NEWS

みらんが久米雄介プロデュースの新曲“レモンの木”を配信リリース。本人からのコメントも到着

MUSIC 2022.12.15 Written By 柴田 真希

2022年は映画『愛なのに』(監督:城定秀夫 × 脚本:今泉力哉・主演:瀬戸康史)の主題歌を担当、初の全国流通盤『Ducky』をリリースしたシンガーソングライター・みらんが、12月14日(水)に新曲“レモンの木”を配信リリースした。

Apple Musicはこちら

“レモンの木”は、バイオリンにHomecomingsの楽曲等への参加でも知られる安田つぐみを迎え入れ、前作“夏の僕にも”同様に久米雄介(Special Favorite Music)がプロデューサーを担当。みらんの真骨頂ともいえる、生活に寄り添う詞世界が展開され、ガットギターが印象的な壮美なバラードに仕上がっている。寒くなるこの時期に聴きたくなる一曲だ。

 

12月16日(金)には〈下北沢440〉にて東京での初のワンマンライブ『君は強気』も開催。公演タイトルは本楽曲の歌詞より引用されている。チケットは一般発売中とのこと。

レモンの旬の季節が冬だということを知り、なんだか心がぽっと明るくなった。心の真ん中にレモンの黄色が浮かび上がるようなみずみずしい喜びを、歌にできたら。みんなにも共有できたら。そんな思いでガットギターを持ち、家の中の小さい椅子に座り、何度も何度もメロディーと歌詞が寄り添い合うようにと、たっぷり時間をかけて“レモンの木”という曲を作りました。ギターとバイオリンと歌声が相まる繊細で美しい曲です。自分の落ち着く場所と時間を選んで、耳をすませて聴いてもらえたらと思います。

 

みらん

みらん 弾き語り公演『君は強気』

日時

2022年12月16日(金)19:00 OPEN / 19:30 START

場所

下北沢 440

〒155-0032 東京都世田谷区代沢5丁目29−15 SYビル

料金

前売 ¥2,800+1ドリンク

当日 ¥3,300+1ドリンク

チケット予約

https://w.pia.jp/t/miram-t/

レモンの木

 

アーティスト:みらん

仕様:Digital

レーベル:NOTT / NiEW

配信リンク:https://friendship.lnk.to/LemonTree

リリース日:12月14日(水)

みらん

 

1999年生まれ、兵庫県在住。包容力のある歌声と可憐さと鋭さが共存したソングライティングが魅力。2021年にはシュウタネギ(WANG GUNG BAND、ex.バレーボウイズ)とのEPや1st AL『帆風』のCD化、EP『モモイロペリカンと遊んだ日』、猫戦のボーカリスト・美桜との共作カセットシングルなど精力的にリリースを重ねる。2022年3月16日(水)に、監督:城定秀夫×脚本:今泉力哉、映画『愛なのに』の主題歌“低い飛行機”(プロデューサー:曽我部恵一)を含む2ndアルバム『Ducky』をリリース。9月には久米雄介(Special Favorite Music)をプロデューサーに迎え入れ”夏の僕にも”を配信リリースし注目を集める中、12月14日(水)に新曲“レモンの木”をリリースする。

 

Twitter:https://twitter.com/m11ram_5
Instagram:https://www.instagram.com/mirams11
Webサイト: https://miram-official.studio.site/

