集積ト収集ヲ。
二年ぶり三度目となる森丈人の個展が、京都東山の〈KUNST ARZT〉にて9月14日（火）から開催される。
京都を拠点に活動する森丈人は、さまざまな表現手法による豊かな視覚言語で人物や動物、物のカタチを抽出するアーティストだ。誰しもが経験したことのある「収集」という行為にフォーカスして、身の回りにあるモノの新たな側面を映し出す作品を作り続けている。インターネット上に無数にある画像データから人物や動物などを収集し、オブジェや絵画などに再構築した作品や、オンタイムで鑑賞者のシルエットを棚の絵にコレクションしていく試みを発表してきた。
今回の展示は、実際に存在するモノを再構築するというこれまでの方法とは異なる。自身の記憶の中に蓄積されたイメージからカタチを描き、さらに選別しコレクションするという行為自体が作品となっている。久しぶりの京都での個展、是非足を運んで鑑賞したい。
アーティスト・ステートメント＋展覧会コンセプト
収集という行為は誰しもが経験する行為である。
それはブリキの玩具であったり、昆虫標本、道端に落ちている石ころなど他人にとっては理解し難い様々なものがある。
私は今回の展示において自分の記憶の中に蓄積されたイメージから人や動物、物のカタチを描き出し、それらからカタチを選別しコレクションしていく行為を作品として表現する。
INFORMATION
| 日時 | 2021年9月14日（火）～ 2021年9月19日（日） |
|---|---|
| 会場 | KUNST ARZT（クンスト・アルツト） |
| 出展作家 | |
| イベントページ | |
| お問い合わせ |
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地域に根ざした世界中のインディペンデントな「人・もの・こと・場所」をおもしろがり、文化が持つ可能性を模索するためのメディアANTENNAです。
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昭和最後の大晦日生まれのAB型。大学卒業後に茨城から上洛、京都在住。フォトグラファーをメインに、ライター、編集等アンテナではいろんなことをしています。いつかオースティンに住みたい。
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