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あそびは学び! 14回目の開催・みんなであそぶフェス 『ONE MUSIC CAMP』2日目レポート

音楽を自然の中で聴く。スマホが通じない山奥で、人と人の直接の交流だけを頼りに。それが兵庫県三田(さんだ)市で毎年開催され、今年14回目を迎えた関西随一のキャンプフェス『ONE MUSIC CAMP』だ。

MUSIC 2023.10.27 Written By 柴田 真希

main photo by Sho Takamoto

話題のシンガーソングライターから、ずっと観たかったあのアーティスト、アスレチックで大暴れのやんちゃボーイまで!

今年はコロナ禍がひとまずの落ち着きを見せ、日本各地でフェスが復活した。フジロックが終わった時には、正直「もう今年の夏は終わりでいい!」なんて思っていた。しかし、そんな時に発表された『ONE MUSIC CAMP』の追加アクト。兵庫県、三田の山で踊ってばかりの国が見れるなんて!しかも関西圏の人からは口々に「ONEは最高」と前評判が刷り込まれていた。これは行くしかない。そして早速初日を満喫したのは前編のレポートで記述した通り。

photo by Hiroshi Maeda(1,2)/ Sho Takamoto(3)

フェスの朝は早い!なんと8時から「STAR FIELD」ステージでは、ヨガが始まっていた。昨晩深夜まで遊び尽くした夜型の人もいる中で、朝方の人もいるのが『ONE MUSIC CAMP』だ。

photo by Sho Takamoto(1) / Hiroshi Maeda(2)

そして身体を動かすとお腹が空く。「7時にオープン予定だったけど、寝坊しちゃって(笑)」と緩く営業を開始するコーヒー屋さんでアイスコーヒーをいただく。目覚まして向かった先は「RELAXIN’ CAMP」だ。目的は、毎年恒例の『三田高平食堂』が提供する和定食。到着すると、すでに行列が!地元の方々の手で作られた、ご飯を竈焚きしてお味噌汁(とても具沢山)とお漬物が添えられ、地玉子焼きも載った豪華定食。ゆっくりいただいたら、元気が漲ってくる。

photo by Itsumi Okayasu(1)/ Sho Takamoto(2,3)

さて、この日は踊ろうと決めていた。「STAR FIELD」の1組目は関西インディシーンのキーパーソン・シュウタネギ(AG / Vo)率いる新バンド・のラッキーセベン。キャッチーなポップソングと息ぴったりのメンバーで40分のステージを一瞬で駆け抜け、最新シングル“会いたい”では「心も体もズタボロさ」のコールアンドレスポンスで2日目を打ち上げた。そして立て続けにneco眠ると関西きっての盛り上げ隊長が登場して、健康的な野外フェスを盛り上げる。

photo by Itsumi Okayasu(1,2:ラッキーセベン) / Shiho Aketagawa(3:neco眠る)

一方「WONDER HIVE」に登場したのはLAの大学に通いTHE 1975やEd Sheeranの影響も感じさせるシンガーソングライター・Kenta Dedachi。ポップな楽曲と爽やかな歌に乗ってあまりにも自然に届いたシャボン玉は、横で子どもたちが遊んでいたものだ。音楽を目的にしている人も家族で夏休みを過ごしにきている人も、のびのびと過ごしているのがいい。自然を楽しめる細やかな配慮も行き渡っている。事前に危険な蜂の巣は除去され、その蜂を尊重するかのように蜂の巣をあしらったステージ装飾はかわいらしい。

photo by Shiho Aketagawa

さて、気になっていたけれど、観たことがなかったアーティストを見れるのがフェスの醍醐味。この日筆者が初めて見ることができたのは、YeYeとtricotだ。

 

滋賀出身、現在は京都を拠点に活動するシンガーソングライターのYeYeは、この日はトリオセットでの出演。お昼時、透明感のある歌声についうとうとする観客も見受けられる。暑すぎてPCが壊れそうな状況にもなりつつ、「日陰の方で自分を守ってくださいね」と観客を思いやる気配りに癒された。“Look Around”はピアノが涼しい音で始まり、ビート音が入る途中からの展開は昨日出演していたRosalynとも通じる。京都、大阪、群馬、東京、宮崎そして佐世保までこの夏日本各地を歌で癒して回っているYeYe、三田の山でも素敵な音楽で祝福を響かせた。

photo by Michiru Ishibashi

京都を中心に活動を開始し、今では欧州ツアーを回るほど海外でも人気のある4ピースのロックバンド・tricotは「STAR FIELD」に登場。一音目から音圧ゴリゴリでバンドサウンドを聴かせてくれて「そうそう、これこれ!」と思わず歓声を上げた。中嶋イッキュウ(Vo / Gt)のキュートな歌声とゴツい音圧に複雑だが演奏力の高さでカタルシスを生むリズムが最高に気持ち良い。いつの間にかその音圧の渦に引き込まれたかと思えば、最後の1曲“potage”は重めのリズム隊に支えられたスウィートなラブソングでチャットモンチーの要素も感じる。tricot、奥深い!ついワンマンライブにも足を運びたくなった。

