COLUMN

〈ungulates〉作品ガイド

レーベルオーナーKou Nakagawaさんのインタビューと併せて、ANTENNAライター勢に外部寄稿も加えた9名のライターによる、〈ungulates〉の全18作品のガイドを公開。エモやハードコアを起点としながら様々な広がりを見せるレーベルの歩みをぜひご覧あれ!

MUSIC 2022.12.23 Written By 阿部 仁知

〈ungulates〉レーベルオーナーKou Nakagawaさんのインタビューはこちらから!

保護中: お互いをリスペクトし合いながら切磋琢磨する〈ungulates〉の在り方とは?オーナーKou Nakagawaインタビュー

『Good News』クレイマン・クレイマン

仕様:デジタル/ CD

発売日:2013年10月9日

レーベル:ungulates

〈ungulates〉始動のきっかけともなった、4人組バンドのクレイマン・クレイマンによる2013年のアルバム。変拍子がさりげなく織り交ぜられ、ギターやドラムはマスロックの手触りも感じさせる本作。だが加藤生(Vo / Gt)のカラッとしたキレのいい歌声と、現在はソロアーティストとして活躍する中村歩己(Ayumi Nakamura)のアイリッシュ風味のメロディオンが絡み合い、生み出される音像は込み入った印象もなく爽やかだ。この聴き味は京都のRibet townsなども想起させるが、クレイマン・クレイマンはよりシンプルにバンドサウンドが生み出すロマンスを楽しんでいるように聴こえる。作品性と大衆性の兼ね合わせというのは表現者にとって永遠の命題だろうが、〈ungulates〉がポップミュージックと向き合う基本姿勢がこのファーストリリースからも垣間見られる。(阿部仁知)

『Houi』POINT HOPE

仕様:デジタル
発売日:2018年7月1日
レーベル:ungulates

本文はこちらから。

保護中: POINT HOPE『Houi』 – 美しさと激しさが絡まり生まれたサウンドは、私たちの日常を描き彩る

『Nya Slussen』Det Är Därför Vi Bygger Städer

仕様:デジタル / LP
発売日:2020年4月12日
レーベル:ungulates / Dingleberry / Left Hand Label / Missed Out Records / See You Next Summer / Zilpzalp Records

スウェーデンのストックホルムを拠点とするバンドDet Är Därför Vi Bygger Städer(デット・アル・ダルフォル・ヴィ・ビガー・スターダー)のアルバムで、アメリカやドイツ、イギリスなど〈ungulates〉も含めた6レーベルが共同リリースした。耳慣れないスウェーデン語のボーカルも不思議と馴染み、ビリー・コーガン(The Smashing Punmpkins)がエモっ気にやられてやけっぱちになってるような歌声に、妙な親しみを覚えてならない。バンドサウンドも迫真ながらどこか間の抜けたような質感も同居している絶妙な塩梅で、変拍子多用のヘヴィなプログレッシヴでもあり、しっとりとメロディアスに聴かせる歌モノの側面も見せる。11曲26分という詰め込んだ構成ながら、バンドサウンドの奥行きを存分に発揮した意欲作だ。(阿部仁知)

『as a sketch pad』as a sketch pad

仕様:デジタル / カセット
発売日:2020年5月26日
レーベル:ungulates

多国籍4人組バンドas a sketch padのEP作品。本ガイドでも多数のバンドで叩いているコウ(Kou Nakagawa)のドラムも心なしか跳ねているようで、好奇心が引き寄せ合う〈ungulates〉の姿を体現したバンドといえるだろう。メンバーが共通するくだらない1日やInjury Tapeとの類似点も感じさせつつ、どことなく倦怠感を滲ませるアンディの歌声やチリチリしたLo-Fiな響きがグッとくるギターなど、Sonic YouthやDinosaur Jr.直系のオルタナ/グランジへの郷愁漂うアプローチが清々しい作品だ。ちなみにしばらくリリースのなかったこのバンドだが、アメリカにいたアンディはこの秋から留学で東京に来ているそうで、彼のバンドWorst Party Everも含めたas a sketch padの新たな展開に期待が高まる。(阿部仁知)

