劇団子供鉅人座長・益山貴司によるワークショップが10/10MTRL KYOTOにて開催
現在京都市内の各所で行っているアンテナ×ミノウラヒロキ企画『よなよないと』で劇団子供鉅人座長・益山貴司によるワークショップが開催されることが決定した。
今回のワークショップは、”「あれ」や「それ」の指示語のみで構成された、同じ台本でチームに分かれて演劇を行う”というもの。 身体を動かしながら、”言葉”に頼らないコミュニケーションに、演劇を通じて挑戦してみませんか。
あまり演劇に触れたことのない方などもぜひこの機会にご参加ください!新しい世界が切り開けるかも?
開催概要
人類の進化は”言葉”から始まったと言っても過言ではありません。言葉を習得することにより、知識の共有・蓄積が可能となり、文化やテクノロジーの発展に繋がりました。近年のコミュニケーションは電話や会話から、SNSやアプリへと形を変えていますが、継続してそこには”言葉”が存在しています。もしこの便利な”言葉”が制限されてしまうとしたら、私達はどのようにコミュニケーションを取ればよいのでしょうか。今回企画するワークショップは、”「あれ」や「それ」の指示語のみで構成された、同じ台本でチームに分かれて演劇を行う”というもの。同じ指示語をどのように他のチームと差別化するのか。普段当たり前に使用できているものが制限されることで、新しい手法が生まれるのではないかと思うのです。
どうすれば自分の考えを、その場にいる全員にうまく伝えられるのでしょうか。そもそも私達のコミュニケーションは、”言葉”がベストなツールなのでしょうか。改めて”言葉”に頼らない、新しいコミュニケーションを考えるきっかけを作りたいと思います。身体を動かしながら、”言葉”に頼らないコミュニケーションに、演劇を通じて挑戦してみませんか。
ワークについて
身体を使う簡単なエクササイズを通して心身をほぐし、その後、「あれ」や「それ」など指示語で構成された短い台本を使用したクリエイションをします。参加者には3~4人のチームに分かれ、各チームで指示語の内容を決めながら作品を創作していただきます。全チームで同じ台本を使用しながら、各チームで変化する内容をチーム同士で比較検討し、演出家からもサジェスチョンも行います。
講師について
益山貴司(劇作家・演出家・俳優)
劇団子供鉅人代表。これまで、劇団のほとんど全ての作・演出を行う。 お化けと女の子に怯える幼少期を過ごした後、20世紀の終わり頃に演劇活動を開始する。 作風は作品ごとに異なり、静かな会話劇からにぎやかな音楽劇までオールジャンルこなす。 一貫しているのは「人間存在の悲しみと可笑しさ」を追求することである。
URL:http://www.kodomokyojin.com/
よなよないとについて
フリーペーパー/WEBマガジンを運営する『アンテナ』とボロフェスタや企画屋UTAGEなどで活躍するミノウラヒロキの合同イベント“よなよないと”開催決定!
『普段とは違う使い方』をコンセプトに、普段ライブを行わない環境でのライブイベントや、ライブハウスでライブ以外のことをするイベントなどを用意しました。今までに出会うことのなかったこととの接点を作り上げます。
日時 | 2016年10月10日(月祝) |
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会場 | MTRL KYOTO(京都市下京区富小路五条下ル) |
料金 | ¥2,000 |
定員 | 15名 |
WRITER
- 岡安 いつ美
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昭和最後の大晦日生まれのAB型。大学卒業後に茨城から上洛、京都在住。フォトグラファーをメインに、ライター、編集等アンテナではいろんなことをしています。いつかオースティンに住みたい。
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