劇団三毛猫座‟ギャラリーに展示する”パフォーマンス『てのひらの光年』をThe sideにて上演
2024年5月18日(土)、19日(日)に、劇団三毛猫座によるパフォーマンス公演『てのひらの光年』が、京都下京区にある〈The side〉で開催される。劇団三毛猫座は京都市立芸術大学の学生を中心に主宰necoにより旗揚げされた集団で、演劇に留まらず、朗読劇や言葉を用いたパフォーマンス作品をこれまで制作してきた。
今作は、光と影を使ったインスタレーションのような構成で制作され、絞られた明かり、断片的に見える俳優の身体、時おり照らされるモチーフ。暗闇の中、点々と照らされる舞台に配置される俳優たちは、まるで夜空にうかぶ星のように演出されている。観客は、闇の中から聞こえる言葉と、細切れの視覚情報を繋ぎ合わせ、鑑賞者は星座を作るようにパフォーマンスを鑑賞するというのだ。
アーティスティックな作品作りに定評のある三毛猫座ならではの、‟ギャラリーに展示する”パフォーマンス。一体どのような世界に我々を誘ってくれるのか、ぜひここでしか感じることができない物語の目撃者になってみてはいかがだろうか。
劇団三毛猫座 パフォーマンス公演『てのひらの光年』
日時 | 2024年5月18日(土)12:30 / 17:00 |
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会場 | The side |
出演 | 【所属劇団員】綾乃 / 大塚 啓 / 宮本結妃 |
料金 | 前売り¥2,000円 / 当日¥2,500円 |
チケット | https://tiget.net/users/1146604 ※チケットの申し込み、使用方法の詳細についてはTIGETの利用規約に準じます。 |
劇団三毛猫座
2015年に京都市立芸術大学の学生を中心に主宰necoによって旗揚げ、活動開始。作り込んだ抽象的・装飾的な舞台美術の中で発せられる、多量の言葉を特徴とする。演劇に留まらず、朗読劇や、言葉を用いたパフォーマンス作品も制作。文字化された物語を音楽的な音として立ち上げ、見るだけでない”聞く舞台”としての空間を制作する。また、招猫企画と銘打ち、舞台芸術以外の音楽・アートのアーティストとのコラボレーションも積極的に行い、言語表現と他ジャンルとの融合による舞台芸術の可能性を探る。京都市内を中心に活動。
Webサイト https://gekidan-mikeneco.com
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WRITER
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奈良県出身。京都在住。この街で流れる音楽のことなどを書き留めたい。
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