田中泯×森本ゆり×寄田真見乃 「音の気持とオドリの気持」-オドリ聞コエテ音見エル-
ピアノと尺八の生演奏で田中泯の踊りを堪能する『音の気持とオドリの気持 – オドリ聞コエテ音見エル – 』が、9月30日(木)〜10月3日(日)まで〈THEATRE E9 KYOTO〉にて上演される。
独自の踊りを探究し“「名付けようもないダンス」そのものでありたい”という田中泯。舞台のみならず、『たそがれ清兵衛』などの映画出演や、世界中の知識人や芸術家との数々のコラボレーションを重ね、グローバルな活躍を続けてきた。観るものの規制観念にとらわれない自由な身体表現を突き動かすのは、アンサンブル九条山などでピアニストとして活動する森本ゆりと、若き天才尺八奏者、寄田真見乃の二人だ。ピアノと楽器という古くから伝来する楽器を通して、どのような化学反応を見せてくれるのか注目したい。現代音楽から古典まで幅広い楽曲に、田中泯による即興の踊りが立ち上がる、1日として同じ景色は見られない、特別な4日間。異なる領域で目覚しい活動を展開してきた3人が集う本作、お見逃しなく。
田中泯(たなか・みん)
舞台芸術、ダンス、音楽、美術などの枠から田中泯を捉えることは難しい。「私は場所で踊るのではなく、場所を踊る。」警句の様なこの言葉は、前衛的、実験的ダンサーのプロセスの全てを言い表している。78年、パリデビューにより世界中の知識人や芸術家との数々のコラボレーションへとつながり、幅広いダンス歴は現在までに3000回を超える。’02年、映画『たそがれ清兵衛』で初映像出演。その後も国内のみならず、ハリウッドからアジア圏にわたって映画、ドラマ、映像作品に多数出演中。
Photo:Madada Inc./ Manoj Parameswaran
森本ゆり(もりもと・ゆり)
大阪音楽大学作曲専攻卒業後に渡仏、クロード・エルフェ氏に師事。“Centre Acanthes”ではクセナキス作品に取り組み、作曲家自身やラ・クロワ紙より高評を得る。仏ヴィルクローズ音楽アカデミーより招聘。帰国後アンスティチュ・フランセ関西主催ソロリサイタル・シリーズやヴィラ九条山レジデントとのコラボレーションを開始。2001年より現代音楽アンサンブルnext mushroom promotion(2005年サントリー音楽財団佐治敬三賞受賞)、2010年よりアンサンブル九条山(2019年音楽クリティッククラブ賞・大阪文化祭賞奨励賞受賞)各メンバー。国内外の作曲家達の作品初演や、映像や邦楽、コンテンポラリー・ダンス、能楽など異分野との協働も多く手掛けている。
寄田真見乃(よりた・まみの)
15歳(高校1年)より、元アメリカ・オーバリン音楽大学客員教授 谷口嘉信氏(琴古流洗心窟大師範)に師事。琴古流尺八・仏教尺八・禅尺八及び尺八学全般を学ぶ。
同時期、人間国宝 二代目 青木鈴慕氏に「琴古流尺八本曲」や「三曲合奏曲」などの直伝を受ける。さらに、世界的尺八奏者 横山勝也氏に「古伝尺八本曲・海童道(わたづみどう)道曲」や「吾妻流本曲(福田蘭童曲)」や現代曲等、鎌倉時代から続く明暗流41世児島抱庵氏の薫陶直伝を受け、各師から賞賛を受ける。異例の16歳(高校2年)で全国最年少の琴古流大師範を充許。東京藝術大学卒業。◆『NHK邦楽オーディション』合格。◆『青山音楽賞・新人賞』受賞。◆『令和元年度 京都市芸術新人賞』受賞。
INFORMATION
日時 | 2021年9月30日(木)19:00
受付開始 45分前 / 開場 30分前 |
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会場 | THEATRE E9 KYOTO |
チケット[ 自由席 / 日時指定 / 税込 ] | 一般:¥6,000
*当日券は+¥500 高校生のみ前売・当日とも同額 |
ご予約 | THEATRE E9 KYOTO |
出演 | 踊り|田中泯 ピアノ|森本ゆり 尺八|寄田真見乃 |
クレジット | 舞台監督|浜村修司 主催|THEATRE E9 KYOTO(一般社団法人アーツシード京都) |
イベントページ | |
お問い合わせ | THEATRE E9 KYOTO |
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地域に根ざした世界中のインディペンデントな「人・もの・こと・場所」をおもしろがり、文化が持つ可能性を模索するためのメディアANTENNAです。
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