ザ・リラクシンズ ONEMAN LIVE『すきやき6』
西宮の若きロックンロールバンド、ザ・リラクシンズが2019年7月23日(火)に大阪・十三のライヴバー、ファンダンゴでワンマン・ライヴを開催する。ザ・リラクシンズといえば2016年に結成し「イッツオンリーロックンロールなアティチュード」と「チャックベリー譲りのユーモアセンス」と「DIY精神」の三本柱をテーマに掲げる4人組バンドだ。4人組とは書いたのだが、実際はメンバーの一人が半分活動休止中の状態で、今ライヴは3人編成で行っている。筆者もこの3人編成のライヴしか観たことはない。
ただ彼らのライヴは、たとえ3人編成であっても凄まじい熱量とパワーで常に会場を掌握する。サウンドはザ・ルースターズからOKAMOTO’Sまで引き継がれる日本語ロックンロールをエモーショナルにかき鳴らし、舞台上では初期衝動に任せて縦横無尽にはしゃぎまわる。その姿に観客はロックンロールの楽しさを教わり、気がついたら踊ってしまうようなライヴを見せてくれる。また彼らは音楽外でもフリーペーパー『21世紀ボンブ』の監修・刊行や、西宮ロックンロール研究所を立ち上げ、ロックンロールをひも解く勉強会的イベントの開催など、ストリートからロックンロールを広める活動を展開している。
そんな彼らとワンマン・ライヴが行われる十三ファンダンゴは縁が深く、初出演の2017年以降は定期的に出演し、2019年1月から毎月自主企画イベント『すきやき』を開催。過去には高木まひことシェキナベイベーズや夜のストレンジャーズ、DOBERMAN、TOMOVSKYなどがゲスト出演している。ファンダンゴが移転するため、十三の地では最後となるこのタイミングで満を持しての初ワンマンライヴ。これからロックンロールを担うであろう、若きヒーローたちのライヴを是非この目で見届けよう。
日時 | 2019年7月23日(火) OPEN 19:00 / START 19:30 |
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場所 | |
料金 | 前売り 2,000 / 当日 2,500円(別途1drink 500必要) ※高校生以下、当日学生証提示で1,000円(1drink込み) |
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WRITER
- マーガレット 安井
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関西インディーズの水先案内人。音楽ライターとして関西のインディーズバンドを中心にレビューやインタビュー、コラムを書いたりしてます。
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1991年生まれ。大阪北摂出身、東京高円寺→世田谷線に引っ越しました。
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