
向坂くじら展 アイムホーム
第171回芥川賞候補作『いなくなくならなくならないで』で注目を集めた詩人・向坂くじらが、2025年6月20日から29日まで、初の展示会を〈DAIKANYAMA GARAGE space2〉で開催する。
向坂くじらは、詩、エッセイ、小説、自学自習論、ライブパフォーマンス、国語塾の運営など、多彩な手法で「ことば」をめぐる活動を続けてきた、今最も注目される現代詩人の一人だ。
そんな向坂くじらが初めての展示会で選んだテーマは「家」。6月30日に発売される詩集『アイムホーム』の刊行を記念して開催される本展では、リモコンや冷蔵庫、カーテンレール、洗濯機、カトラリーなど、会場に設けられた「家」のあらゆる場所に詩が宿る。来場者はリアルな生活空間に入り込み、部屋のあちこちにあるモノに触れ、そこに書かれた詩を五感で体験することができるという、まったく新しいインスタレーション作品だ。
また、会場では詩集『アイムホーム』(百万年書房)の先行販売も行われる。期間中には、向坂くじらによるサイン会や、ユニットAnti-Trenchによるライブ、さらに詩集『アイムホーム』の写真を担当した写真家・細川葉子さんとのトークイベントなど、多彩な催しも予定も実施される。
向坂くじら展 アイムホーム(詩集『アイムホーム』刊行記念)
| 会期 | 2025年6月20日(金)〜6月29日(日) |
|---|---|
| 時間 | 11:00〜19:00(最終入場 18:30) |
| 会場 | |
| 入場料 | 1,200円(税込) |
| チケット販売 |
アイムホーム

著者:向坂くじら
出版社:百万年書房
発売日:2025年6月30日
(本展会場内で先行販売を実施)
仕様:四六判/並製/本文200p
価格:2,000円(税込)
向坂くじら(さきさか・くじら)
詩人。2022年埼玉県桶川市に国語教室ことぱ舎を設立し、小学生から高校生までを対象とした国語の指導を行う。クマガイユウヤ(Gt)とのユニット・Anti-Trenchでアーティストとしても活動。著書に詩集『とても小さな理解のための』(百万年書房)小説『いなくなくならなくならないで』(河出書房新社)エッセイ集『ことぱの観察』(NHK出版)『犬ではないと言われた犬』(百万年書房)、共著に『群れから逸れて生きるための自学自習法』(明石書店)など。1994年名古屋生まれ。慶應義塾大学文学部卒。
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