スーパーノアの井戸健人が配信シングル『remains』をリリース
スーパーノアのフロントマンとしても活動する井戸健人(Vo / Gt)が、2019年5月17日に配信シングル『remains』を各サブスクリプション・サービスからリリースした。井戸健人といえばソロ・ユニットとしてイツキライカという名義で活動しており、過去にはRO69JACK 11/12で優勝しCOUNTDOWN JAPAN 11/12へ出演、ミニ・アルバムとして2012年に『ピンホール透過光』、フルアルバムとして2016年に『Kind of Blue』をリリースしているが、本作は井戸健人名義でのリリースとなる。
『remains』は、前作の『Kind of Blue』のポップでカラフルな楽曲群と比べるとクラシカルなサウンドで、Vampire Weekendが初期、または最新作『Father of the Bride』でみせたアフロ・ポップの響きやBeirutが『Gulag Orkestar』で魅せた東欧のトラッド・ミュージックのエッセンスなども感じさせる。そしてサウンドに対して、井戸健人の歌声は優しく語り掛けるようであり、楽曲の軸として機能している。また本作ではくるりのファンファン(Tp / F.Hr)や、THE RATELの池田若菜(Fl)、畠山健嗣(Gt)ら豪華な客演が更なる彩を添え、音楽を聴くだけで豊かな気分にさせてくれる楽曲へと仕上がった。なお今夏にはフル・アルバムをリリースすることなので、これからもスーパーノアのみならず、井戸健人からも目が離せない。
井戸健人「remains」
参加ミュージシャン
池田若菜(THE RATEL)
畠山健嗣(H Mountains / THE RATEL)
ファンファン(くるり)
プロフィール
シンガー・ソングライター。京都のバンド、スーパーノアのフロントマンとしても活動。2011年、ロッキング・オン社が主催するコンテストRO69JACK 11/12にイツキライカとして応募。見事優勝し、同社が主催するフェスティヴァルで優勝しCOUNTDOWN JAPAN 11/12に出演。2012年、同社主宰のレーベルより、1stミニ・アルバム『ピンホール透過光』にてデビュ ー。2016年には&records よりフル・アルバム『Kind of Blue』を発表。2019年夏にアルバムをリリース予定。
【スーパーノアHP】
You May Also Like
WRITER
-
関西インディーズの水先案内人。音楽ライターとして関西のインディーズバンドを中心にレビューやインタビュー、コラムを書いたりしてます。
OTHER POSTS
toyoki123@gmail.com