NEWS

kottが1st アルバム『kott』をリリース。6月30日から全国を巡るリリースツアーをスタート

MUSIC 2023.06.25 Written By 乾 和代

6月21日(水)にバンド名を冠した1stアルバムをリリースしたkott(コット)。元jizueのドラマー粉川心、Schroeder-Headzなどのサポートも務め即興音楽界隈でも活躍するコントラバス奏者の岡田康孝、関西屈指のジャズピアニスト髙橋賢一という京都を拠点に活動する同世代の即興音楽家たちが集まったピアノトリオである。本作に収録されているのは、先行して配信されていた“光の足跡/ light cruising”、“渦/ reflection”、“白夜の踊り子/ night dance”の3曲を含む、全8曲。尖ったリフが炸裂する“渦/ reflection”、洞窟に響くかのような共鳴が美しい“白煙の地下室/ cave”など1曲1曲の趣は違えど、45分間心地よく楽曲の世界に没入できるのは音像がこだわり抜かれているからだろう。各配信サイトでの視聴はスタートしているが、kottメンバーのたっての希望でフィジカルの音源を入手できるのはライブ会場とpenguinmarket records onlineでの通販のみとなっている。

Apple Musicはこちら

また、アルバムをリリースしたタイミングで“光の足跡/ light cruising”のMVも公開。彼らが紡ぎ出す音が映像へと変換されたような短編映画を思わせるこの作品を監督したのはメンバーの岡田康孝。音へのこだわりが視覚的に感じられる作品となっている。

kott / light cruising MV

このアルバムをひっさげて6月30日からは全国各地を巡るツアーもスタート。現在のところ18公演が予定されているが、今後も公演は追加されるという。フジロックの出演も決まり、今、注目の彼ら。アルバムを聴いたあとは、ぜひライブで発せられる彼らの音に飲み込まれる体験をしてほしい。

kott

 

アーティスト:kott
レーベル:penguinmarket records
発売:2023年6月21日
フォーマット:CD / デジタル
価格:¥3,000(税込)

 

収録曲

1. 光の足跡/ light cruising
2. 渦/ reflection
3. 風切音/ wind sound
4. 白夜の踊り子/ night dance
5. 白煙の地下室/ cave
6. 光/ reject
7. 波のない海/ deep sea’s stardust
8. 解放/ dive

kott 1stアルバム『kott』リリースツアー

 

6月30日(金)東京〈Jazz bar 琥珀〉
7月 2日(日)栃木〈光明寺〉
7月 3日(月)神奈川〈YOKOHAMA Grass Roots〉
7月15日(土)福井〈Tree Cafe〉
7月21日(金)愛知〈FreeStyle BAR? 輪-RiN-〉
7月23日(日)滋賀〈dry river 2ND〉
8月 4日(金)石川〈黒崎海水浴場 浜茶屋 入のや〉
8月 6日(日)福井〈中野商店〉
8月18日(金)長野〈瓦RECORD〉
8月20日(日)東京〈ogikubo velvetsun〉
8月22日(火)青森〈yamaju〉
8月23日(水)青森〈ROXX〉
8月25日(金)北海道〈Sound Lab mole〉
8月27日(日)宮城〈IRORI〉

9月 1日(金)大阪〈梅田Shangri-La〉kott presents『kott × NABOWA』
9月15日(金)熊本〈tsukimi〉
9月16日(土)鹿児島〈イパネマ〉
9月18日(月・祝)香川〈燦庫〉
and more!

kott

 

SHIN KOKAWA(drums)、YASUTAKA OKADA(contrabass)、KENICHI TAKAHASHI(piano)

 

kyoto experimental piano trio
元jizueのドラマー粉川心の呼びかけにより、それぞれソロアーティストとして独自の表現を追求していた岡田康孝、高橋賢一らと同世代の即興音楽家3人で2021年に結成。 限り無く美しい異世界の景色から、混沌の奥深くにある残酷な狂気まで強烈な振り幅を持ち、更に原始から続く多様なダンスミュージックを飲み込んで、様々な色彩を描き放つ3人の音像は、聴衆を非現実な世界へと連れ去る力を持つ稀有なバンドとして高い評価を得ている。

 

Webサイト:https://penguinmarket.net/artist/kott/
Tune Core :https://www.tunecore.co.jp/artists/kott