『Hate / Love』Bennu is a Heron

仕様:デジタル / CD / LP / カセット
発売日:2020年10月10日
レーベル:ungulates / Qiisnacks Records / 22 Records

中国・広州の5人組激情ハードコアバンドBennu is a Heron(ベンヌ・イズ・ア・ヘロン)の作品で、中国・台湾・日本の〈ungulates〉の3レーベルで共同リリースされた一枚。一口に激情といっても、そのアプローチは実に多種多様だ。みずみずしい“intro”から一転、“直至今日我们仍在欺骗自己”の強烈なシャウトにぶちのめされたかと思ったら、ミクスチャーロックの感触も持ち込んだ“暗​夜​流​明”へと展開。泣きのメロディとポエトリーリーディングに哀愁のギターとシャウトが交錯する“善终”など、その豊富な引き出しに驚かされるばかり。たくさんの要素が後半にかけてアンセミックな歌に昇華されていくカタルシスは、まさに「憎悪 / 愛情」という背反するようでいて渾然一体とした姿を描いている。エモやハードコアを起点に広がりを捉える〈ungulates〉がリリースに関わったのも納得のいく作品だ。(阿部仁知)

『Split』くだらない1日 / ANORAK!

仕様:デジタル / カセット
発売日:2021年2月14日
レーベル:ungulates

〈ungulates〉最初のスプリット作品。くだらない1日の“力水”はここが初出だが、冒頭の東京に行ったら嫌でも耳にする電車の発着音は、憧れの象徴か渇望のモチーフか。高値ダイスケ(Vo / Gt)が掛け持ちで活動しているas a sketch padでも別のジングルを用いている様子を見ると、福岡から出てきた彼にとってよほど強い印象があることが窺える。そういった当時の心情も含め、『rebound』(2022年)収録曲とも違うオルタナ感が漂う“たぶんそうですね”など、1年の変化を聴き比べてみるのも一興だ。後半は11月にセルフタイトルの1stアルバムをリリースしたANORAK!。1分に満たないインディーポップ“Socks”や直球のメロコア調“Call Me By Your Name”、英語詞から一転して日本語の響きがみずみずしい“浮かない顔のまま”と3曲で違った情感を描いている様子は、一口で語れないこのバンドの強さを感じさせる。ちなみにTomoho Maeda(Vo /Gt)は当時くだらない1日のギターでもあり、目まぐるしく流動する〈ungulates〉の当時をキャプチャーしているという意味でも今こそ振り返りたい作品だ。(阿部仁知)

『生きていたら逢いましょう』とがる

仕様:デジタル / カセット
発売日:2021年5月27日
レーベル:ungulates

なんのエクスキューズもなくまっすぐに目の前と向き合うとがるの音楽に触れていると、「自分は身近な人や出来事、自分自身を大切できているのか?きちんと真摯に向き合えているか?」と痛感させられる。それは世間が“普通の人たち / 普通の感覚”と呼ぶものに対して「本当にそれが全てなのか?」という意思表明に近い。何かに反抗するのではなく、ただ強く「自分はこうだから」とぶれない軸を鳴らしているのがナカニシイモウ(Vo / Gt)の音楽だ。それは“今までなかったジャンルレスなオルタナティヴバンド”と言いたくなるもので、オルタナでもありJ-POPでもある絶妙なハイブリット感覚が通底している。ジャンルとしてエモ・オルタナシューゲイズと括られるらしい。その根底は、音としての定義付けというよりも、とてもボーダレスな感覚であることに気がつく。この感覚は続くセカンドアルバムにてさらに大きく飛躍することになるのだが、それはまた後の話。ライブハウスから大きな音で鳴り続けていく未来への期待感。それは彼らが奏でる、フロアにいる一人ひとりのスタンスや生き方を照らしてくれる、とがるなりの「光」なのかもしれない。(増田ダイスケ(サテツマガジン)

