ロボピッチャーが17年ぶりにアルバム『起死回生』をリリース。京都・東京でライブも開催
体験型謎解きゲームの先駆けといえる『リアル脱出ゲーム』を運営する会社SCRAPの代表を務める加藤隆生。そして『リアル脱出ゲーム』のほぼすべての楽曲を手掛ける伊藤忠之を中心に京都で結成されたバンドがロボピッチャーだ。京都で今なお続く音楽フェス『ボロフェスタ』の創設メンバーでもある加藤だが、2010年この『ボロフェスタ』のステージ上にて、ロボピッチャーの活動休止を発表した。
そんな彼らがアルバム『起死回生』 を2023年4月12日にリリースした。1stアルバム『アリバイと40人の盗賊』(2006年)以来、実に17年ぶりとなる本作には『リアル脱出ゲーム』のエンディングとしてお馴染みの”限りある世界で”や、ついに音源化されたレア楽曲”つぎ見る雲が一番きれい”をはじめ全9曲が収録されている。
しかも、 CD限定でここでしか解けない謎解きもついてくるというのだ。音楽ファンにも謎解きファンにもうれしい1枚といえるだろう。
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このリリースを機に、京都〈磔磔〉と東京〈下北沢BASEMENT BAR〉にてレコ発ツアーの開催も決定している。CDについている謎以上に、謎のベールに包まれているロボピッチャーの今。彼らがどんな音を鳴らしてくれるのか、ぜひその目で確かめてほしい。
ロボピッチャーpresents『起死回生ツアー』京都公演
日時 | 2023年4月29日(土) |
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会場 | |
料金 | ¥3,000 / 当日:¥3,500(+ 1drink) 配信:¥2,500 |
チケット |
ロボピッチャーpresents『起死回生ツアー』東京公演
日時 | 2023年5月21日(日) |
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会場 | |
料金 | ¥3,500 / 当日:¥4,000(+ 1drink) |
チケット | ・イープラス |
起死回生
アーティスト:ロボピッチャー
仕様:CD、デジタル
リリース:2023年4月12日(水)
レーベル:SCRAP RECORDS
収録曲
01.限りある世界で
02.LoveSong
03.ファティコ
04.ロマンチック探偵
05.パンダーマン
06.今日僕手紙を全部焼いたよ
07.タングラム
08.Question Repeater
09.つぎ見る雲が一番きれい
※CD限定オリジナル謎解き付き!!
ロボピッチャー
写真左から森 崇(Drums / Chorus)、有田 さとこ(Bass / Chorus)、伊藤 忠之(Keyboards / Programming / Chorus)、加藤 隆生(Vocal / Guitar)京都で音楽活動をしていた加藤を中心に集まった4人からなるポップバンド。2002年1月に結成。2010年に活動休止を発表したが、その後2012年に復活。2021年には突如復活ライブを行い、2023年、ついに満を持して2006年以 来となる17年ぶりのアルバム『起死回生』リリース。
公式サイト:http://www.robopitcher.com/
■SCRAPとは?
2008年、株式会社SCRAP設立。遊園地やスタジアムを貸し切ってリアル脱出ゲームを作ったり、本やアプリ、TV番組にも謎をしか け、企業の謎解きプロモーション企画をお手伝いしているうちに、すっかり謎イベントの制作会社として世間に認知されてしまった京都 出身のフリーペーパー制作会社(しかもフリーペーパーは絶賛休刊中)。勢いに乗ってファンクラブ「少年探偵SCRAP団」も結成。テレビ局・レコード会社などともコラボレーションを行い、常に新しいエンター テインメントを生み出し続けている。
公式サイト→https://www.scrapmagazine.com/
■リアル脱出ゲームとは?
2004年に発表された「クリムゾンルーム」というネットの無料ゲームを発端に、爆発的に盛り上がった「脱出ゲーム」。そのフォーマット をそのままに現実 世界に移し替えた大胆な遊びが「リアル脱出ゲーム」。マンションの1室や廃校、廃病院、そして東京ドームや六本 木ヒルズなど、様々な場所で開催されている。07年に初開催して以降、現在までで1090万人以上を動員している。日本のみならず上 海、台湾、シンガポールやサンフランシスコなど全世界で参加者を興奮の渦に巻き込み、男女問わずあらゆる世代を取り込む、今大 注目の体験型エンターテインメントである。
※「リアル脱出ゲーム」は株式会社SCRAPの登録商標です。
公式サイト→https://realdgame.jp/
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WRITER
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奈良県出身。京都在住。この街で流れる音楽のことなどを書き留めたい。
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