竹上久美子が3年ぶりのフルアルバム『空気振動』をリリース
京都のシンガーソングライター・竹上久美子が3年ぶりのフルアルバム『空気振動』を2020年10月3日(土)にリリースする。
リズムトラックやシンセサイザーによるデジタルなアプローチは前作からそのままに、マルチ管楽器奏者ヒロ・シバタを中心としたチェンバーオーケストラ寄りの有機的なアレンジがふんだんに盛り込まれていることも特徴的なアルバムだ。多彩な表現に調和をもたらしているのは、“生活”に主眼を置いた歌詞にあるだろう。過去のインタビューで「呼吸や排泄と同じように作曲を開始した」と話していた彼女を音楽家足らしめている要素は“生活”の中に詰まっていて、彼女の表現活動が常にその“生活”と共にあることを再度認識させられる。
前作に引き続きサウンドディレクターに吉岡哲志(studio INO / LLama / Sawa Angstrom)を、ドラムにはシンガーソングライターのsenoo ricky (LLama)、アートワークはmy letterのおざわさよこ、MVの制作には浜田淳(Lainy J Groove / Sawa Angstrom)を起用。チームとしてのグルーヴがより強固なものになったことだろう。リリース日である10月3日(土)には〈京都こども文化会館〉にてリリースワンマンライブも開催予定。当日はsenoo rickyをはじめ、レコーディングに参加したメンバーが集結する豪華な一日を作り上げる。音源はもちろんだが、今年だからこそぜひ生でライブを体感してほしい。
従来の価値観が通用しなくなった2020年、本当に必要なものや、生きることに対してよりいっそう立ち向かうことになった人は多いはずだ。竹上久美子ももちろんその一人だ。本アルバムに彼女が込めた哲学は、あなたの“生活“にも寄り添ってくれるだろう。
空気振動
アーティスト:竹上久美子
仕様:デジタル版(配信ダウンロード・ストリーミング)
限定紙ジャケ盤 (ライブ会場・オンラインショップ限定 / 特典つき )
発売:2020年10月3日
価格:¥3,000(税込)
収録曲
1. White new shoes
2.空気振動
3.トリスタン to イゾルデ
4.IRO
5.Lila
6.TRIP,ESCAPE
7.Crossover(album ver.)
8.24H(album ver.)
9.はしっこのまち
竹上久美子
幼少より音楽に囲まれた環境で育ち、小学校2年の時に学芸会の劇中歌を担当したことをキッカケに作曲をスタート。
以後、中高では吹奏楽部、大学時代は立命館大学の軽音サークルに所属し、ルーツミュージックを主軸にパンク / テクノ / プログレ / USインディー / オルタナ / クラシックなど多種多様な音楽に触れ、独自のポップスを培ってゆく。大学卒業後は、主に音楽作家として地元京都のCMソングやテーマソングなどを多数手がけ、ラジオパーソナリティーとしても活動。
2011年にフルアルバム「助走とロンド」を全国リリース後、2013年に出産・育児を経て2015年に復帰第一弾「many many many!!!」、2016年には空中ループやアベフミヒコ(SIRMO STAD)とコラボレーションしたE.P.「種を蒔く朝」を発表。2017年、吉岡哲志(studio INO)やトラックメイカー&映像ディレクター浜田淳を中心とした京都のチームで制作したフルアルバム「slow boat』をwaikiki recordよりリリース。東京・京都でのワンマンライブ開催や、主催フェス「これフェス」の開催など、精力的にlive活動を行う。
2020年10月3日、3年ぶりのフルアルバム『空気振動』をリリース。
『空気振動』リリースワンマンlive
日時 | 2020年10月3日(土) open16:00 / start17:00 |
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会場 | 京都こども文化会館(エンゼルハウス)小ホール |
出演 | 竹上久美子Chamber Orchestra
Pf&Vo/竹上久美子 Dr&Cho/senoo ricky(LLama) Tuba&Eup&Tp/ヒロ・シバタ Cho&Gt/林愛果(CAPRICE) Contrabass/藤井都督(LLama) Violin/川瀬麻日香(CAPRICE) |
料金 | 予約無料(限定25名)※受付終了
※翌日10月4日17:00よりYouTubeにて無料公開(
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WRITER
- 岡安 いつ美
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昭和最後の大晦日生まれのAB型。大学卒業後に茨城から上洛、京都在住。フォトグラファーをメインに、ライター、編集等アンテナではいろんなことをしています。いつかオースティンに住みたい。
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