INTERVIEW

時代の変革が生んだ「愛」と「憂い」の音楽、ナードマグネット須田亮太が語る『透明になったあなたへ』

MUSIC 2019.06.18 Written By マーガレット 安井

「Weezerです」と開き直ったままだと、化石になってしまうと感じる

──

今回のアルバムで、オマージュ元からWeezerを外した理由って何ですか。

須田

「もう、いっぱいやったしな」と思っていて。『MISS YOU』の中で3,4曲分のWeezerネタをぶっこんだし、方々で散々「ジャパニーズ・ウィーザー」と言ってきた。それに先ほど話したように “アップサイドダウン” がまず出来たというのもあるので、ここらでWeezerを外して色んなことを試してもいいのかなと思ったんです。だから “バッド・レピュテイション(M04) ”のように2000年代ポップ・パンク大博覧会みたいな曲も出来たし、逆にThe Wellingtonsのカヴァー “Song For Zac & Kate(M10)” では今までよりも王道なパワー・ポップに寄せることができました。

──

今回のアルバムの収録曲は須田さんの中では全部、パワー・ポップというジャンルなんですよね。

須田

そうです。僕にとっては全部パワー・ポップという括りですね。

──

ポップ・パンク的な曲を入れて、意図的にパワー・ポップの範囲を広げようとしたんでしょうか?

須田

パワー・ポップは人によって解釈がバラバラ。それこそ70年代のRaspberriesやThe Knackみたいなバンドをパワー・ポップと言う人もいるし、Weezerのような90年代パワー・ポップを「パワー・ポップだ!」という人もいます。でも、例えばBowling for Soupなんかはポップ・パンクのシーンから出てきているけど、僕にとってはあれはパワー・ポップなんです。それにWeezerに関しても「100%パワー・ポップか?」と言われると、そうではないと思っていて。初期なんかはグランジの影響もあったし、パワー・ポップって言えるのは “Buddy Holly” や “Photograph” とかなのかなと思うんです。

 

そうなるとパワー・ポップの解釈の幅が凄く広がりますよね。今回のアルバムを聴いて「こんなん全然、パワー・ポップじゃないよ」と言う人もいるかもしれないですが、Weezerのオマージュだけをやり続けて「パワー・ポップです」と言うのも、パワー・ポップという音楽に対して失礼だと思うんです。ナードマグネットはパワー・ポップバンドを掲げる以上は全部やりたいし、僕はそれらの音楽が全部好きなんで。だから色々やって解釈の幅を広げてもいいのかなと。

──

僕はオマージュ元にWeezerを外したという話を聞いて「ナードマグネット=Weezer」というイメージを払拭させたいのかなと思っていました。

須田

相変わらず「Weezerのパクリみたいな、バンドやっています」とライブ中には言ってますけどね(笑)。ただこんなロックバンドに逆風が来ている時代に、こういうスタイルでやっている時点で保守的な音楽だと思うんです。だからジャンルの中で精一杯の冒険はしたくって。その結果が『透明になったあなたへ』だと思います。

 

パワー・ポップの解釈の中でいっぱい遊んでみて、歌詞の内容は現代にリンクさせる。そこでずっと「Weezerです」と開き直ったままだと、化石になってしまうと感じていて。だからWeezerを外したのも、化石にならないための試行錯誤の1つではあります。

──

ナードマグネットは進化し続けないといけない、ということですね。

須田

そうですね。もちろんこういうサウンドが好きだからやっているんですけど、2019年にバンドをやってるからには、それなりの理由を持たせてやりたい、とは思っています。

音楽だけに集中していける環境ならば、それがインディーズか、メジャーは問わない

──

アルバム以外のトピックスだと、ナードマグネットは2019年8月4日に大阪城野外音楽堂で『ULTRA SOULMATE 2019』という夏フェスを開催しますね。

須田

すっと前からレーベルと「いつかフェス形式で一発デカいことをやろう」と話をしてたんですよ。実は去年にも「フェスをやろう」という話は出たんですけど、僕はアルバム制作モードだったこともあり「アルバムをリリースするタイミングでやりたい」と言ったんです。それでアルバムがリリースしたので、今年やることになりました。

