インストバンドNRQ、通算5作目のアルバム『こもん』が完成
東京を拠点とするインストゥルメンタル・バンド NRQの通算5枚目となるニューアルバム『こもん』が、5月25日にSweet Dreams Pressからリリースされる。
今回のリリースは、前作『RETRONYM(レトロニム)』から4年。牧野(Gt.)が 「コロナ禍においてリアリティのある制作方法をとりたかった」と語る通り、10曲中5曲はオンラインでのデータのやりとりによるリモート録音、もう5曲は1日だけレコーディング・スタジオを借りてベーシック録音された。
加えて、10曲中7曲はメンバー自身がミックスを担当。過去のどのアルバムとも異なる手触りをもち、今もなお新鮮な興奮とときめき、そしてスリルを感じさせる作品となっている。 CDには山口こすもの写真を収録した、グラフィック・デザイナー加瀬透による24ページのフルカラー・ブックレットが付属する。
NRQは今年で結成から15周年を迎える。異なるレーベルから出したり新しいゲストを迎えたりしたりながら、日々変わる時代に呼応して生まれる音楽を同時代に聴くことができる我々は幸福だろう。
ライブ情報
Mai Mishio with Goodfellas 7ep Single Release LIVE
会場:〈代官山 晴れたら空に豆まいて〉
日時:6月8日(水)OPEN:18:00 / START:19:00
出演:Mai Mishio With Goodfellas / NRQ
料金:前売り ¥3,500 / 当日 ¥4,000 ※ドリンク代別
『もう革命しかないもんね』
会場:〈国立 地球屋〉
日時:7月3日(日)OPEN・START:18:00
出演:ニューグリフィンズ/ 微炭酸 / NRQ
料金:¥2,000 ※ドリンク代別
Tales
会場:〈小岩 BUSHBASH〉
日時:7月9日(土)OPEN:18:00
出演:空間現代 / オシリペンペンズ / NRQ / DJ:松永良平
料金:前売り ¥3,000 / 当日 ¥3,500 ※ドリンク代別
NRQ(ニュー・レジデンシャル・クォーターズ)
正式グループ名に「新興住宅地」を意味する「New Residential Quarters」を冠し、略して「NRQ」を称する4人組インストゥルメンタル・バンド。2007年に吉田悠樹(二胡)と牧野琢磨(ギター)のデュオとして活動をスタートし、その後、コントラバスの服部将典、ドラムス、サックス他に中尾勘二を加えて現在に至る。これまでに『Old Ghost Town』(swi, 2010)、『のーまんずらんど』(My Best!, 2012)、『ワズ ヒア』(P-Vine, 2015)、『RETRONYM(レトロニム)』(P-Vine, 2018)の4枚のアルバムをリリース。
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WRITER
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97年生まれ、みずがめ座。中央線・西荻窪→小田急線・成城学園前。ANTENNAのほかMusicmanなどで執筆。窓のないところによくいます。
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