INTERVIEW

私たちがバンドを続ける理由。シゼンカイノオキテが語る、15年間と今について。

MUSIC 2018.10.29 Written By マーガレット 安井

15年前あなたは何をしていたか覚えていますか。第65代横綱貴乃花の引退、六本木ヒルズのグランドオープン、地上波デジタル放送がスタートした2003年、京都で一つのバンドが生まれた。バンドの名前はシゼンカイノオキテ。Gt/Vo.佐野ユズル、Ba/Vo.花田マイ、Dr/Vo.吾妻トモエの三人からなり、くるりやキセルを輩出した立命館大学ロックコミューンで結成されたシゼンカイノオキテ。そんな彼らは結成から15年経った今でもバンド活動を続け、今年の9月12日には最新アルバム『話を続けよう』をリリースした。

 

今回アンテナ編集部ではシゼンカイノオキテの3人にインタビューを敢行。大学時代の話から、新しいアルバムのこと。そして15年の長きにわたり活動休止もせず、同じメンバーで音楽活動を続けられてきた理由まで余すところなく語ってくれた。結論から言えば、このインタビューは一人で音楽をやっていたり、仲間と一緒にバンドを組んでいる人にとって、音楽を続けることへの新しい視点を提示するテキストになっているはずだ。売れることが全てではない。新しい価値観がシゼンカイノオキテには存在する。

音楽の好み的な話はホントに全然しない

Gt/Vo.佐野ユズル
──

皆さんは立命館大学のロックコミューン出身ですよね。立命館大学と言えば複数の軽音サークルとかあるのに、どうしてロックコミューンに入ろうと思ったんですか?

佐野ユズル(以下、佐野)

僕はバンドをやる友達がいて、それがたまたまロックコミューンに入っていて、それで「まあ、いいかな」と思って。

花田マイ(以下、花田)

私はくるりとかYOGURT-poohとかに憧れて入りました。

吾妻トモエ(以下、吾妻)

私は何個かブースを回って比べてみようと思い、最初にフォークソング同好会KEAKSのブースを観て、丁寧に説明されたから「入ります!」と宣言したんです。そのあとにロックコミューンのブースに行きノリで一回ミーティングに行ったら会計の人が怖すぎて、お金を払ってしまったのがきっかけですね。

──

そんなロックコミューンで3人が集まり、シゼンカイノオキテとして2003年に結成されたと。なにかきっかけはあったんですか?

佐野

みんな別のバンドやっていたんですよ。それぞれがそのバンドがメインという感じで。でも2人(吾妻・花田)がよくサークルにある感じで「バンドしたいね」みたいね感じの話をしてた時に、誘ってもらったという感じで。

花田

佐野さんが私たちを誘って結成したバンドだと思っている人が多くて、「意外!」だと言われます。逆ナンみたいな感じですね(笑)

Ba/Vo.花田マイ
──

ガールズバンドみたいな選択肢はなかったんですか?

吾妻

当時からガールズバンドではできないことをしたいと思っていて。それに私も花田さんもくるりとかGRAPEVINEとか男性ボーカルでのロックに憧れていたので男性のボーカルが良かったんです。でも、私たち二人とも引っ張っていくタイプじゃないんで、引っ張ってくれて、ギター・ボーカル出来る人を探していたら佐野さんに出会いました。

──

くるり、GRAPEVINEと聴くと今のサウンドってイメージが違いますね。二人は佐野さんの中に音楽的な共通点は見出していましたか?。

花田

音楽性で選んだわけではなくて、人柄ですね。

吾妻

サークルのノリってそんなもので、音楽性はあまり考えてなくって、3人で出てくるものやったらいい、くらいの感じで思ってました。別に私たちがやりたいことを押し付けるわけではないし、佐野さんが自分の好きなものを押し付けてるわけでもない。

花田

最低限、話が通じたらいいよね。

佐野

音楽の好み的な話はホントに全然しない。

──

今でも音楽の話はあまりしないんですか?

