VRを総合芸術として学ぶ『NEWVIEW SCHOOL』が京都で開講。受講生の募集も。
近未来の技術と思われてきたVR(ヴァーチャル・リアリティ)も、以前に比べゴーグルが安価に入手が可能となり随分と身近なものとなった。とは言え、多くの人は日常的に触れている人は多くはないだろうし、自らVRでの制作を行ったことはもっと少ないはずだ。今後はより身近に、簡単にVRを体験・制作するようになるかもしれない。そんな可能性を感じる『NEWVIEW SCHOOL』が、東京・京都で開催される。
『NEWVIEW SCHOOL』は、3次元空間での新たなクリエイティブ表現と体験のデザインを開拓する実験的プロジェクト / コミュニティ「NEWVIEW」の活動の一環として行われる、次世代クリエイターの発掘・育成のためのプログラム。昨年初開催にも関わらず、世界7カ国219作品エントリーという盛り上がりを見せたファッション/カルチャー/アート分野のVRコンテンツアワード第2弾『NEWVIEW AWARDS 2019』(後日詳細発表)とも連動し、新たな表現の開拓とコミュニティとしての拡がりを見せている。
また『NEWIVEW SCHOOL』のキャッチコピーは、“「体験のデザイン」としての総合芸術=VRを学ぶ。あたらしい表現の学校” となっている。アート・音楽・建築・ファッションなどの多彩な分野から、デジタル技術を果敢に取り入れた表現を続ける第一線の講師陣を迎え、総合芸術的な側面のあるVR表現ための多様かつ本質的な考え方を学べるカリキュラムを用意されている。VRコンテンツ制作と配信のプラットフォームである「STYLY」をはじめ「Unity」などのツールに関するテクニカル講座も行い、次世代のクリエイターを育成を目指す。受講生は、卒業制作として「NEWVIEW AWARDS 2019」へ応募する作品を制作します。講師を務める倉本美津留(放送作家)、大月壮(映像作家)、谷口暁彦(メディアアーティスト)は「NEWVIEW AWARDS 2019」の審査員も兼任する。
特徴
- 多彩な分野のトップクリエイターが講師陣
- VRコンテンツ制作ツール「STYLY」をはじめ「Unity」も基礎〜応用まで
- 卒業制作として「NEWVIEW AWARDS 2019」に応募する作品を制作
日時 | 2019年6月9日(日) – (全10回) |
---|---|
会場 | MTRL KYOTO |
定員 | 30名 |
料金 | 25,000円(税込) |
ゼミ | 講義とは別に、作品制作へのフィードバックを行うゼミを実施します。 【京都ゼミ講師】 |
ゲスト講師 | ・菅俊一(コグニティブ・デザイナー 、 表現研究者、映像作家) |
実施カリキュラム スケジュール |
基礎講座、ゲスト講座、テクニカル講座、ゼミからなるカリキュラム。 ※内容とスケジュールは変更となる可能性があります。
6/8(土)@東京、6/9(日)@京都 開校式・オリエンテーション
6/15(土)@東京・京都 基礎講座:知覚とデザイン(菅俊一)/ テクニカル講座:STYLYとUNITYの基礎
6/22(土)@東京・京都 基礎講座:エモーション(大月壮・倉本美津留)/ テクニカル講座:3DCG編
6/29(土)@東京・京都 基礎講座:空間とイマーシブ(豊田啓介)/ テクニカル講座:Unity、PlayMakerでのオブジェクト制御
7/6(土)@東京・京都 基礎講座:インタラクション(谷口暁彦)/ テクニカル講座:Unity 、 PlayMakerでのインタラクション
7/20(土)@東京・京都 ゲスト講座:サウンド(evala)/ テクニカル講座:Unity 、 PlayMakerでの音とパーティクル / 各ゼミでのフィードバックタイム
8/3(土)@東京・京都
8/17(土)@東京・京都
8/31(土)@東京・京都
9/14 (土)@東京・京都 |
Webサイト |
WRITER
-
26歳で自我が芽生え、とうとう10歳に。「関西にこんなメディアがあればいいのに」でANTENNAをスタート。2021年からはPORTLA/OUT OF SIGHT!!!の編集長を務める。最近ようやく自分が持てる荷物の量を自覚した。自身のバンドAmia CalvaではGt/Voを担当。
OTHER POSTS