安住の地 第7回本公演『いきてるみ』
京都を拠点に活動する安住の地が、第7回本公演『いきてるみ』を開催する。6月18日(金)には公式Youtubeアカウントにてリーディング公演を配信、7月15日(木)から19日(月)にかけては、〈THEATRE E9 KYOTO〉での上演が決定している。
2017年の旗揚げ公演『渓谷メトロポリス化計画』から、演劇を主軸としながらも、音楽や写真、映像、ファッションとさまざまなカルチャーとコラボレーションした作品を発表している安住の地。過去には、写真家・manimaniumや、YouTuber・パオパオチャンネル ぶんけいなど多くのアーティストとの共作を発表。セントラル・セント・マーチンズ出身のファッションデザイナー・YushoKobayashiと共作した『異郷を羽織る-Drape the strange land-』では、「衣服と移民」という観点から「私とダイバーシティ」にせまる英語劇を、イギリス・ドイツ・日本の3ヶ国で上演した。
今回発表される本作は、私道かぴが作・演出を担い、『身体』にフォーカスをあてる。コロナ禍の影響により、他人の身体を間近に感じる機会が激減したこの状況下だからこそ、「痛み」や「体温」といった感覚を強く実感できる作品となっている。「身体」を巡る4つの物語を通じて、あなたの感覚は研ぎ澄まされるのではないだろうか。
あらすじ
腕を見つけた負傷者は、まじまじ見つめ戸惑い思う。
進化を見世物にする研究者は、身体を眺めにやにや笑う。
人のケガを見ても「痛そう」と感じない医師は、ちぎれたぬいぐるみを見て泣いてしまう作業員の気持ちがわからない。
あなたの痛みも苦しみも、他人だからわかりっこない。
わかりっこないけど、ないから、こうして身体のまわりに集まってみませんか?
これは、誰でもないあなたの身体を巡る4つの物語。
安住の地
京都を拠点に活動している劇団 / アーティストグループ。2017年旗揚げ。現在は12名のメンバーで活動している。演劇を主に置きながら、音楽・写真・映像・ファッションなど、様々なカルチャーとコラボレーションし「ミクストメディ ア」な作品を発表し続けている。
複数の作家と多ジャンルで活動する俳優が集い、ひとつの作品を組み立てていくスタイルは、SF劇・コメディ・メディアアート劇・音楽劇・無言劇など幅広く展開し、新感覚でカオティックな劇体験を生み出している。
INFORMATION
公演日程 | 2021年7月15日(木)18:30
※16日(金)13:00は無観客配信となります。 |
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会場 | THEATRE E9 KYOTO |
料金 | 一般|¥3,000(当日+¥500)
【特別チケット】 |
チケット予約 | |
キャスト | 中村彩乃 |
スタッフ | 作・演出:私道かぴ |
クレジット | 主催・企画製作|安住の地 |
イベントページ | |
お問い合わせ | 安住の地制作 |
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地域に根ざした世界中のインディペンデントな「人・もの・こと・場所」をおもしろがり、文化が持つ可能性を模索するためのメディアANTENNAです。
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