【2023年11月】今、京都のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
「現在の京都のインディーシーンってどんな感じ？」
「かっこいいバンドはいるの？」
「今」の京都の音楽シーンを追う、この連載！今月も今聴いておきたい注目のアーティストを紹介していただきます。
紹介者は以下の方々です。（五十音順）
- 京都GROWLY 店長：安齋智輝
- livehouse nano 店長：土龍
京都GROWLY 店長：安齋智輝の注目アーティスト
ミスタニスタ
今回は京都発、エピローグ無き冒険の途中「ミスタニスタ」を紹介します。2018年11月にもレコメンドしました。他にもあの頃の記事がANTENNAでも掲載あります。
GROWLYといえば、という人も少なからず存在するであろう黎明期の〈GROWLY〉を共に盛り上げてくれた同士のようなバンドです。「ズッコケ三人組」も時を経て、それぞれ生活の場や環境を変え根の張った営みを送りつつ、がんばりすぎないバンド活動をがんばっております。しっかり先月に新曲“Oh When Cheaty”も配信されています。
変遷を遂げつつも、どこを切り取ってもミスタニスタ。21世紀の凡人哲学マエストロ、彼らの素敵な冒険はまだまだ続きます！有観客でGROWLYでのライブは実に3年半ぶり、ぜひ体感してください！
ミスタニスタ（ONE SHOT GROWLY）
| X（旧Twitter） |
|---|
ミスタニスタ 関連イベント：京都GROWLY 『ミスタニスタフェスタ』
| 日時 | 2023年11月25日 （土） open 17:30 / start 18:00 |
|---|---|
| 会場 | 京都GROWLY |
| 出演 | ミスタニスタ / ALL ITEM 10 TIMES / ウサギバニーボーイ / 水、走る |
| 料金 | ￥2,500 （共に+1drink） |
安齋智輝
京都GROWLYの店長です。
元和菓子職人です。
お菓子も音楽も手間暇と愛が必要、がモットーです。
【予約革命!】
⚡️LINE予約が可能になりました⚡️業界初！？
GROWLYでのイベント(一部を除く)を手軽にLINEで自動予約できるシステムができました！
以下のQRコード、もしくはURLで今すぐ登録！
予約したイベントもすぐに確認・変更ができます！
ぜひお試しください！
👉https://t.co/6u2KPPp1Ti pic.twitter.com/V9s83ZrtQ0— 京都GROWLY (@Kyoto_GROWLY) March 31, 2021
【ガイドライン更新】
本日9/4より一部更新致します。ご来場/ご出演予定の方はご一読お願いします。
・電話番号の聞き取りを廃止、京都市新型コロナあんしん追跡システムの導入(QRコード読み取り→メールアドレス登録)
・1〜2マン時のキャパ変更
出演希望お待ちしております！#ライブハウス再開 pic.twitter.com/aiwBs6TOEE
— 京都GROWLY (@Kyoto_GROWLY) September 4, 2020
livehouse nano 店長：土龍の注目アーティスト
増田美紀
少し特殊なパターンで。livehouse nanoの敏腕スタッフ。通称ミキティ。
普段はステージ転換をメインに、受付、ドリンカー、フライヤーデザイン、配信のカメラマン(基本彼女のワンカメ)まで、音響以外はなんでもこなす、nanoの縁の下の力持ち。モグラの右腕(と言いたいってかめっちゃ助けてもらってる)。かつ、元々ピアノを長期間習っていたこともあり、音楽的な素養もある。
DJとして転換の音楽のセレクトをお願いすることも多々あるが、その時に驚く懐の深さ。パンクのマインドを携えたアッパーでヘビーなものから、アンビエント・チルまでとにかくインプットの幅が広い。出演するミュージシャンのバックボーンへの読みも的確で毎回ディスイズな曲を流しては、フロアのお客さんと出演者の心を彩る。
そう、彼女はそこいらの音楽好きとは比べ物にならないくらい音楽を聴くし、音楽が好き。そこいらってのは具体的には、手前味噌ながら僕。自分の知らない音楽との出会いを求め、インターネット上やサブスクで聴いてみて興味を持てばアナログ・レコードを通販で買う。レコードがなければCDを買う。なぜならその方が音質が良いから。とてもプリミティブな音楽ファンとしての行動を彼女は取る。
表情にも言葉にも感情をあまり出さないタイプだから、僕やまーこおばちゃん(言葉にも表情にもうるさいくらい出る笑)に比べて存在感が薄いかもしれない。でも、過去スタッフのなかで勤続年数は最長の彼女を忘れちゃダメ。あんなに頼れる人なかなかいないよ。今や彼女がいなきゃ〈nano〉は成り立たないもの。そして僕は音楽そのものを愛する彼女という人間がやっぱり好き。
先日一緒に行った音博で、角野隼人氏のクラシックに振り切ったピアノのソロ演奏を聴きながら、ぼそっと「さすがに良いな」って呟いた彼女には痺れたね笑
Miki Masuda 出演イベント：『ぼくのともだち feat.モグ誕』
| 日時 | 2023年11月25日（土） open / DJ start 17:30 |
|---|---|
| 会場 | livehouse nano |
| 出演 | モグが喜ぶライブをする人：THE MYHALLEY Ⅱ / the seadays / Fancrab / 雨面ナラカシ opening ダブ合戦(タイマン)：滝口遼(Amsterdamned)
モグの好きそな曲をかけるDJ：Miki Masuda |
| 料金 | charge ￥2,000（共に+1drink￥500） |
土龍
1976年京都府生まれ。
二条城の東側にある全国でも稀に見る小ささのライブハウス、livehouse nanoの店長兼音響兼照明兼制作兼雑用。毎年秋には仲間と共にロックフェスティバル「ボロフェスタ」を主催。派手好きの単純思考のパリピの一種。
livehouse nanoではドネーショングッズをオンラインストアにて販売中。新グッズも日々入荷中！
Youtubeチャンネルでは無観客ライブも日々開催しています。ぜひチャンネル登録を！
You May Also Like
WRITER
- 編集者 / ライター
-
奈良県出身。京都在住。この街で流れる音楽のことなどを書き留めたい。好きなものは、くじらとベース。
OTHER POSTS