佐野

あんまりないですね。「ここパクリたい」と言って聴かすくらいで、普段何を聴いているかも全然話さないですね。サークルの時はCDの貸し借りとかはあったんですけど、今では「最後にCD貸したのいつだろう」、というレベルです。

音楽的な居場所はないし、求めてもいない

──

今回のアルバム、前回の『読みかけの本を置く』から結構リリースが空きましたね。

佐野

2009年頃からレコーディングを始めて、それがプリプロダクションのような扱いになったんです。そこから2011年に『Newest Archive Of Sizenkainookite 2007-2011 vol.1』というEPを出して、そのタイミングでレコーディングした曲を一度整理して、新しく録り直ししたり新曲を加わえたのが今回の作品ですね。

佐野

ただマイナーチェンジを繰り返して収録した曲もあって。例えばM07の”mkllez”は時期的には古い曲ですが、演奏的にガチっと固まったのはだいぶん後で。そういう意味では『読みかけの本を置く』以降にやってきたことを全部出した作品なのかなと思います。

──

今回のアルバムのタイトルが『話を続けよう』であるのは何か理由がありますか?

佐野

前作の『読みかけの本を置く』というのは僕が持っているイメージですが、自分の部屋なんですね。そこから本を置いて外へ出よう、という繋がりで『話を続けよう』というタイトルにしたんです。それに前作からかなりスパンが空いたんで「このバンドの話を始めよう、そして続けよう」と再起動的なニュアンスも込めてつけました。

──

「再起動的なニュアンス」ということは今までバンドとして少し停滞していた、という意識があったということですか。

佐野

曲は作っていたし、練習も入っているし、音楽活動としての停滞はなかったのです。ただ外部に向けて何かをしていたわけではなく、ずっと3人で部屋で喋っているような状況で。だから「(バンド)やってるの?」とか「解散してないの?」とか久しぶりに会った友達に言われることもありましたね。

──

売れるとか関係なく自分たちのことを世の中に伝えたいと。

佐野

そうですね。それに前作を作った時(2007年)に比べて、リリースするということが作り手に寄ってきたと感じていて。会社を通さなくても流通は出来るし、発信も出来る。多岐に渡って作り手に委ねられている状況だからこそ、僕らもリリースすることを気楽にとらえようかなと。それに誰にもお伺いを立てなくても良いし、そういう意味では良いのかなと。

──

シゼンカイノオキテがどういう音楽として捉えられているか、と気にしたことはありますか。

佐野

ライヴとか入った時に位置づけしずらいバンドだとは思いますね。だから飲み友達しかできない(笑)。何となく知り合いになるけど、本当はその場所に僕たちの音楽的な居場所はないとは感じています。ただ求めてもいないんですが。

吾妻

どこにも所属できない感じはしていますね。佐野さんの好みの音楽に寄っていったら絶対ハマる所が出来るとは思うんだけど、今みたいな多様性はないのかと。

──

ちなみに佐野さんの好みの音楽は何ですか?

佐野

僕の好みはbloodthirsty butchersとかDinosaur Jr.とか、レーベルだったらdiscord周りだとかですね。シゼンカイノオキテにもどこかに匂いは残していきたいんだけど、そういうことをしてカッコいいバンドは山ほどでいるので僕がやらなくてもいいかなと思いますね。ただ新曲を作るたびに「これは誰が喜ぶのかな。少なくても僕の親は喜ばないだろうな」と不安にはなります(笑)

──

リスナーのことは気にされることはありますか?

佐野

土門蘭さんのライナーノートにも書いていますが、もう一人の自分的な客観的な人がいて、その人が満足するような曲にはしたいとは思っています。

──

もう一人の自分とは、佐野さん自身ということですか?

