林勇気とSTUDIO MONAKAが展覧会「時間と光と」を1000KITA HIROBAで開催
千本北大路にある1000KITA HIROBAで、林勇気とSTUDIO MONAKAによる展覧会「時間と光と」が8/27 (土)〜9/9 (金) に行われます。この展覧会はアートイベントFEEL KYOTO 2016の一環としての開催となり、9月後半には別のアーティストを迎えての第二弾が予定されています。
1000KITA HIROBAは地域の開放スペースとして、建築家グループであるSTUDIO MONAKAが運営し、地域団体のイベントからパーティー、展覧会や教室、お祭りなど、地域活動に開放し町との接点をもち、緩やかなコミュニティーの形成を行ってきました。
今回の展示では「境界線」をひとつのテーマとし、建築と映像で内と外の境界の光と時間の行ききを視覚化する試みます。日の入りでの境界線の移ろぎを眺めていると、時間が経つのも忘れてしまいそうな展示となりそうです。
【開催に向けて】
今回、京都の西側のスペースを中心に点ト点で結ぶアートイベントFEEL KYOTO 2016の会場として展覧会の企画運営をSTUDIOMONAKAがおこなっています。
第一弾として、映像作家 林勇気とSTUDIOMONAKAのコラボレーションでインスタレーションおこうことになりました。
林勇気は大量の写真データからひとつひとつ画像を切り抜き、アニメーションを制作しています。
本人の出生地が京都の四条大宮であり、今回のイベントの開催地域と合致すること、また会場である1000KITA HIROBAの特徴であるファサードのテントは映像を投影するスクリーンと捉えることもできます。そんなスクリーンをとおして地域とスペースをつないぐ作家として林勇気さんが適任あると考えお願いすることになりました。
展示準備中から、通りすがりの小さなお客さんが立ち寄り楽しんで帰ってくれています。
子供からお年寄りまで、体験することで楽しめる空間を用意しているのでぜひお立ち寄りください。
林勇気 (映像作家)
主な個展
2008年 「世界の終り the end of the world」(世田谷ものづくり学校 IID gallery / 東京)
2011年「あること being/something」(兵庫県立美術館 / 神戸)
2016年「電源を切ると何もみえなくなる事」(京都芸術センター / 京都)
STUDIO MONAKA (建築家)
2009年 岡山泰士・森田修平による建築ユニットmono.を設立
2012年 「art & life 生きるための家展」(東京都美術館 / 東京)
2015年 仲本兼一郎が加わりSTUDIO MONAKAに改名
日時 | 2016年8月27日 (土) ~ 2016年9月9日 (金) 18:00 ~ 21:00 |
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会場 | 1000KITA HIROBA |
料金 | 無料 |
WRITER
- 岡安 いつ美
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昭和最後の大晦日生まれのAB型。大学卒業後に茨城から上洛、京都在住。フォトグラファーをメインに、ライター、編集等アンテナではいろんなことをしています。いつかオースティンに住みたい。
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