photo by Sho Takamoto

プールを覗くと子どもたちが最後の夏休みを満喫しようと大はしゃぎしている。幼少期の無邪気さを取り戻したような心地で、Mega Shinnosukeのステージへ!関西のアーティストが多数出演するフェスで都会のサウンドを主張するように1曲目はまさかの“STAY TUNE”(Suchmos)のカバーと来た。観客の想像を超えてくるステージにカリスマ性を感じざるを得ない。“お洒落すぎてどうしよう”“Thinking Boyz!!!”など立て続けに人気曲を披露しながらも、自身のテンションをどう上げるか企むメガシン。すると思いついたかのように、サポートメンバーに後ろの大きな滑り台を滑るように焚き付けた!前代未聞の無茶振りにメンバーは応え、それに釣られて最高潮のテンションに達したメガシン本人も客席で歌い始める。これが2000年生まれのパワーか!暑さなんて関係なく、少年少女そして中年まで関係なく大騒ぎさせた、恐るべきアスレチックボーイだった。

photo by Shiho Aketagawa

ワークショップも充実、子どもたちが学べる場所に

さて、適度な休息も必要だ。2日目に参加したワークショップは、「イマジネーションラボ」。画像生成AI自分が好きな言葉から連想した画像を作ってもらい、木製のコースターやトレイに印刷できる。同じ場所で行われていた「ぷろとたいぷらぼ」には次々と子どもたちが自由に出入りして、どうやら作品を作っている。この作品をフェスのお客さんに買ってもらうという、「初めて自分の作品を売る」体験ができるというのだ。自分の作品に値段をつけるのは、大人になってからでも難しい。誰もが自身の表現を届けられる手段が増えていく時代を迎えるこれからを生きる子どもたちが、貴重な体験をできるワークショップだった。

photo by Itsumi Okayasu

森羅万象を操った、ゆうらん船にMONO NO AWARE、踊ってばかりの国

自然に生かされていることを各所で感じるフェス。この日のハイライトとなったのは、ゆうらん船のステージだった。一挙手一投足の全てが音を出すためだけに構成された厳密なステージ。1曲目、“”のリズミカルなキーボード、ベース、ギターの音階が音源よりも長めに鳴った時、鳥肌が立った。「雲の向こうの笑い合える日々」と内村イタル(Vo / Gt)が目を輝かせて歌い上げる姿は、これまでどこのライブハウスで見るよりも美しい光景だった。

 

ステージから兵庫の山々が見えるこの「WONDER HIVE」は、ゆうらん船のために作られたといっても過言ではない。そのまま夏の終わりの別れを歌うような切なく懐かしいポップナンバー“Summer2”、“ Waiting for the sun”とこの日のために組まれたセットリストが三田の山と見事に交信している。「昨日の晩に山鳴り聴いたよ」とどこかで誰かが亡くなった報せを山鳴りに例えたようなこの曲も、亡くなった人への距離が近いと信じているようなシンセサイザーが鳴る。メンバー5人が同じ景色を共有して作り上げたステージは、最後まで一つも崩れることがなかった。これまで筆者が見たゆうらん船の最高のステージだった。

photo by Sho Takamoto

それぞれのアーティストがそれぞれの形で、兵庫県三田市、『ONE MUSIC CAMP』だから持つ土地とのコミュニケーションに敏感だったのが印象的だったこの後のステージ。5年ぶりの登場だったMONO NO AWAREは明るく始まったかと思いきや、途中でサイケデリックで幽玄なギターリフが奇妙な“幽霊船”の頃には曇りだし、“そこにあったから”で「風が吹くように / 雨が降るように」と歌っている頃に小雨が降り出す森羅万象っぷり。音楽は天気を操るような奇跡をいとも容易く起こしてしまう。“風の向きが変わって”では玉置の声色には歌に込めた本気が、雨の中でよりはっきりと聴こえた。

photo by Michiru Ishibashi

山の天気は変わりやすい。台湾から来た我是汽車少女 I’mdifficultのステージ中には、無視できないほどのスコールが降った。屋根の下に移動しながらもステージを食いつくように見る観客の中で、空いた前方に、ここぞとばかり連れ立って来たのは、スタッフたちだった。どんな状況でも演奏を続けようとするアーティストをリスペクトして盛り上げようとするの行動に、メンバーも終始笑顔のまま演奏を終えることができた。我是汽車少女は雨が似合っていたことは特記しておきたい。

photo by Itsumi Okayasu

さて、jizueが「WONDER HIVE」ステージの最後に満月に届くほど昇っていけそうな演奏を繰り広げた後、2023年の「STAR FIELD」大トリを務めたのは、兵庫出身の下津光史(Gt / Vo)率いるサイケデリックロックンロール集団・踊ってばかりの国だった。ゆうらん船、MONO NO AWAREに引き続き、天地を司る面々が揃った二日目をまとめ上げてくれた。

 

