MASS OF THE FERMENTING DREGS、4年振りにリリースされた最新アルバムをアナログ化
昨年、結成20周年を迎えたMASS OF THE FERMENTING DREGSが5枚目となるフル・アルバム『Awakening:Sleeping』を4月14日(金)にアナログ盤でリリースした。
本作では、バンドとしては初の同期を使用したことや、Dishcarming manの蛯名啓太やBO NINGENのTaigenなどゲストボーカルを起用するなど、新しい試みを行い、今までのMASS OF THE FERMENTING DREGSよりも、幅広くジャンルに囚われない楽曲が並ぶ作品に仕上がった。
レコーディングエンジニアにはSiMやthe GazettE、bonobosを手掛ける原浩一、マスタリングエンジニアにはBeastie Boys『Licensed to Ill』や、Nirvana『『Nevermind』、Gorillaz『Demon Days』と数々の名盤を手掛けたHowie Weinbergを起用している。
また今回のアナログ盤ではカラーヴァイナルを採用。色はジャケットと統一感のあるDARK GREEN x CLEAR MARBLEを使用している。衝動だけではない、多彩な今のマスドレサウンドは必聴である。
Awakening:Sleeping
アーティスト:MASS OF THE FERMENTING DREGS
仕様:LP (DARK GREEN x CLEAR MARBLE)
発売:2023年4月14日(金)
レーベル:FLAKE SOUNDS
料金:¥3,960(税込)
収録曲
A-Side
1.Dramatic
2.いらない feat.蛯名啓太 [Discharming man]
3.MELT
4.1960
B-Side
1.Helluva fear.Taigen Kawabe [BO NINGEN]
2.Ashes
3.After the rain
4.鳥とリズム
5.Just
MASS OF THE FERMENTING DREGS
吉野功(Dr / Cho)、宮本菜津子(Vo / B)、小倉直也(Gt / Vo)
2002年結成。地元神戸と大阪を中心にライブ活動を行い、2007年にニューヨークでデイヴ・フリッドマンのプロデュースにより2曲をレコーディングし同年夏に『FUJI ROCK FESTIVAL』のROOKIE A GO GOステージに登場。2008年1月に1stアルバム『MASS OF THE FERMENTEING DREGS』を発売。同作リリースツアーより WORD の吉野功がサポートメンバーとして参加。2009年2ndアルバム『ワールドイズユアーズ』を、翌年8月に初のフルアルバム『ゼロコンマ、色とりどりの世界』を発売し台湾やカナダなど海外公演を行う。2011年よりQomolangma Tomatoの小倉直也(Gt)をサポートメンバーとして迎え各地のフェスやイベントに出演するが同年末に吉野が脱退。2012年9月に活動停止し、宮本はソロ活動へ。2015年12月再始動後初のライブ。2017年3月MASS OF THE FERMENTING DREGSと宮本菜津子のソロ名義によるスプリット7インチアナログ盤『スローモーションリプレイ』発売。5月に宮本が初のソロ作『なまみ』を発売。同年3月、6月、9月、12月の4回にわたって下北沢GARAGEで日曜の13時開演の昼ワンマン『デイドリームなんかじゃない』を開催し全公演ソールドアウト(9月にはLive House Pangeaでも開催)。’18年に8年ぶりのフルアルバム『No New World』をリリース。結成20周年となる2022年は、4年ぶりのアルバム『Awakening:Sleeping』を8月に配信リリースし、10月にCDリリース。12月4日〈Live House Pangea〉、12月11日〈新代田FEVER〉で昼ワンマン『20th anniversary meeting デイドリームなんかじゃない vol.14』を開催。
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関西インディーズの水先案内人。音楽ライターとして関西のインディーズバンドを中心にレビューやインタビュー、コラムを書いたりしてます。
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