INTERVIEW

捻くれたポップネスと気の抜けたマッドネスが生み出した珠玉のポップソング。YMBが語る、僕らの音楽。

MUSIC 2019.01.18 Written By マーガレット 安井

基本的に曲を作るモチベーションとなるのは「自分を救いたい」という気持ちだったりするので(宮本)

──

アルバム『CITY』についてお話を聞きたいのですが、1曲目の“city”をタイトルに選んだのはこの楽曲への自信の表れでしょうか?

宮本

“city”は凄く好きな曲ですが、内容的に地方から都会に出てきて、まだ馴染めてないという気持ちと自分の性格がリンクしていると思っていてタイトルに付けました。それに今回はそれぞれの楽曲にこういう時に作ったという記憶が思い浮かぶので、生活の中で日記的に作った曲を集めたアルバムかなと思います。だから自分の生活の範囲という意味での「CITY」で起きた出来事を歌にした、という意味を込めている部分もありますね。

──

あと今回、ナチュラルな言葉使いと、少し暗さを感じる歌詞が個人的には印象的でした。歌詞を作るうえでのこだわりや大切にされていることは何ですか?

宮本

歌詞はかなり潔癖だと思います。自分の中で不自然な言葉は使わないとか、難しい言葉を使わないようにはしてます。出来るだけ歌詞だけ聴いてイメージを想像してもらえるような、直接的な気持ちを言わず状況だけを描写して自分の気持ちがどんだけ伝わるかということをやっていますね。あと生活の中で自然に出てくる感情を曲にしていきたいと思っていて、自分が仕事でしんどかった時には奮い立たせる曲を作る、というように自分の中で意味があるということを意識します。

──

『CITY』を聴いていて「暗闇を抜け出すアイデアを」(“city”)とか「僕はほんの少し生き方を変えられたのかもしれない」(“きのうのこと”)など、歌詞から「今はトンネルの中にいて、光照らす場所へ向かいたい」という気持ちを凄く感じたのですが、今の言葉がしっくりとあてはまる気がします。

宮本

トンネルの中にいる、というのは凄くありますね。たぶん性格的にそうなんです。基本的に曲を作るモチベーションとなるのは「自分を救いたい」という気持ちだったりするので。僕はめっちゃくちゃ辛い時や、自分の中で処理できないことがあったら、歌詞を書くんです。それを言語化したら整理がつくように感じがして。

──

例えば“人生は”という曲で「煮詰まる捻くれたポップネス」という歌詞がありますが、これは宮本さんご自身のことだと。

宮本

完全にそうですね。僕の中では「自分はこんなんではない」という気持ちがあって。やはり認めてほしいし、色んな人に伝わってほしいと思うんです。この「煮詰まるひねくれたポップネス」というのは、薄暗い部屋でひたすら何もならないのに、ずっと自分のために曲を作っている、という感じを歌にしています。

──

でもその後の歌詞で「新しいスタイルで さあ今をくぐり抜けようか」とあって抜け出したいとは感じているのかな、とも思います。

宮本

抜け出したいと、もがいている感じですね。そもそも僕は応援ソングとか苦手なんです。結局アーティストで成功してる人って自分とは立場も違うし、その言葉は「どうなんだろ」と思ってしまうんです。僕は一般人というか自分と同じ立場の人が作った曲をもっと聴きたいんですけど、あんまりそういうのがないと思っています。だから同じ立場の人が少しでも励まされたら、そういう人に届いたら、と思いながら曲を作っています。

僕らは本当に繋がりで何とか成り立っているバンドだと思います。(宮本)

──

本作は何曲か、いとっちが歌を担当している曲がありますね。“思い出の庭”とか。

いとっち

“思い出の庭”は最初は宮本さんが歌っていた曲だったんですけど、ライヴになったら「歌えないから、やっぱりいとっちが歌って」と言われて「え!?」って思いながら歌って、いまでは定着してます。

宮本

僕が曲を作る時には全くキーとか考えずに作るんですね。それで曲によって「いとっちが歌った方がしっくりくるかな」と思ったものは任せています。歌とベースに関してはだいぶん信頼してるので。

