しもなかもなか 個展『逆立ちドローイングvol.2』
しもなかもなかの個展『逆立ちドローイングvol.2』が、7月20日(火)から、京都東山の〈KUNST ARZT〉にて開催される。
逆立ちをしながら筆を口に咥えて描く、という非常にインパクトのある方法でドローイングする彼女。油絵を学んでいた芸大時代の授業で出た「重力を生かして作品をつくる」という課題がきっかけとなり、逆立ちドローイングを始めたそうだ。人に絵筆を咥えさせてもらい、バランスを取りながら描かれる線は、想定外の方向に進んでいく。コントロールされずに出来上がった作品は、偶然性に溢れたユニークな形を生み出すのだ。
昨年に引き続き、2回目となる本会場での個展。メインスペースでは、逆立ちドローイングで出来上がった絵画作品と、その記録動画を展示。一方サブルームでは、手で描いた「うねうね」シリーズの絵画作品群を展示する。自由と不自由、口に咥えた筆と手、「うねうね」してしまう状況と「うねうね」させる状況、それぞれの違いを対比させながら鑑賞するのも面白いのではないだろうか。
アーティスト・ステイトメント
美大に在学時、
「重力を活かした作品を作りましょう。」
そんな課題が出た。
それ以来、私はしたい時に、したい場所で
逆立ちドローイングを行なっている。
逆立ちをして、口に咥えた筆を動かす。
体のバランスをとりながらドローイングを
するのは、コントロールが出来ず、
筆は想定外の方向へ進む。
その不慣れな感覚から、
偶然が面白い線を生み出すのが、
逆立ちドローイング の良さだと感じている。
INFORMATION
日時 | 2021年7月20日(火)〜2021年7月25日(日) |
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会場 | KUNST ARZT(クンスト・アルツト) |
出展作家 | |
KUNST ARZT しもなかもなかページ | |
お問い合わせ |
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地域に根ざした世界中のインディペンデントな「人・もの・こと・場所」をおもしろがり、文化が持つ可能性を模索するためのメディアANTENNAです。
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