WRITER

RECENT POST

COLUMN
【2023年9月】今、大阪のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
COLUMN
【2023年9月】今、東京のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
REVIEW
既踏峰『ぼくら / 青い影』- 天使に連れて行かれた先のサイケデリア
REVIEW
ハナカタマサキ『時計のひとりごと』 – ホームビデオのように思い出を刻む、ハナカタ流・愛…
REVIEW
THE 抱きしめるズ『最強のふたり / しんぎんおーるおぶみー』 – 友達を想って、友達…
COLUMN
【2023年8月】今、大阪のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
COLUMN
【2023年8月】今、東京のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
INTERVIEW
映画が「作る人」をもう一踏ん張りさせてくれる -〈日田リベルテ〉原さんが映画館をやる理由
COLUMN
【2023年7月】今、大阪のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
COLUMN
これはもはやバンドではない! 新時代のわんぱくカルチャー・コレクティブ集団 少年キッズボウイの元へ全…
COLUMN
【2023年6月】今、大阪のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
COLUMN
【2023年5月】今、大阪のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
REPORT
10年間変化し続けてきた、場所と音の特別な関係 – 街なか音楽祭『結いのおと-TEN-』…
REPORT
フェスでの出会いが、日常を豊かにする – 街なか音楽祭『結いのおと-TEN-』Day1-
REVIEW
元気がないときは、お腹いっぱい食べるしかない – かりんちょ落書き『レストラン』
COLUMN
【2023年4月】今、大阪のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
INTERVIEW
街なか音楽祭『結いのおと』の継続で生まれた、地域と人の結節点 – 「結いプロジェクト」野…
COLUMN
【2023年3月】今、大阪のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
REVIEW
少年キッズボウイ“最終兵器ディスコ” - 感情の昂りは、戦争ではなく踊るエネルギーに
REVIEW
周辺住民『祝福を見上げて』 – 自分の心模様を映してくれる、弾き語り作品集
COLUMN
【2023年2月】今、大阪のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
REVIEW
井上杜和『日々浪漫(DAILY ROMANCE)』 – 古典手法を味方に現代の風俗を織り込んだ、自由…
REVIEW
鈴木青『始まりはいつもこんなポップス』 – 灰ではなく、炭になる燃え方を
COLUMN
【2023年1月】今、大阪のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
COLUMN
【2022年12月】今、大阪のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
COLUMN
【2022年11月】今、大阪のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
INTERVIEW
一人きりでの宅録を突き詰めた先で開いた、オーケストラの彩り – 高知在住SSW・ハナカタマサキ『Sm…
COLUMN
【2022年10月】今、大阪のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
COLUMN
【2022年9月】今、大阪のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
INTERVIEW
照らされるんじゃない、輝くんだ – 加速する「BRIGHT PUNK」バンド MINAM…
COLUMN
【2022年8月】今、大阪のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
REVIEW
50 pears『Wave Biograph』 – バンドは、小さな波が集合して生み出す大きな波
COLUMN
【2022年7月】今、大阪のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
REVIEW
くぐり『形』 – 解放を志向し、現世を超越した存在となる
COLUMN
【2022年6月】今、大阪のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
REVIEW
雨が降って虹が出るまで、ミュージカル映画のような23分間 – ソウルベイベーズ『Soulbabies…
COLUMN
【2022年5月】今、大阪のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
INTERVIEW
肩書きを外した“人と人”の交流 ーー『逆光』須藤蓮監督が見つけた、地に足ついた宣伝の原理
REVIEW
かりんちょ落書き“海が満ちる” – 灯台の光のように、目的地を照らす歌
COLUMN
【2022年4月】今、大阪のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
REVIEW
qoomol “You are so Claire” -『ミッド・サマー』に通じるアンビバレンスな芸…
COLUMN
【2022年3月】今、大阪のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
REPORT
みらんとLIGHTERSーー“猫”映画の公開記念イベント・ライブレポート
INTERVIEW
【第一回】音楽のラッピングーーグラフィックデザイナー・TYD™️(豊田由生)
INTERVIEW
京都の〈外〉から来て5年、確信とエラーで進む空間現代の現在地
INTERVIEW
アーティストが集まる理由ーー代表・番下さんに聞いた、bud musicが描くフラットな関係性
INTERVIEW
鈴木青が放つ、目の前の影を柔らげる光の歌
REVIEW
crap clap – ノスタルジー
COLUMN
今、どんな風が吹いている?|テーマで読み解く現代の歌詞
COLUMN
「あなたはブサイクだから」の呪い|魔法の言葉と呪いの言葉

LATEST POSTS

COLUMN
【2023年9月】今、大阪のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト

「大阪のインディーシーンってどんな感じ?」「かっこいいバンドはいるの?」「今」の京都の音楽シーンを追…

INTERVIEW
ちょっと不便な待ち合わせ場所〈Goofy Coffee Club〉から動き出した、東東京のユースカルチャー【Playgrounds Vol.3】

東京北砂にあった〈Goofy Coffee Club〉は、東東京に住むクリエイターやアーティストのた…

COLUMN
【2023年9月】今、京都のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト

「現在の京都のインディーシーンってどんな感じ?」「かっこいいバンドはいるの?」「今」の京都の音楽シー…

COLUMN
【2023年9月】今、東京のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト

「東京のインディーシーンってどんな感じ?」「かっこいいバンドはいるの?」京都、大阪の音楽シーンを追っ…

REVIEW
既踏峰『ぼくら / 青い影』- 天使に連れて行かれた先のサイケデリア

何か不思議なパワーを持っているような、天使のような音楽だ。それはバンド名・既踏峰(きとうほう)と、今…