『3​-​Way Split』くだらない1日 / Hulica / Cues

仕様:デジタル / カセット
発売日:2021年7月23日
レーベル:ungulates / KAT Rekords / Tired Records

くだらない1日、Hulica(インドネシア)、Cues(シンガポール)の3バンドが2曲ずつ収録したスプリット作品で、エモやマスロックといった共通項を感じさせつつもそのアプローチは三者三様。ジャジーなエレガンスも織り交ぜたキレのいいギターとドラスティックな展開力が光るHulicaに、トロピカルだがどこかダークな風土を感じさせるインストのCues。2バンドに引っ張られてか、心なしかギタースケールに東南アジアのテイストも感じる“take me to the ona fest”がまばゆいくだらない1日と、それぞれ刺激し合う三者の交錯がとてもスリリングだ。一つのバンドから広がりを描いていくスプリット作品の醍醐味が詰まった好リリースで、インタビューで「アジア圏のつながりを意識していきたい」と話してくれた〈ungulates〉にとっても象徴的な作品だ。(阿部仁知)

『downt』downt

仕様:デジタル / CD / カセット
発売日:2021年10月1日
レーベル:ungulates

誰しも一人になりたい時があるだろう。誰にも言えないようなドロドロしたものを抱え、やり場のない怒りに打ち震える時もあるだろう。踏切の音からはじまるdowntの1stアルバム『downt』は、そんなどこにでもいる俺らの日常に寄り添ってくれるようなサウンドトラックだ。自分たちはどんな音を出せるのかを知りたくて創りはじめたというこの音源集。バンドを組むのが初めてだった富樫(Vo / Gt)が持ち込んだギターリフとメロディを、mynameis…やFugaziから、くだらない1日、ANORAK!といったungulatesの仲間たち、膨大な参照源から発展させた後に凝縮し研ぎ澄まされた音像は、2021年の空気感もパッケージしたこの瞬間にしか生み出せなかった解。最初に完成しサウンドの方向性を決定づけた“AM4:50”をはじめ全8曲、大切な起点の作品として永遠に聴き継がれていくことだろう。(三浦孝文(fujirockers.org / LIM PRESS))

『Dark Ritual』Shapeshifter

仕様:デジタル / CD / カセット
発売日:2022年1月7日
レーベル:ungulates

2020年に結成され、パワーヴァイオレンス/グラインドコアを軸に隣接する各ジャンルとのクロスオーバーの実現を表明するShapeshifter。ノイズにまみれ、エッジが立ったギターサウンドに、地面を揺らすようなグロウル。NOISE ROOMのシゲをエンジニアに起用したことも、より自身のサウンドに破壊、狂乱、攻撃性をサウンドに求めたからに違いない。だがそのノイズの裏で聞き取れるサウンドは実はとてもポップなもので、特に“Rust”はその顕著な例であろう。最初のアコースティックなギターサウンドはメロディアスであり、そのコードのままサウンドを展開していく。無秩序に見えながら、構築されているShapeshifterの音楽。そのメロディは、最新作“Enslaved”にも引き継がれている。(マーガレット安井)

『Songs I Mailed To Myself』Injury Tape

仕様:デジタル / CD / カセット
発売日:2022年3月18日
レーベル:ungulates

as a sketch pad、くだらない1日、AGATHAなど各々の活動を行うバンドメンバーで構成されたオルタナバンドInjury Tapeの1stアルバム。「Songs」と名づけたこともあり、クリス(Vo / Gt)の歌声がとにかくいい。力強いサウンドでありながらメロディアスで情緒的なサウンドは、PenfoldやChristie Front Driveといった90年代EMOといわれたバンド群を引き合いに出してもいいだろう。だが、そのようなサウンドに全く埋もれず、力強さの中にどこか哀しさや寂しさを感じさせるボーカリングが素晴らしい。特にクリスの弾き語りである“Art Song”の歌声はひときわその寂しさが感じられ、泣き虫ロックとよばれたWeezerのリヴァース・クオモの面影を思わせる。(マーガレット安井)

