GFB‘23(つくばロックフェス)
今年15周年を迎える『GFB‘23(つくばロックフェス)』が茨城県石岡市の〈つくばねオートキャンプ場〉で開催。今年は2023年7月15日(土)・16日(日)・17日(月・祝)の3日間の開催となる。
来週末に開催を控え、出演アーティストが全て発表され、タイムテーブルも決定した。これまでに引き続きSuiseiNoboAzやTENDOUJI、ゆうらん船が決定したほか、サニーデイ・サービスやDENIMS、Homecomings、さらには幾何学模様のレーベル・Guruguru Brainから今年デビューして早くもライブに定評があるmaya ongakuや、地元茨城のバンド・yaoraも出演するなど、他のフェスに類を見ない幅広いラインナップ。アーティストはTwitterでリクエストを募集したり、主催者自らが観に行って間違いのないアーティストをブッキングしているとのこと。その基準は、Webサイトで下記のように明かされている。
・初見でもかっこいいアーティスト(知らないバンドでも、かっこいいアーティストはいっぱいいます)
・これから売れるアーティスト(売れたら呼べないので先に…)
・フェス以外にも今までいつも出てくれて、これからも応援したいアーティスト
– GFB’23 つくばロックフェス 公式Webサイトより
そしてアーティストを探す範囲の広さに何よりも驚かされる。例えば北海道からはニューウェイブ・テクノポップバンドLAUSBUBが登場、さらに昨年結成されたばかりの京都のバンド、Summer Whales。さらには国内に止まらず、台湾の人気サイケソフトロック・バンドの椅子樂團(The Chairs)も登場する。こんなにも色んなアーティストを見つけ出しているのは、主催のロケットダッシュレコード、伊香賀守氏。15年連続でDJとして出演する保坂壮彦に言わせると、第一印象は「⽊訥かつ寡黙で真⾯⽬な印象」。表には出さない熱意があるのだろう。その熱意によって開催され続けたこのフェスティバルにまつわる興味惹かれる体験の噂は後を立たず、筆者もついに今年行くことにした。きっと贅沢な一日となること、間違いなしだ。
会場へは車はもちろん、常磐線の石岡駅またはつくばエクスプレスのつくば駅より片道1,000円のシャトルバスで向かうこともできる。キャンプをしたり、日帰りで気軽に訪れるなど、それぞれに合った楽しみ方ができるのは嬉しい。そしてなんと高校生以下は無料!(※7月7日までの予約必要。中学生、高校生は要学生証提示)多くのアーティストに触れられるフェスに学生が気軽に参加できるのは魅力のひとつと言えるだろう。
アーティストによるライブのほか、出店も発表された。NRQや池間由布子らも出演してきた埼玉県久喜市の〈cafe couwa〉や『結いのおと』でも大人気だった〈棕櫚〉、地元茨城の食を届けるキッチンカー〈YARN〉など、魅力的な飲食店も盛りだくさん。さらには茨城県水戸市の〈古着屋獏〉や似顔絵の栗崎キントンが来たり、充実した1日を過ごせそうだ。
前売り券は発売中。売り切れているチケットもあるため、最新情報は公式サイトでチェックして、悩んでいる方はお早めに!
GFB‘23(つくばロックフェス)
日時 | 2023年7月15日(土)、7月16日(日)7月17日(月・祝) |
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会場 | |
出演 | 【7月15日(土)】
(DJ)保坂壮彦 / ヒサシtheKID(THE BEACHES) / HAGA / minisky / yusk
【7月16日(日)】
(DJ)星原喜一郎(New Action!) / 遠藤孝行(New Action!) / YIYI / minisky / yusk
【7月17日(日)】
(DJ)片山翔太 / bzktym / minisky / yusk |
料金 | 茨城券1日券¥7,000
一般券1日券¥7,500 |
チケット | |
Webサイト |
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WRITER
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97年生まれ、みずがめ座。中央線・西荻窪→小田急線・成城学園前。ANTENNAのほかMusicmanなどで執筆。窓のないところによくいます。
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