──

その話を聞くと、レーベル側としては「ナードマグネットなら野音を埋めそう」という思いもあるのかなと感じるのですが。

須田

いや、完全にチャレンジですね。正直埋まるかどうかは今もわからないですけど、用意しないと頑張れないんで(笑)。でも10年以上やっているし、その積み重ねを形として残したいと感じていて、そうなると「野音くらいインパクトがないとな」と。まあ今回の野音だけでなく、毎回チャレンジの連続ですけどね。ワンマンの規模も前回キャパ500人のバナナホールを埋めるだけで大変だったのに、今回はBIGCAT(収容人数:850人)ですからね。毎回「ヒーヒー」言いながらやっています。

──

傍目からみると順調に売れっ子の階段を上がっているように思うのですが、そうではないということでしょうか?そう言えば、須田さんは今も会社員としても働いていますよね。

須田

そうです。今はメンバー全員、仕事を持ちながら音楽活動をやっています。もちろん音楽だけで食べていけるのが一番良いんですが、音楽一本で収入が得られるのは相当な規模の話なので。ただ僕らに関しては、このスタイルを続けれるだけ続けた方が面白いと思うんです。だって有給取って、ミュージックステーション出るとかすごく面白いじゃないですか(笑)。

──

確かに(笑)。「音楽だけで食べていけるなら一番良い」と言われましたが、それはメジャーを目指すということでしょうか?

須田

音楽に集中できる環境が得られることが一番の選択肢であって、インディーズか、メジャーは問わないですね。最近はメジャーにいっても景気の悪い話が多いですよねそういうのを見てると、やれるだけ今のスタイルでやれた方が良いのかなと思うんです。よくライヴのMCで仕事の話をメッチャしますが、一見ミュージシャンになる夢を壊しているようで、むしろ僕らのやり方の方が夢があるかもと思っています。

──

入れ替わり、立ち代わり激しい音楽業界で、仕事を続けて地に足をつけながらバンド活動を行う。そしてリスナーからの支持も得る。これって今までにないサクセス・ストーリーだと感じます。

須田

僕らはすでに13年目に突入しましたが「あー、次はこういうスタイルが流行るのか」という入れ替わり、立ち代わりを傍目で観てきたんで。だからこそ今の自分たちのやり方が出来ると思いますね。

──

上京しようと思ったことはないですか?

須田

「仕事やめて東京行くか?」と言われたら、絶対ないですね。メンバー全員、関西で仕事を持っているし、ペースも慣れてきたので。このスタイルでやるのが、今は最適だと感じています。実際、僕は仕事を辞めたことで精神的な部分がグラグラして、無職の半年間はメチャクチャしんどかったですし。そこから転職して、今は恵まれた環境で働けているので、運が良いと思います。

──

なかなかないですよね、「大型フェス出演決まったので、有給使わせてください」で快く送り出してくれる会社は。

須田

本当にそこは奇跡だと思いますね(笑)。今でも「この仕事、よく見つけたな」と感じています。だからこそ、職場にも感謝しているし、この環境で限界が来るまで頑張ろうと思います。

作品情報

 

 

アーティスト:ナードマグネット
タイトル:透明になったあなたへ
レーベル:THISTIME Records
発売日:2019年06月12日
価格:2,500円(税込)
品番:TTPC-0011

 

収録曲

 

01. Intro
02. アップサイドダウン
03. FREAKS & GEEKS
04. バッド・レピュテイション
05. 透明になろう
06. I’m Not Gonna Teach Your Boyfriend How To Dance With You (COVER)
07. 虹の秘密
08. テキサス・シンデレラ
09. 家出少女と屋上
10. Song For Zac & Kate(日本語カバー)
11. COMET
12. THE GREAT ESCAPE
13. HANNAH / You Are My Sunshine

ライヴ情報

 

 

ナードマグネット presents「ULTRA SOULMATE 2019」
日時:8月4日(日) open 11:30 / start 12:30

場所:大阪城野外音楽堂

出演:ナードマグネット / フレンズ / teto / cinema staff / 愛はズボーン / 夜の本気ダンス / DENIMS and more
料金:前売り ¥4,500 / 当日 ¥5,000(ドリンク代別)

チケット:一般発売中

イープラス

ぴあ(Pコード:143-523) 
ローチケ(Lコード:55740)

CNプレイガイド

セブンチケット

GREENS!チケット

お問合せ:GREENS 06-6882-1224(平日11:00~19:00)

 

ナードマグネット公式ホームページ

https://nerd-magnet.com/

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