『rebound』くだらない1日

仕様:デジタル / CD / LP / カセット
発売日:2022年4月29日
レーベル:ungulates / Dog Knights Productions

本文はこちら。

保護中: くだらない1日『rebound』 – くだらない日々を迷い翔けるヒーローの肖像

『Split』soccer. / 音速ばばあ

仕様:デジタル / CD / カセット
発売日:2022年5月20日
レーベル:ungulates

共に2021年に活動を開始した、東京拠点のエモバンドsoccer.と、今年はフジロックにも出演した茨城拠点のインディーロックバンド音速ばばあによる2曲ずつのスプリット作品。英詞による強烈なシンガロングパートを擁した前者と、日本語詞で青臭くもしわがれた声が真っすぐ届いてくる後者と歌のアプローチは対照的だ。しかし性急なビートときらびやかなギターアルぺジオが共鳴しており、それぞれ人気曲と新曲を持ち寄った作品とは言え、一つの作品として聴けてしまう。特にsoccer.が The Summer Will Be Here Soon”で〈Though I know you don’t listen to emo / How happy I am if I could see you in my dream〉と彼らの音楽に対する基本姿勢を示すようなフレーズを繰り返し叫ぶところから、「これぞエモ」と唸ってしまうギターフレーズで音速ばばあの“Youth”になだれ込む美しさよ!サウンドの特徴にはCap‘n Jazzを思い起こしたが、本レーベルのミュージシャン同士がゆるやかに連帯している精神性はキンセラ兄弟のファミリーツリーとも重ね合わせることができるかもしれない。(峯大貴)

『SAKANA e​.​p.』downt

仕様:デジタル / CD / カセット
発売日:2022年6月5日
レーベル:ungulates

本文はこちらから。

downt『SAKANA e.p.』 – 今しかできないことを凝縮した鋭利なバンドサウンド

『Strata』Ayumi Nakamura

仕様:デジタル / CD / カセット
発売日:2022年7月15日
レーベル:ungulates

中川(Kou Nakagawa)もメンバーであるPOINT HOPEとしても活動している中村歩己。彼のソロプロジェクトとしてAyumi Nakamura名義でリリースされたのが『Strata』だ。1曲目の“Morning”から特徴的なのが、くり返されるギターのアルペジオに、彼の優しく響きのある歌声が心地よく重なっていること。彼がアルバムにつけた“Strata”という意味を表現するように、ラストの“Blue Yonder”まで、楽器の数が増えても一つひとつの音の層が見えるような立体感がある。でもそれだけでなく、音の響きが境界線を柔らかにぼかし合うことで、まるで夜から朝に変わる時の空のグラデーションのような美しい情景を描き出しているのだ。彼の目指す音の造形はぶれることなく、バンドとは違うつくり手としての一面を感じることができる1枚だといえるだろう。(乾和代)

『これで最期』とがる

仕様:デジタル / CD
発売日:2022年7月22日
レーベル:ungulates

2019年に4人組バンドとして結成。現在はナカニシイモウによるソロ・プロジェクトの2ndアルバム。「青春の終わり」をコンセプトとしているが、甘酸っぱさやモラトリアムは見られない。自分の現在地を見いだせないまま過去にも戻れないことを悟り、のたうち回るような退廃的な世界が広がっている。自身の音楽性として「モダン・グランジ」と掲げているが、「ポスト・グランジ」ではないところが言い得て妙。轟音のギターリフが核なのは間違いないが、シューゲイザーやトリップ・ホップが時折顔を見せるし、最終曲“Last Blues”はエモトラップをバンドサウンドで咀嚼している。サウンドの意匠ではなく、今グランジなる音楽を体現するなら何を掛け合わせるかというメソッドに着目したところに独自の感性が見て取れる。レコーディングにはdownt、夜に駆ける、くぐり、 くだらない1日のメンバーも参加。とりわけ“Blue Boy”、“生きた証”、“ひかりは暗い”などで聴くことができるdowntの富樫の聡明なコーラスが本作に豊かな彩りを加えている。中西による陰りのある声とのコントラストはSUPERCARなんかも彷彿とした。(峯大貴)

