紙にて高い評価を得るなど、国内外で挑戦的な作品を発表している。2018年、日本の演劇シーンで活躍する人材を育てることを目的に、京都に新設されたプログラム『Under30』に採択され、2021年までの3年間、京都府立文化芸術会館などと協働しながら作品を発表していく予定だ。
WRITER
- 岡安 いつ美
-
昭和最後の大晦日生まれのAB型。大学卒業後に茨城から上洛、京都在住。フォトグラファーをメインに、ライター、編集等アンテナではいろんなことをしています。いつかオースティンに住みたい。
OTHER POSTS