佐野

好み的な視点では僕ですが、リスナーとしてはもっと幅広い人。バンドやっていなかった時の僕みたいな人を意識はしてますね。

NEXT PAGE

歌詞に共感は要らない

WRITER

RECENT POST

INTERVIEW
地元愛と刺激に満ちた音楽祭 – ボギーが語るボロフェスタの魅力と自身のライブの見せ方
INTERVIEW
ボロフェスタがバンドマンたちに与える、常識外の「カッコよさ」とは?
REPORT
ナノボロ2024 Day2(9/1)― オルタナティブな一日で感じた、「カッコいい」に忠実だからこそ…
REPORT
ナノボロ2024 Day1(8/31)― 京都の旬を体感!インディーズの魅力が詰まった一日
REVIEW
ゼロ年代から続く邦楽ロックの末裔たちが作り上げた一作-コロブチカ『ワンダーアラウンド 』
COLUMN
『まちの映画館 踊るマサラシネマ』 – 人生が上手く行かないあなたに贈る、映画館の奮闘記
COLUMN
【2024年6月】今、大阪のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
INTERVIEW
南堀江Knaveに人が集まる理由 – 真面目と誠実さが生んだライブハウスの在り方
REVIEW
トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代 – 加藤和彦がトノバンらしく生きた時代の記録
INTERVIEW
全員が「ヤバい」と思える音楽に向かって – 愛はズボーンが語る、理想とパーソナルがにじみ…
REVIEW
THE HAMIDA SHE’S『純情讃歌』 – 京都の新星が放つ、荒々しい…
REVIEW
大槻美奈『LAND』-愛で自身の問いに終止符を打つ、集大成としての『LAND』
INTERVIEW
今はまだ夢の途中 – AIRCRAFTが語る『MY FLIGHT』までの轍
COLUMN
編集部員が選ぶ2023年ベスト記事
REVIEW
Qoodow『水槽から』 – 「複雑さ」すらも味にする、やりたいを貫くオルタナティヴな作…
REVIEW
The Slumbers『黄金のまどろみ』 – 先人たちのエッセンスを今へと引き継ぐ、昭…
COLUMN
サステナブルな理想を追い求めるバンド – (夜と)SAMPOが会社員でありながらバンドを…
REPORT
ボロフェスタ2023 Day2(11/4)- タコツボを壊して坩堝へ。ボロフェスタが創造するカオス
REPORT
ボロフェスタ2023 Day1(11/3) – 蓄積で形成される狂気と奇跡の音楽祭
INTERVIEW
物語が生み出すブッキング – 夜の本気ダンス×『ボロフェスタ』主宰・土龍が語る音楽フェス…
INTERVIEW
自発性とカオスが育む祭 – 22年続く音楽フェス『ボロフェスタ』の独自性とは?
REVIEW
てら『太陽は昼寝』 – 人間の内面を描く、陽だまりのような初バンド編成アルバム
REPORT
ナノボロ2023 Day2(8/27)‐ コロナからの呪縛から解放され、あるべき姿に戻ったナノボロ…
REVIEW
鈴木実貴子ズ『ファッキンミュージック』- 自分ではなく、好きになってくれたあなたに向けられた音楽
REVIEW
オートコード『京都』 – “東京”に対する敬愛が生んだ25年目のオマージュ
INTERVIEW
Nagakumoがポップスを作る理由 – 実験精神を貫き、大衆性にこだわった最新作『JU…
INTERVIEW
町のみんなと共生しながら独自性を紡ぐ。支配人なきシアター、元町映画館が考える固定観念の崩し方
INTERVIEW
つながりと問題のなかで灯を守り続ける – シネ・ヌーヴォの2023年
INTERVIEW
壁を壊して、枠組みを広げる映画館 – あなたの身近なテーマパーク〈塚口サンサン劇場〉とは…
REVIEW
ここで生きてるず“彗星ミサイル” – 愚直ながらも、手法を変えて人生を肯定し続けるバンド…
REPORT
坩堝ではなく、共生する園苑(そのその) – 『KOBE SONO SONO’23』ライブ…
INTERVIEW
僕らがフリージアンになるまで – リスペクトと遠回りの末に生まれたバンドの軌跡
REVIEW
パンクを手放し、自己をさらけ出すことで手にした 成長の証 – ムノーノモーゼス『ハイパー…
REPORT
