紅林 Hori b. Good個展 『豪華在哪裡?The best is yet to come.』
2017年9月大阪市港区弁天町にオープンしたHOTEL SHE,の2号店〈HOTEL SHE, OSAKA〉。同ホテルは「ゲストと、人、街、文化」を繋ぐメディアとしてのホテルをテーマに掲げ、大阪市港区と協業でフォトガイドブックの刊行や、音楽、映画などにまつわるイベントの定期開催、国内では例を見ない全室レコードプレーヤーの設置など、新しいホテルのあり方を意欲的に提示してきた。
そんなHOTEL SHE, OSAKAが、台北にある書店、カフェ、ギャラリー、出版社の機能を持つ複合施設〈朋 丁 Pon Ding(ポンディング)〉と共同でアジアのアートシーンを盛り上げるオンラインギャラリー『跟著藝廊去旅行』(旅するギャラリー / Travel with gallery)をオープンした。
このギャラリーの第一弾企画として、台湾を中心にアジアで活躍するイラストレーター・紅林 Hori b. Goode(ホリービーグッド)の個展『豪華在哪裡?The best is yet to come.』 が現在開催されている。
個展のタイトル『The best is yet to come』はアメリカのジャズポップシンガー、Frank Sinatra(フランク・シナトラ)の楽曲から引用したもの。より良い場所と、より良い状況をイメージを想起させるその言葉は、ウィズコロナへのまなざしそのものでしょう。現状を悲観しすぎず、ポジティブに未来をイメージする。そんな紅林 Hori b. Goodeさんの思いや願いが込められたイラストが集められているはずです。
緊急事態宣言は解除されたものの、すぐに外出することに抵抗がある人もいるだろう。気軽にギャラリーに足を運べるようになるのは、もう少し先かもしれない。新しい生活様式に対応した一つの試みとして、ぜひこのオンライン展示会にも参加してみてほしい。
朋 丁 Pon Ding(ポンディング)
Pon Ding(ポンディン)は書店、カフェ、ギャラリー、出版社の機能を持つプロジェクトスペースです。
また、アイデアを交換したり、物を作ったりするためのコラボレーションプラットフォームでもあります。
台北市の歴史的地区でもある中山エリアの小さな路地にある3階建ての建物です。
独立した出版物、焙煎コーヒー、地元/海外のアーティストの展覧会によって構築されています。
公式HP:https://pon-ding.com
Instagram:https://www.instagram.com/pondingspace
紅 林 Hori b. Goode(ホリービーグッド)
台湾生まれ、台北在住。イラストレーター/クリエイター。
大学時代に友人が欲しがっていたまぼろしのギターを絵に描いてプレゼントをしたところ、数年後、友人がまぼろしギターの実物を手に入れることができました。
このことから絵は何かを実現できるパワーを持っていることを確信しました。
2015年にはCommune Gallery(東京)のキュレーションによる日本国内の初巡回個展「You are Diamond」の開催を機に創作活動をスタート、
主に書籍、雑誌、音楽、展覧会で作品を発表しています。個人文庫本著作《椰子夢(ココナッツドリーム》、《是笨蛋吧(おばかよね》》、《豪華論(贅沢論》 があります。
Instagram:https://www.instagram.com/horibgoode
Facebook:https://www.facebook.com/horibgoode
日時 | 2020年5月5日(火)〜6月15日(月) |
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会場 | |
主催 | L&G GLOBAL BUSINESS.Inc 朋 丁 Pon Ding |
WRITER
- 岡安 いつ美
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昭和最後の大晦日生まれのAB型。大学卒業後に茨城から上洛、京都在住。フォトグラファーをメインに、ライター、編集等アンテナではいろんなことをしています。いつかオースティンに住みたい。
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1991年生まれ。大阪北摂出身、東京高円寺→世田谷線に引っ越しました。
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