『Till The End (10th Anniversary Edition)』Curve

仕様:デジタル / CD / カセット
発売日:2022年8月26日
レーベル:ungulates

本文はこちら。

保護中: Curve『till the end(10th Anniversary Edition)』 – 自分の中から呼び起こされる、終わりまで駆け抜けるためのエナジー

『Lac (rima)』Lacrima

仕様:デジタル / CD / カセット
発売日:2022年8月4日
レーベル:ungulates

東京を拠点に活動する4ピースのマスロック・ポストロックバンドLacrimaの自主制作の4曲入り1st EP『Lac(rima)』。yu’reのギターのコタニシブキがレコーディング、ミックスからマスタリングまでを手掛け、カセットテープ・CD・配信でのリリースとなっている。M3“#4(木月)”は5分44秒の中で整然としたギターリフから轟音の中で咽びが聞こえ、また静かなギターリフの繰り返しに戻っていく展開。1曲の中で自然の美しさと恐ろしさ、人力を超越したものを見せてくれるのは、人が支配しようとした自然に再び人の力で報いようと矛盾した行動をする今を冷静に表現しているようだ。作り出す音と詩、自然との距離感はPeople In The boxを思わせる。ベースが流れる川なら、ドラムは光を反射する水しぶき、2本のギターはその中を泳ぐ大量の魚が泳いで海に流れ着くまで。荒れる日もあれば、穏やかな日もある、そんな感じの1枚。(柴田真希)

