【2023年9月】今、京都のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
「現在の京都のインディーシーンってどんな感じ?」
「かっこいいバンドはいるの?」
「今」の京都の音楽シーンを追う、この連載!今月も今聴いておきたい注目のアーティストを紹介していただきます。
紹介者は以下の方々です。(五十音順)
- 京都GROWLY 店長:安齋智輝
- livehouse nano 店長:土龍
京都GROWLY 店長:安齋智輝の注目アーティスト
THE HAMIDA SHE'S
8月号で大阪Fireloopの安井くんが紹介されてますが今一度。京都で結成の4人組バンド、THE HAMIDA SHE’S。バンド名の妙もさることながら、あの娘とのストーリーを綴る詞世界とはみだし者感が共存する、ヤングで等身大のパンクソングをかき鳴らす新進気鋭のホープです。最近、2nd Digital Single「黒髪のあの娘」がリリースされましたよ。
学校、思春期、妄想。
男子の誰もが体験したであろう恋愛的ムズガユイ青春を刻みこみ、汗にまみれて叫ぶ姿はとてもセンチメンタルで紅い。そんな炎の塊のような彼らに毎回心を焚きつけられて目を細めております。現在、荒々しくも珠玉のメロディーとアンサンブルを持ってシーンに突撃中。近いライブは札幌勢が攻め寄せる一日に。ボーカルの奏太は同じく北海道出身ということで血で血を洗う激戦の予感です。
まるで台風のようなTHE HAMIDA SHE’S旋風に巻き込まれてみては!
X(旧Twitter) |
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THE HAMIDA SHE'S 関連イベント:京都GROWLY 『瞬足』
日時 | 2023年10月10日 (月) open 18:30 / start 19:00 |
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会場 | 京都GROWLY |
出演 | 出演:明るい赤ちゃん(札幌)/ THE HAMIDA SHE’S / 極樂万博 / でかくてまるい。(札幌) |
料金 | 前売り ¥1,400 (共に+1drink) |
安齋智輝
京都GROWLYの店長です。
元和菓子職人です。
お菓子も音楽も手間暇と愛が必要、がモットーです。
【予約革命!】
⚡️LINE予約が可能になりました⚡️業界初!?
GROWLYでのイベント(一部を除く)を手軽にLINEで自動予約できるシステムができました!
以下のQRコード、もしくはURLで今すぐ登録!
予約したイベントもすぐに確認・変更ができます!
ぜひお試しください!
👉https://t.co/6u2KPPp1Ti pic.twitter.com/V9s83ZrtQ0— 京都GROWLY (@Kyoto_GROWLY) March 31, 2021
【ガイドライン更新】
本日9/4より一部更新致します。ご来場/ご出演予定の方はご一読お願いします。
・電話番号の聞き取りを廃止、京都市新型コロナあんしん追跡システムの導入(QRコード読み取り→メールアドレス登録)
・1〜2マン時のキャパ変更
出演希望お待ちしております!#ライブハウス再開 pic.twitter.com/aiwBs6TOEE
— 京都GROWLY (@Kyoto_GROWLY) September 4, 2020
livehouse nano 店長:土龍の注目アーティスト
COWCITY CLUB BAND
滋賀県愛東町出身の幼馴染4人組のフォークロックバンド。関西を中心に活動中。全員1998年生まれ。そん時俺もうすでに大学3年生やん。
年齢の若い4ピースのロックバンドといえば、ナインスアポロやトラストといったレーベル中心のシーンを思い浮かべるが(勿論その界隈との繋がりもある)音楽性として一線を画しているところがあり興味が絶えない。名前から想像できる通りの田園風景が連想されるカントリーテイストなフォークロックを基調として唄われる等身大のブルース。まだまだ自分たちの演奏における表現を突き詰めるまでには至らないが(伸びしろはマジエグい)、今の自分たちがイメージできる音楽の輪郭の中でも、それぞれの楽器のプレイや綴られ唄われる言葉には彼らの世代なりの輝きがある。そもそもあるトラッドな楽曲の調子がわかりやすくフロアをダンス・シングアロングさせ、ライブ中の空間に生まれる多幸感にいつも顔がにやつく。
どちらかというと渋みの強い音楽性には違いないが、先に言った通り同年代やそれ以下の世代にもしっかり届くハッピネスが確実にある。それはきっとメンバー4人の屈託なく音楽やバンドを楽しむスタンス故なんだろうなって思う。最も大事な部分を、ナチュラルに大事にできているところ、めっちゃかっこいいと思うよ。
もっと仲良くなりたいな!
X(旧Twitter) | |
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lit.link |
COWCITY CLUB BAND 出演イベント:COWCITY CLUB BAND pre.『踊場通信vol.7』
日時 | 2023年10月19日(木) open 18:30 / start 19:00 |
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会場 | livehouse nano |
出演 | COWCITY CLUB BAND / Norenn / The Slumbers |
料金 | 前売り ¥2,500 / 当日 ¥3,000(共に+1drink¥500) 前売りチケットはe+にて販売中 |
土龍
1976年京都府生まれ。
二条城の東側にある全国でも稀に見る小ささのライブハウス、livehouse nanoの店長兼音響兼照明兼制作兼雑用。毎年秋には仲間と共にロックフェスティバル「ボロフェスタ」を主催。派手好きの単純思考のパリピの一種。
livehouse nanoではドネーショングッズをオンラインストアにて販売中。新グッズも日々入荷中!
Youtubeチャンネルでは無観客ライブも日々開催しています。ぜひチャンネル登録を!
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WRITER
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奈良県出身。京都在住。この街で流れる音楽のことなどを書き留めたい。
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