The World Will Tear Us Apartが2013年にリリースされたEP作品を配信開始
京都を拠点に活動するバンド The World Will Tear Us Apart が、2013年に発表した1st EP『Teenage Jesus And Casualties EP』を10月6日(金)に各種音楽配信サイトでリリースした。
「J POST-POP」を標榜し、チルウェイヴやポストパンク、インディR&Bなどに影響を受けたサウンドで、関西インディーシーンにおいて特異な存在感を放つ同バンド。10周年を記念して配信リリースされた本作は当時CDのみならずBandcampでもリリース。Hi-Hi-Whoopeeで2013年のベストアルバムに選出したことでも話題となった作品だ。
内容としては1st アルバム『Let’s Get Lost』(2019年)にも収められている“Teenage Jesus and Casualties”、“Chill in the Rain”、“Sunday”の初期バージョンが収録。宅録由来の密室感を色濃く感じさせる音像と、荒削りでありながら瑞々しいサウンドが特徴的な作品となっている。
また今や海外からも高い評価を受けるin the blue shirtが、本名のRyo Arimura名義でアレンジを手がけた“Sunday (Ryo Arimura Remix)”も収録。Ryo Arimuraはミックスおよびマスタリングにも関わっており、当時の京都インディーシーンのDIYな空気感を追体験できる。
アートワークは高石瑞希(Easy Yoke)が担当。本作以降、『Let’s Get Lost』などThe World Will Tear Us Apart 作品のジャケットを手がける同氏の、端緒が鮮やかに表れている。
Teenage Jesus And Casualties EP
アーティスト:The World Will Tear Us Apart
仕様:デジタル
レーベル:automatic au go-go
リリース:2023年10月6日(金)
※フィジカルは2013年リリース
収録曲
1. Teenage Jesus and Casualties (EP ver.)
2. Chill in the Rain (EP ver.)
3. Sunday(EP ver.)
4. Sunday(Ryo Arimura Remix)
The World Will Tear Us Apart
谷井啓太(Vo / Ba / Gt)
清水ミチル(Vo / Gt / Tp / Per)
富永仁志(Vo/Programming)
大橋翔司(Gt.)
2009年、京都市左京区にて結成。
2022年、現体制での活動をスタート。
「J POST-POP」を標榜し、バンドサウンドにとらわれない新しいスタンダードを探求する音楽集団。
Webサイト:https://theworldwilltearusapart.tumblr.com
X(旧Twitter):https://twitter.com/theworldwill
Instagram:https://www.instagram.com/theworldwilltearusapart
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関西インディーズの水先案内人。音楽ライターとして関西のインディーズバンドを中心にレビューやインタビュー、コラムを書いたりしてます。
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