WRITER

RECENT POST

REVIEW
くだらない1日『どいつもこいつも』 – 新章を告げる、高値ダイスケの詩情とバンドの確かな…
REVIEW
downt『Underlight & Aftertime』- 紆余の中、やりきれない閉塞か…
REPORT
駆け抜けた一年の果てにとがると見た光 – 12カ月連続企画『GUITAR』Vol.12 ライブレポー…
REVIEW
とがる『この愛が終わったら、さようなら。』 -別れと向き合いながら、それでも共に生きていこうとする
REPORT
【もっと身近なクラブカルチャー】vol.7 BRITISH PAVILION OSAKA
REPORT
余暇の別府を満喫する、ユニバーサル観光×クリエイティブ -『おんせん都市型音楽祭 いい湯だな!』イベ…
INTERVIEW
建物を設計・デザインするように曲を作れたら – aldo van eyckインタビュー
INTERVIEW
この苦難の先にGREENJAMがたどり着いた「表現のプラットフォーム」10年目の現在地
INTERVIEW
新フェスティバル『ARIFUJI WEEKENDERS』が描く、自然に囲まれた気軽な週末体験
INTERVIEW
お互いをリスペクトし合いながら切磋琢磨する〈ungulates〉の在り方とは?オーナーKou Nak…
REVIEW
くだらない1日『rebound』 – くだらない日々を迷い翔けるヒーローの肖像
REPORT
ボロフェスタ2022 Day2(11/4 KBS+METRO)- 変わらず全力が似合う21年目の第一…
REVIEW
downt『SAKANA e.p.』 – 今しかできないことを凝縮した鋭利なバンドサウン…
INTERVIEW
【もっと身近なクラブカルチャー】vol.6 Gift
REVIEW
G’ndL『Crocodiles』 – 憂いも迷いも喜びもみんな夢の中
INTERVIEW
今のドイツを国外や他の世代に。『RISIKO』が描くカルチャーの肌触り
INTERVIEW
デモ音源にみる隠せないこだわり アーティストの原点に迫る試聴座談会 with HOLIDAY! RE…
REPORT
阿部仁知が見たボロフェスタ2021 Day6 – 2021.11.7
REPORT
阿部仁知が見たボロフェスタ2021 Day1 – 2021.10.29
INTERVIEW
Radioheadのファミリーに憧れて。OAS / Radiohead Nightが描くファンベース…
REPORT
Radiohead Night @ESAKA MUSE イベントレポート
REPORT
【もっと身近なクラブカルチャー】vol.5 SUNNY SUNDAY SMILE
REVIEW
NEHANN – New Metropolis
REVIEW
Deep Sea Diving Club – SUNSET CHEEKS feat. M…
INTERVIEW
【もっと身近なクラブカルチャー】vol.4:SCHOOL IN LONDON
REVIEW
black midi – Cavalcade
REVIEW
nape’s – embrace foolish love
COLUMN
歌い継がれるエヴァーグリーン|テーマで読み解く現代の歌詞
REPORT
阿部仁知が見たナノボロフェスタ 2020
REVIEW
VANILLA.6 – VANILLA.6
SPOT
Irish pub Shamrock ‘N’ Roll Star
REPORT
【もっと身近なクラブカルチャー】vol.3:Potluck Lab.
INTERVIEW
FLAKE RECORDS
COLUMN
【Dig!Dug!Asia!】Vol.3 空中泥棒
INTERVIEW
メールインタビュー〜世界は今どうなっているんだろう?〜
INTERVIEW
【もっと身近なクラブカルチャー】vol.2:mogran’BAR
INTERVIEW
Alffo Records
INTERVIEW
もっと広がりたい 再び歩み始めたSSWの現在地 ASAYAKE 01インタビュー
INTERVIEW
【もっと身近なクラブカルチャー】vol.1:GROOVER
COLUMN
お歳暮企画 | アンテナとつくる2019年の5曲 Part.2
COLUMN
お歳暮企画 | アンテナとつくる2019年の5曲 Part.1
REPORT
阿部仁知が見たボロフェスタ2019 3日目
REPORT
阿部仁知が見たボロフェスタ2019 2日目
REPORT
阿部仁知が見たボロフェスタ2019 1日目
REPORT
black midi live in japan @CLUB METRO ライブレポート
REPORT
【阿部仁知の見たボロフェスタ2018 / Day3】河内REDS / トクマルシューゴ / 本日休演…
REPORT
【阿部仁知の見たボロフェスタ2018 / vol.夜露死苦】And Summer Club / キイ…
REPORT
【阿部仁知の見たボロフェスタ2018 / Day2】ギャーギャーズ / 2 / 踊ってばかりの国 /…
REPORT
【阿部仁知の見たボロフェスタ2018 / Day1】眉村ちあき / fox capture plan…

LATEST POSTS

REVIEW
くだらない1日『どいつもこいつも』 – 新章を告げる、高値ダイスケの詩情とバンドの確かな足取り

衝撃を持って受け止められた《WACK》への移籍や、初の海外公演となる『SXSW(サウス・バイ・サウス…

REVIEW
downt『Underlight & Aftertime』- 紆余の中、やりきれない閉塞から燃え立つ焦燥へ

2021年の結成以降、数えきれないほどのライブを精力的に行なってきたdownt。シングル『III』(…

INTERVIEW
孤独な青年の思春期が終わった、 LAIKA DAY DREAMなりのグランジ作品『Shun Ka Shu Tou』

Kazutoshi Lee(Vo / Gt)のライブを初めて観たのは昨年の〈荻窪velvet sun…

REVIEW
寒空の下、まっすぐに前を向く音が鳴る

2019年結成、東京を拠点に活動する3人組Sugar Houseが2024年1月17日(水)、1st…

INTERVIEW
全員が「ヤバい」と思える音楽に向かって – 愛はズボーンが語る、理想とパーソナルがにじみ出た『MIRACLE MILK』

13年間続けてきた末に出た、現時点での「ヤバいもの」。 それが自分なりに『MIRACLE MILK』…