WRITER

RECENT POST

COLUMN
【2024年4月】今、大阪のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
COLUMN
【2024年4月】今、京都のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
COLUMN
【2024年3月】今、京都のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
REPORT
Homecomingsのターニングポイントで実現した、くるりとの特別な一日
COLUMN
【2024年2月】今、京都のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
COLUMN
【2024年1月】今、京都のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
REVIEW
Summer Whales “Burden” – 新しい兆しを感じる、スローバラード
COLUMN
【2023年12月】今、京都のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
COLUMN
HOT UP MUSIC 2023 ニューカマーPICK UP
REPORT
2日目の『京都音博』に感じた“らしさ”の理由 -『京都音楽博覧会2023』ライブレポートDay2
REPORT
邂逅の先に芽吹いた、 新しい景色-『京都音楽博覧会2023』ライブレポートDay1
REPORT
ボロフェスタ2023 Day3(11/5)- 違う景色を“DO IT YOURSELF”で描く。それ…
COLUMN
【2023年11月】今、京都のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
COLUMN
【2023年10月】今、京都のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
INTERVIEW
この先もCHAINSとしてバンドを続ける決意の1枚 ー『decades on』インタビュー&全曲解説
COLUMN
【2023年9月】今、京都のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
REPORT
ナノボロ2023 Day1(8/26)‐ 4年振りに体感した熱量、これが『ナノボロ』
INTERVIEW
“捨てる”は、あの場所にかえる動機になる? 集う人と『森、道、市場』をつなぐ…
COLUMN
【2023年8月】今、京都のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
INTERVIEW
ターニングポイントは『るろうに剣心』。映画のまち京都で、時代劇のつくり手と奮闘する映画祭のはなし
COLUMN
【2023年7月】今、京都のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
INTERVIEW
自由な即興と枠組みの楽曲。三者三様の即興アーティストが矛盾を昇華させるバンドkottをはじめた理由と…
COLUMN
【2023年6月】今、京都のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
COLUMN
【2023年5月】今、京都のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
COLUMN
【2023年4月】今、京都のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
REPORT
くるりの原点に戻れる場所〈拾得〉でみせたバンドとしての最新型
COLUMN
【2023年3月】今、京都のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
COLUMN
【2023年2月】今、京都のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
REPORT
3年越し、初の磔磔のワンマンでCuBerryが開いた未来への扉
COLUMN
【2023年1月】今、京都のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
COLUMN
【2022年12月】今、京都のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
COLUMN
【2022年11月】今、京都のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
REPORT
ボロフェスタ2022 Day1(11/3)-帰ってきた、ライブハウスと地続きの“日常”
REPORT
京都音楽博覧会2022 in 梅小路公園 ライブレポート
COLUMN
【2022年10月】今、京都のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
INTERVIEW
人と人をつなぎ価値を創る。『京都音楽博覧会』を起点に拡がる、足立毅が目指すまちづくりとは
COLUMN
【2022年9月】今、京都のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
REPORT
乾和代の見たナノボロ2022 day1
COLUMN
【2022年8月】今、京都のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
COLUMN
【2022年7月】今、京都のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
COLUMN
【2022年6月】今、京都のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
COLUMN
【2022年5月】今、京都のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
COLUMN
【2022年4月】今、京都のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
COLUMN
【2022年3月】今、京都のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
INTERVIEW
「くるりの25回転」のライブ感を配信でも届けたい!~エンジニア谷川充博の音づくりの舞台裏~
COLUMN
【2022年2月】今、京都のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
INTERVIEW
カタチを変えて巡り合う、CuBerryと音楽のルーツたち
INTERVIEW
よそ者がつなげた京都のシーン ‐ 折坂悠太と重奏 –
REPORT
乾和代が見たボロフェスタ2021 Day5– 2021.11.6
REPORT
京都音楽博覧会2021 at 立命館大学 オンラインライブレポート
REVIEW
くるり – 天才の愛
INTERVIEW
街並みを守っているのは誰?今知りたい、景観のはなし
INTERVIEW
Vol.2 民族楽器 ねじれが生んだ、今“ポップ”なサムピアノとは
REPORT
京都音楽博覧会 2020 in 拾得 オンライン ‟配心”ライブレポート
REVIEW
くるり – thaw
INTERVIEW
『?』から『Hotokeno』へ。オオルタイチ20周年の軌跡
REPORT
京都音楽博覧会 2019 in 梅小路公園 ライブレポート
INTERVIEW
【実は知らないお仕事図鑑 P6:『ギア -GEAR-』プロデューサー】小原啓渡
ART
REPORT
くるり『列島ウォ~リャ~Z』ツアーファイナル @磔磔 ライブレポート
INTERVIEW
私たちがアンテナをやる理由。【副編集長・フォトグラファー岡安編】
INTERVIEW
【実は知らないお仕事図鑑 P5:音響ケーブル職人】タケウチコウボウ / 竹内良太
INTERVIEW
『下鴨ボーイズドントクライ』篠田知典監督インタビュー 彼の作品に映し出される”リアル”を形づくるもの…
REPORT
『音楽ライター講座』特別トーク・イベントレポート レコーディング・エンジニア谷川充博が教えてくれた、…
COLUMN
【くるりメジャーデビュー20周年 特別企画】君は12枚を選べるか?くるりファン3人による くるりアル…
REPORT
京都音楽博覧会2018 in 梅小路公園 ライヴレポート
REVIEW
Laura Gibson – Empire Builder
REVIEW
The Velvet Rope – Janet Jackson

LATEST POSTS

COLUMN
【2024年5月】今、東京のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト

「東京のインディーシーンってどんな感じ?」「かっこいいバンドはいるの?」京都、大阪の音楽シーンを追っ…

COLUMN
【2024年5月】今、京都のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト

「現在の京都のインディーシーンってどんな感じ?」「かっこいいバンドはいるの?」「今」の京都の音楽シー…

REPORT
Like A Fool Recordsが放つ鋭く、深く突き刺さる、東京インディーズ四つ巴。Kidder / Forbearリリースパーティー『Lesson No.1』

東京都世田谷区、新代田にあるレコードショップ兼立ち飲み居酒屋、インディーレーベル《Like A Fo…

COLUMN
【2024年4月】今、大阪のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト

「大阪のインディーシーンってどんな感じ?」「かっこいいバンドはいるの?」「今」の京都の音楽シーンを追…

REVIEW
aieum『sangatsu』―絶えず姿形を変え動き続ける、その音の正体は果たして

沖縄出身の4人組バンド、aieumが初となるEP『sangatsu』を2024年3月20日にリリース…