──

今回収録された“きのうのこと”と“人生は”には以前サポートをされていたアフタアワーズの上野エルキュール鉄平さん(Dr)とドナ・タミハルさん(Gt)も参加されていますね。

宮本

アフターアワーズの活動が本格化して専念することになったタイミングとレコーディング時期と重なっていたので。正直、仲良かったし、形にもなっていたので、さみしかったり痛かったりする気持ちもありました。でも、なんか抱えながらやられても困るし、タミちゃんも鉄平くんも「アフターアワーズをやっていきたい」というのは目に見えていたので。だから辞めたいと言われても、全く揉めなかったですね。

 

アフターアワーズの2人は面白くて、僕は楽曲作りの際に、全パート宅録してデモを作るんです。ただアフターアワーズの2人にそのデモを渡すと、全く違った解釈でそれを返してくれるので、それがメチャクチャ面白かったんですね。今回のアルバム曲にも入っている“人生は”という曲は、最初はフルートが入っているような曲にしたかったんですね。でも2人に渡したら、盛り上がってエモーショナルな曲になりました。4人で最後にレコーディングした曲がこれなので、初期YMBの集大成的な曲だと思います。

──

そして『CITY』ジャケットデザインはたけとんぼ『丘をこえて』、てら『歌葬』などのジャケットを担当されている、みそさざいさんですね。

いとっち

みそさざいさんは、ゆ~すほすてる『サマーカセット』のデザインを観た時に「これ良いな」と思い、今回デザインを頼みました。

宮本

それで裏ジャケットが観覧車の写真になっているのですが、元々はイラストで観覧車を描いてもらう予定だったんです。でも、イラストを描く前にたまたまみそさざいさんと繋がりのあるダイバーキリンのモリヤンヌさんがエキスポシティに観覧車を観に行くとなった時に、みそさざいさんが「撮ってきて!」と言って今回の形に仕上がりました。ダイバーキリンとは一度、対バンしたくらいなんですがいい形で協力していただきました。

──

これも一つの縁ですし、繋がりですよね。

宮本

僕らは本当に繋がりで何とか成り立っているバンドだと思います。今回、関西のタワーレコ―ドの店舗に置かれるのもEasycomeのちーかまのおかげなんです。ちーかまが大阪梅田マルビル店で流通していないインディーズ音源を扱うコーナー「your choice」の担当の浦野さんに繋いでくれたんです。浦野さんがむちゃくちゃ熱い方で「ちーかまが言うならやったら間違いない」ってCDを置いてくれることになって。

いとっち

ちーかまも私たちのことを分かってくれてて。早くEasycomeに追いつかないと思っています。

──

最後に今後の抱負をお願いします。

宮本

僕は30歳までに「曲も貯めて実力もつけて、自分たちのことを好きな人へ曲が届く環境を作りたい」ということを目標にずっとやってきました。いまそれぐらいの年齢なんですが、目標とした環境が出来つつあるのかなと思っています。『CITY』という「やっとこれがYMBですよ」という作品が形として出来たので、これからはこの作品を自分たちのスタンスのなかで広めていけたらと思います。

作品情報

 

アーティスト:YMB

タイトル:CITY

発売日:2019年1月9日(水)

価格:¥1,500+tax

品番:FRHR-0001

取扱店舗

タワーレコード大阪マルビル店
タワーレコードNU茶屋町店
タワーレコード京都店
タワーレコード神戸店
タワーレコード新宿店
タワーレコード福岡パルコ店
HMV record shop 新宿アルタ店
HOLIDAY! RECORDS

 

収録曲

01 city
02 flashback
03 できない約束
04 遊園地
05 思い出の庭
06 きのうのこと
07 人生は

YMB

 

yoshinao miyamoto(Gt/Vo)と、mayu ito(Ba/Vo)、そしてサポートの山口博生(Dr/Cho)今井涼平(Gt/Cho)で構成される大阪発の4人組インディーズバンド。「新しくもどこか懐かしいポップミュージックを日本語で歌う。2019年1月には最新アルバム『CITY』をリリース。

 

公式HP:http://ymb4.rakusaba.jp/index.html

 

『CITY』リリース記念インストアイベント

2019年1/20(日)タワーレコード梅田大阪マルビル店

Start 17:00

イベント詳細

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