
日韓美術展情報のポータルサイト『Padograph』が美術雑誌を創刊 第1号はアジア現代美術の最前線を描き出す
日韓の展覧会情報を発信してきたポータルサイト『Padograph』は2025年4月26日(土)に雑誌『Padograph雑誌』を創刊した。
『Padograph』は、2023年にリリースされたインディペンデントな情報サイトで、日本と韓国を中心に、現代美術をはじめとする多様なジャンルの文化・芸術情報を発信してきた。
創刊号は「周縁から内在へ アジア現代美術」を特集。若い世代の書き手による韓国・中国・ベトナム・日本の現代美術シーンの論考や、in the blue shirtとしても活動する有村崚のコラム、韓国の美術批評コレクティブ「Yellow Pen Club」によるテキストなどが掲載されている。
いずれの文章も専門用語に頼ることなく、批評的な視座を持ち、知的な奥行きのある文章となっている。
また刊行を記念して、2025年6月15日(日)には東京・〈theca(コ本や honkbooks内)〉にて「日本現代美術はいま、どこにあるのか?――『Padograph雑誌 第1号 特集:周辺から内在へ アジア現代美術』刊行記念トークイベント!」が開催予定だ。登壇者は、批評家で横浜美術館学芸員の南島興、文化研究者でアーティスト『現代美術史』の著者でもある山本浩貴、『Padograph雑誌』編集部の神野鷹彦、紺野優希の4名。会場チケットのほか、有料の配信チケットも販売される。
「ここが美術の現在地。ここが現代美術批評の最前線」と銘打つ『Padograph雑誌』。美術ファンのみならず、アジア文化に関心のある読者や、批評に触れたいすべての人々に向けた必携の一冊である。
Padograph雑誌 第1号 『特集:周縁から内在へ アジア現代美術』

発売日:2025年4月26日(土)
定価:2,200円(税込)
ページ数:122ページ(A5判)
発行:Padograph(https://padograph.com)
『Padograph雑誌』刊行記念トークイベント
| 日時 | 2025年6月15日(日) |
|---|---|
| 会場 | |
| 価格 | 会場チケット ¥1,000 配信チケット ¥1,500 |
| チケット | 会場チケット https://peatix.com/event/4364433
配信チケット |
| SNS | X:@padograp |
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関西インディーズの水先案内人。音楽ライターとして関西のインディーズバンドを中心にレビューやインタビュー、コラムを書いたりしてます。
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