EVENT
岡安真美キュレーション Reflection
岡安真美『再生』2020
京都東山の〈KUNST ARZT〉にて、岡安真美キュレーションの作品展『Reflection』が、8月20日(金)〜29日(日)まで開催される。本展は同会場でアーティストが企画するシリーズVvK(アーティスト・キュレーション)の30回目となる。
岡安は陶器にカラフルな釉薬の粒を施し、ユニークな陰影を生み出す作品で人気を博してきた。釉薬の一粒一粒を整然とならべる表現は、東日本大震災の死者を弔うかのように開始したという。今回の展示では、この釉薬の粒を『鏡』の役割として配置し、荒川朋子と黒宮菜菜の作品を見せていく。荒川はびっしりと毛が生えた陶器や、神がかったような木彫作品で、黒宮は染料によるぼかしや滲みなどの技法を使い、時間を剥奪されたかのような作品で。3人の作品の対話を通じて、鑑賞者は現実と異界が混じり合うような世界に引き込まれていくだろう。
作品や今回の展示に関してのキーワードは、
反映 触る 溶ける 内側 外 深部 皮膜 覆う
お二人の作品と私の作品を通して
空間での対話ができればと思っています。
岡安真美(本展キュレーション、アーティスト)
INFORMATION
日時 | 2021年8月19日(金)〜2021年8月29日(日) 12:00〜18:00 月曜日休み |
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会場 | KUNST ARZT(クンスト・アルツト) |
出展作家 | |
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