中川裕貴『Autoplay and Autopsy』
中川裕貴によるライブパフォーマンスと展覧会が、7月5日(月)から5日間、京都木屋町の〈UrBANGUILD〉で開催される。
チェロを主とした演奏活動や、作曲と演出、そしてさまざまなアーティストとの共演を重ねてきた中川裕貴。昨今では特に「美術」との関わりを深め、2021年には既に2つの展覧会にてサウンドインスタレーションの発表を行っている。
インスタレーションでは、壊れたチェロにさまざまなパーツを取り付け、自動演奏するようにした装置が使われる。これは事故で破損してしまった中川のチェロを使用した「自動演奏機構」だ。「楽器」として本来もっていた役目を終えた物を再び鳴らし、楽器という構造物を変奏させることを目的としている。
今回のイベントでは、このチェロ自動演奏と中川自身のチェロパフォーマンスという二つの要素を楽しむことができる。日中は自動演奏チェロの駆動を主体とした無人のサウンドインスタレーションを、また各日の夜にはそのインスタレーション空間内で、日ごとに代わるゲストと共に特別パフォーマンスが行われる予定だ。1つの空間で、昼夜、そして日々変化していく過程を、その目で目撃してほしい。
INFORMATION
日時 | 2021年7月5日(月)〜2021年7月10日(土) |
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会場 | UrBANGUILD |
料金 | ¥1,000 (+1ドリンク代別途)
※受付でのチケットのご提示で会期中はいつでも入場可能(パフォーマンス含む) |
パフォーマンスイベント詳細 | 7月5日(DAY0):Open rehearsal
※パフォーマンスは全日19時スタート予定で60分程度の予定です。
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地域に根ざした世界中のインディペンデントな「人・もの・こと・場所」をおもしろがり、文化が持つ可能性を模索するためのメディアANTENNAです。
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