それまでステージ装飾が後ろにあったものは白い布が覆い、踊ってばかりの国のために作られた地上の天国と化している。“your song”を「今日ここに辿り着いた人の歌だよ!」といいまるでマグマのように唸るベースと鳥と会話するようなギターの中に下津の歌がまっすぐ伸びていく。

photo by Itsumi Okayasu

Lemuria”に続き“Mantra song”まで唸るベースがとにかく暗闇の中で雨が降った後の水分を含んだ重い空気と相性がいい。“Hey human”で「世界が壊れちゃう前に音楽が目の前に」を「大切なあなたが〜」と歌う。この2日間、音楽が大好きな人たちが集まったこのフェス。音楽はいつでも、そばにいてくれる。そんな大切で簡単なこと、忘れたくないと改めて思った。主体性がなく社会に無関心な世の中を皮肉る“知る由もない”を選曲したのには、「あそぶ」ことをテーマとしている『ONE MUSIC CAMP』のテーマを暗に汲み取ってのことだろう。2日間で、見るステージやフード一つとっても、どれだけ自分で選び取ることができただろか。

 

「集まりし兄弟、調子はどうだい?僕はここからちょっと沖に行ったところで生まれたよ。最高のメンバーを集めてまたここに帰ってきて / 今日ここで歌えることを立派に思う、幸せ」

 

美しいアルペジオに乗せて伝えられた下津のメッセージ、そして続けて演奏された“Orion”は、歌詞の通り空にカモメが飛んでいく姿が見えるような、空と山とその先の海が全て一つになり歌だけがそこに存在しているような、不思議な感覚に陥った。ここから、まるで観客に向かって歌っているようには見えなかった。下津が育った兵庫の山、下津の歌が生まれる土壌であったこの土地に声をかけているような演奏だった。“ghost”“ニーチェ”で音楽への想いを厳かに伝え、2日間、そこにいたアーティストが森羅万象を歌い奏でたことを総括する。音楽を演奏、聴くために最上の環境を用意したフェスにリスペクトを捧げて最後、恍惚感の中で三田の山と一体になった。

photo by Itsumi Okayasu

『ONE MUSIC CAMP』が、たくさん参加した夏フェスの中でも一際かけがえのない時間になった理由

『ONE MUSIC CAMP』の余韻が、数週間経った今も尾を引いている。繰り返し記憶を反芻する中で、楽しかった体験や素晴らしいステージ、美味しかったご飯など心に残ったことはたくさんある。夏休みを彩り、一つのハイライトとなったことも間違いない。でも、それだけだろうか。

 

そうは思わない。こんなにも凄まじい体験に感じられたのは、『ONE MUSIC CAMP』が「あそび」への強烈な渇望と期待によって作られたからだ。

 

前編でも書いた通りだが、受動的な遊びは思考を停止する。世の中には受動的に楽しめるエンタテインメントが溢れているかもしれない。でも、そこから得られる楽しさは快楽に近いもので、悦びとは遠く、自らを成長させない。ましてや深い感動も生まない。では、深い感動を生むのはどういう体験だろうか?

 

それは、自分で工夫して作ったもので人に喜んでもらえたり、普段はしない苦労の中で乗り越えた達成感、少ない選択肢の中で新たに思いついた第三の道だ。『ONE MUSIC CAMP』は、それが至る所にある。アーティストが機材を搬入する道は狭く険しい山道でそこを運転するスタッフは気が気ではないだろうし、ボランティアスタッフも快適とは言えない(でも合宿所のようでアットホームな)雑魚寝スペースで搬入から撤収までを過ごす。アーティストも整備された会場を出て雨の中で演奏することになって初めて、自分が思っていた以上の、楽曲の力を発見することがある。そういったクリエイティブを挑発するような仕掛けが、随所に溢れているのだ。

photo by Sho Takamoto(1,3,4) / Michiru Ishibashi(2)

「ひとりあそび」なんて言うが、ONE MUSIC CAMPの少し過酷な環境では、一人で遊ぶことは極論、できないのだ。きっと普段シャイな人も、この場ではオープンに会話をする。電波が弱くスマホで何かを調べることも難しいから、人に尋ねるしかない。そして何より自然が作る「人を凌駕する力」に本能で警戒心を持ち、人と協力しなければいけないという気持ちが蘇る。このフェスは参加者みんなが無意識に感性を開いている、幸せなコミュニケーションの場所だ。大人になってからは友達を作るのが難しいなと思っていた。でも、この日たくさん友達ができた。きっと『ONE MUSIC CAMP』が持つ引力だろう。「また来年ここで」そんなことを照れずに言えたこと、嬉しかった。

 

魂の交流、そして学びを「あそぶ」という言葉で総括する、このフェスの憎めなさ。「あそびは学び」だとは、誰が言ったことだったか。DIYの手作り感なんていう言葉では集約できない、大人たちの本気が作り上げた、芸術と学び。『ONE MUSIC CAMP』のCAMPは、学びなんて意味も孕んでいたことに気がついて、これはもう、日本一のサマーキャンプだろうと思ったのだった。

photo by Sho Takamoto

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