感情が技術を上回る日 – 『“ステエションズ ” 2nd Album “ST-2” Re…
REVIEW
oOo『New Jeans』- 陰と陽が織りなすイノセントなセカイ
REVIEW
ステエションズ『ST‐2』 - 千変万化でありながら、それを感じさせない強靭なポップネス
REVIEW
揺らぎ『Here I Stand』- 型にはまらない姿勢を貫く、どこにも属さない揺らぎの一作目
REVIEW
くつした『コズミックディスク』 - 変わらずに歌い続けた空想の世界
REVIEW
台風クラブ『アルバム第二集』 - 逃避から対峙へ、孤独と絶望を抱えながらも前進するロックンロール
INTERVIEW
経験の蓄積から生まれた理想郷 ー ASR RECORDS 野津知宏の半生と〈D×Q〉のこれから
REPORT
ボロフェスタ2022 Day3(11/5)-積み重ねが具現化した、“生き様”という名のライブ
REVIEW
ベルマインツ『風を頼りに』- 成長を形に変える、新しい起点としての1枚
REVIEW
ズカイ『ちゃちな夢中をくぐるのさ』 – ネガティブなあまのじゃくが歌う「今日を生きて」
REVIEW
帝国喫茶『帝国喫茶』 – 三者三様の作家性が融合した、帝国喫茶の青春
REVIEW
糞八『らくご』 – 後ろ向きな私に寄り添う、あるがままを認める音楽
REPORT
マーガレット安井の見たナノボロ2022 day2
INTERVIEW
おとぼけビ〜バ〜 × 奥羽自慢 - 日本酒の固定観念を崩す男が生み出した純米大吟醸『おとぼけビ〜バ〜…
INTERVIEW
僕の音楽から誰かのための音楽へ – YMBが語る最新作『Tender』とバンドとしての成…
INTERVIEW
失意の底から「最高の人生にしようぜ」と言えるまで – ナードマグネット須田亮太インタビュー
REVIEW
Noranekoguts『wander packs』シリーズ – 向き合うことで拡張していく音楽
REVIEW
真舟とわ『ルルルのその先』 – 曖昧の先にある、誰かとのつながり
REVIEW
ナードマグネット/Subway Daydream『Re:ACTION』 – 青春と青春が交わった交差…
REVIEW
AIRCRAFT『MAGNOLIA』 – 何者でもなれる可能性を体現した、青春の音楽
REVIEW
Nagakumo – EXPO
REVIEW
水平線 – stove
INTERVIEW
(夜と)SAMPOの生き様。理想と挫折から生まれた『はだかの世界』
INTERVIEW
自然体と無意識が生み出した、表出する音楽 – 猫戦インタビュー
REVIEW
藤山拓 – girl
REPORT
マーガレット安井が見たボロフェスタ2021Day4 – 2021.11.5
INTERVIEW
地球から2ミリ浮いてる人たちが語る、点を見つめ直してできた私たちの形
REVIEW
西村中毒バンド – ハローイッツミー
INTERVIEW
移民ラッパー Moment Joon の愚直な肖像 – 絶望でも言葉の力を信じ続ける理由
INTERVIEW
「逃れられない」をいかに楽しむか – 京都ドーナッツクラブ野村雅夫が考える翻訳
COLUMN
“水星”が更新される日~ニュータウンの音楽~|テーマで読み解く現代の歌詞
INTERVIEW
批評誌『痙攣』が伝える「ないものを探す」という批評の在り方
REVIEW
Nagakumo – PLAN e.p.
INTERVIEW
HOOK UP RECORDS
COLUMN
『永遠のなつやすみ』からの卒業 - バレーボウイズ解散によせて
REVIEW
EGO-WRAPPIN’ – 満ち汐のロマンス
REVIEW
ローザ・ルクセンブルグ – ぷりぷり
REVIEW
(夜と)SAMPO – 夜と散歩
REVIEW
羅針盤 – らご
REVIEW
竹村延和 – こどもと魔法
COLUMN
Dig!Dug!Asia! Vol.4 イ・ラン
INTERVIEW
Live Bar FANDANGO
INTERVIEW
扇町para-dice
INTERVIEW
寺田町Fireloop
REVIEW
MASS OF THE FERMENTING DREGS – You / うたを歌えば
REVIEW
FALL ASLEEP 全曲レビュー
REVIEW
ニーハオ!!!! – FOUR!!!!
INTERVIEW
ネガティブが生んだポジティブなマインド – ゆ~すほすてるが語る僕らの音楽
