PENPALSが早くも1年ぶりのニューアルバム『1973』をリリース
PENPALSが9月6日にニューアルバム『1973』をリリースする。2022年7月に約18年ぶりのアルバム『CAARRS』を発表した彼ら。同作は初期作『PENPALS』『AMERICAMAN』以上に明快なローファイ・ポップに仕上がった作品であり、メンバー自身が「PENPALS史上最もPENPALSらしいアルバム」と評していたが新作はこれまでとは大きく趣が異なる。
6月に先行配信された「Summer」を含む全12曲が収録される『1973』は「PENPALSらしさ」を追い求めるのではなく、自分たちのルーツを見直し、Teenage Fanclub、マシュー・スウィート、Velvet Crushらが鳴らしていたギターポップサウンドにインスピレーションを受けて制作されたという。
PENPALSの持つハードコア的な文脈は感じさせつつ、ギターポップやBig StarやThe Byrdsのようなアメリカン・オルタナティブの源流をくむサウンドは、彼らの初期または前進バンドであるStarwagonが好きなリスナーにはジャストフィットする作品である。
1973
発売:2023年9月6日(水)
価格:2,200円(税込)
品番:TCRD-035
レーベル:TESTCARD RECORDS / anthrelaxx records
仕様:CD
収録曲
1. One Up
2. Standard Song
3. B/T/S
4. Jazzmaster
5. I Am The Punishment
6. One More Time
7. Summer
8. Magic
9. Yellow Riot
10. Radish Pile
11. Mencky Hard
12. Coast To Coast
You May Also Like
WRITER
- マーガレット 安井
-
関西インディーズの水先案内人。音楽ライターとして関西のインディーズバンドを中心にレビューやインタビュー、コラムを書いたりしてます。
OTHER POSTS
toyoki123@gmail.com