北海道のバンド・タデクイが、初の音源を2週連続でリリース
北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉出身の3ピースバンド・タデクイが、2024年3月8日(⾦)に”⽇常”、翌週15日(金)に”屁理屈”をリリースすることが決定した。2021年に結成して以来、待望となる初音源だ。
2023年8月には〈下北沢440〉で中村佳穂と2マンライブを実施。札幌では下倉幹人(Vo / Gt)が猪狩翔一(tacica)や成山剛(sleepy.ab)とも共演し、先日はLAUSBUBのラジオ番組『Far East Disco』(AIR-G’ FM北海道)に初のゲストとして登場するなど、活躍の場を広げている。
“日常”は愛があるからこそ持て余す、正直な感情にまっすぐ向き合うミドルチューン。大切な人と向き合う態度に悩んだ時には、こんな曲を聴いて一度立ち止まりたい。“屁理屈”は一転して、歪んだギターで始まる。こうありたい、という自分と裏腹に出てしまう態度に向き合う葛藤の歌だ。タデクイは独白を歌う。だから一人の時にじっくり聴きたいし、これからのリリースも楽しみだ。
“⽇常”
曲名の通り⽣きることをテーマにしていて、「何も感じないことなどなかったんだ、嘘じゃない」という⾔葉を歌に乗せたいと思って書き始めました。
等⾝⼤でいることの難しさ、処世術や⼤⼈になるということの不確かさのなかでずっと変わらないことを確かに持って⽣きていきたいという意味のこもった歌になってます。散歩しながらとか聞いてほしいですね。(下倉)
優しい雰囲気中に⼒強さがある曲。(⼤地)
ゆったりとした優しい曲なので、落ち着きたい時などに聴いていただければサイコーだと思います。(OMI)
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“屁理屈”
“⽇常”は俯瞰した歌詞のような感触でしたが、屁理屈はまた内情的な感情を素直に歌詞にしようと思って書きました。この歌を書いた時期は⾃⽴、⼀⼈暮らし、とか、何か⾃分を守ってもらえる環境からの脱却をできないことへの苦しさのようなものをずっと感じていて、苦しさと⼼地よさと、⾊んなごちゃごちゃになってしまいがちな⼈との感情の共有のようなものをもっと歌うことで表現したいなと思って書きました。この曲はどうか⼀⼈で聴いてほしいです。(下倉)
演奏していてすごく気持ちの乗る曲です。ギターソロ気持ち良い!(⼤地)
渋いサウンドが好きな⼈はどんどん聴いちゃってほしいナンバーです。(OMI)
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タデクイ
北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉出身。
北海道を拠点に、下倉幹人(Vo / Gt)、廣野大地(Ba)、OMI(Dr)からなる スリーピースバンド。バンド名はことわざの「蓼食う虫も好き好き」から。それぞれに自分らしくをコンセプトにジャンルに捉われないタデクイらしい音楽を作り上げる。
Instagram:@tadekui_official
X(旧Twitter):@TADEKUIDETAKUI
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WRITER
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97年生まれ、みずがめ座。中央線・西荻窪→小田急線・成城学園前。ANTENNAのほかMusicmanなどで執筆。窓のないところによくいます。
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