I’mdifficult 我是機車少女 JAPAN TOUR
2023年4月にはMen I Trustの台北公演の前座に抜擢、「ネクスト落日飛車」と呼び声高いのは、台北を拠点に活動するI’mdifficult 我是機車少女のことだ。
I’mdifficult 我是機車少女はボストンで音楽を学んだVo. 凌元耕(アーネスト・リン)を中心として、2018年に台北で結成された4人組のオルタナティブ・バンド。結成当初から実験性溢れるサウンドが話題になり、台湾インディーシーンでも注目を集めていた。いわゆる台湾インディーらしい浮遊感のある空気をまとっている1stアルバム『Not Your Wet Dream』では中国語・英語・日本語をミックスした“Yume”などが収録され、彼らの実験的嗜好が体感できるアルバムだった。
コロナ禍を経て2021年のリリースの『25』でも1stで見えていた実験性はそのままに、力強いオルタナティブロックへと変容を遂げたのが印象的だ。クラシックとソウル、ファンク、R&Bといった彼らが元々持つ下地は健在。思わず踊り出さずにはいられないネオソウル、シティポップに楽曲を仕上げるセンスには脱帽だ。この2年でさらに垢抜けたといっても過言ではない。
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そんな彼らの満を持しての初日本ツアーが決定した。関西公演は兵庫県三田市で開催される『ONE MUSIC CAMP 2023』と京都〈UrBANGUILD〉の2箇所で開催される。京都公演ではシンガーソングライター・YeYeが出演予定だ。男女ツインボーカルのスリリングな掛け合いはライブでこそ堪能できるだろう。台湾インディーズの最先端の今をぜひ会場で。
I’mdifficult 我是機車少女
2018年結成のオルタナティヴポップバンド「I’mdifficult 我是機車少女」。
凌元耕Ernest Ling(ボーカル/キーボード)、dotzio(ボーカル/シンセサイザー)、王沂紳(ボーカル/ギター)、呂仲林(ドラム)の4人から構成。ネオソウルやR&Bをベースにしつつもそのオルタナティヴで実験性溢れる音楽センスが早々に話題となり、いに今年4月にはMen I Trustの台北公演の前座に抜擢されるなど、徐々に頭角を現しつつある台湾インディ期待のバンド。才気溢れる男女ボーカルのスリリングな掛け合いも見どころの一つで、ライブパフォーマンスも群を抜いており、今回満を辞しての初来日ツアーとなる!
我是機車少女i’mdifficult JAPAN TOUR
8月25日(金)福岡 〈CAFFE OTTO ROOF TOP GARDEN〉※
8月27日(日)兵庫『ONE MUSIC CAMP』
8月28日(月) 京都〈UrBANGUILD〉 w/YeYe
8月29日(火)松本〈give me little more.〉w/TANGINGUGUN
8月30日(水)名古屋〈KDJAPON〉w/ラッキーオールドサン
8月31日(木)東京〈月見ル君想フ〉 w/んoon
9月2日(土)東京〈7th floor〉※
公演詳細:https://www.bigromanticrecords.com/single-post/imdifficult2023
※comeropewayとのSplit EPリリースイベント
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WRITER
- 岡安 いつ美
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昭和最後の大晦日生まれのAB型。大学卒業後に茨城から上洛、京都在住。フォトグラファーをメインに、ライター、編集等アンテナではいろんなことをしています。いつかオースティンに住みたい。
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