REVIEW
大槻美奈 – BIRD
REVIEW
YMB-ラララ
REPORT
京音 -KYOTO- vol.13 ライブレポート
INTERVIEW
感情という名の歌。鈴木実貴子ズが歌う、あなたに向けられていない音楽
INTERVIEW
□□□ん家(ダレカンチ)
INTERVIEW
こだわりと他者性を遊泳するバンド - ペペッターズ『KUCD』リリースインタビュー
REPORT
ネクスト・ステージに向かうための集大成 Easycome初のワンマンライブでみせた圧倒的なホーム感
INTERVIEW
更なる深みを目指してーザ・リラクシンズ『morning call from THE RELAXINʼ…
INTERVIEW
忖度されたハッピーエンドより変わらぬ絶望。葉山久瑠実が出す空白の結論
REPORT
マーガレット安井が見たボロフェスタ2019 3日目
REPORT
マーガレット安井が見たボロフェスタ2019 2日目
REVIEW
ベルマインツ – 透明の花ep
REPORT
集大成という名のスタートライン-ナードマグネット主催フェス『ULTRA SOULMATE 2019』…
INTERVIEW
僕のEasycomeから、僕らのEasycomeへ – 無理をせず、楽しみ作った最新アル…
INTERVIEW
永遠の夏休みの終わりと始まり – バレーボウイズが語る自身の成長と自主企画『ブルーハワイ…
INTERVIEW
時代の変革が生んだ「愛」と「憂い」の音楽、ナードマグネット須田亮太が語る『透明になったあなたへ』
INTERVIEW
your choiceコーナー仕掛け人に聴く、今だからこそ出来る面白いこと~タワーレコード梅田大阪マ…
REPORT
マーガレット安井が見た第2回うたのゆくえ
INTERVIEW
やるなら、より面白い方へ。おとぼけビ~バ~が語る、いままでの私たちと、そこから始まるシーズン2。
REVIEW
花柄ランタン『まっくらくらね、とってもきれいね。』
REVIEW
ペペッターズ『materia=material』
INTERVIEW
捻くれたポップネスと気の抜けたマッドネスが生み出した珠玉のポップソング。YMBが語る、僕らの音楽。
INTERVIEW
挫折と葛藤の中で生まれた、愛と開き直りの音楽 - Superfriends塩原×ナードマグネット須田…
REVIEW
Homecomings – WHALE LIVING
REPORT
【マーガレット安井の見たボロフェスタ2018 / Day1】ナードマグネット / King gnu …
REVIEW
Easycome – お天気でした
REVIEW
相米慎二 – 台風クラブ
COLUMN
脚本の妙から先へと向かう傑作 今こそ『カメラを止めるな!』を観なければならない理由
REVIEW
CAMERA TALK – FLIPPER’S GUITAR
REVIEW
Guppy – Charly Bliss
REVIEW
Down To Earth Soundtrack (SNOOP DOGG「Gin and juice…

LATEST POSTS

INTERVIEW
あの頃、下北沢Zemでリトル・ウォルターを聴いていた ー武田信輝、永田純、岡地曙裕が語る、1975年のブルース

吾妻光良& The Swinging BoppersをはじめブレイクダウンやBO GUMBOS、ペン…

COLUMN
【2024年11月】今、東京のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト

「東京のインディーシーンってどんな感じ?」「かっこいいバンドはいるの?」京都、大阪の音楽シーンを追っ…

REPORT
これまでの軌跡をつなぎ、次なる序曲へ – 『京都音楽博覧会2024』Day2ライブレポート

晴天の霹靂とはこのことだろう。オープニングのアナウンスで『京都音博』の司会を務めるFM COCOLO…

REPORT
壁も境目もない音楽の旅へ‐『京都音楽博覧会2024』Day1ライブレポート

10月12日(土)13日(日)、晴れわたる青空が広がる〈梅小路公園〉にて、昨年に引き続き2日間にわた…

REPORT
自由のために、自由に踊れ!日常を生きるために生まれた祭り – 京都学生狂奏祭2024

寮生の想いから生まれたイベント『京都学生狂奏祭』 …