Pangea & HOLIDAY! RECORDS presents『COME TOGETHER MARATHON 2021』
2021年7月10日(土)に心斎橋のライブハウス〈LIVE HOUSE Pangea〉と最先端のインディーズバンド取り扱うCDセレクトショップHOLIDAY! RECORDSが共催するライブサーキットイベント『COME TOGETHER MARATHON 2021』が開催される。
同イベントは2017年から「ライブを観たいアーティスト」を集めてPangeaで不定期に開催をしてきたイベントの拡大版であり、〈LIVE HOUSE Pangea〉だけでなく〈Live House ANIMA〉〈アメリカ村CLAPPER〉〈BRONZE〉の全4つのライブハウスで、関西のインディーズシーンを盛り上げるバンドたちが熱いライブが繰り広げる。
さて先日PORTLAで公開された〈LIVE HOUSE Pangea〉のSPOT記事のなかで、同イベントについて店長である吉條壽記氏はこのように語ってくれた。
『COME TOGETHER MARATHON 2021』に関しては、出会いの場が欲しいということではなく「自分がやりたいから」というのが大きいですね。去年は COVID-19 の影響で、ほとんどブッキングが組めなかった。でもHOLIDAY! RECORDSとかを見てると、どんどん新しいバンドやアーティストが音源を出しています。「このままでは世代が分断されるのでは」という危機感があったし、バンドマンたちが横のつながりがないまま外に出ていくのは避けたかったので、大きな祭りをやりたかったんです。
吉條壽記氏といえばRAZORS EDGEのKRASH(Dr)としても活動されている人物である。バンドマンであり、ライブハウスのオーナーでもある吉條さんであるからこそ、ライブというなかで築かれる人間関係の重要性を誰よりも知っているし、それができない現状というのも痛いほどに感じているはず。だからこそ今回のライブサーキットイベントは観客にとっては関西のインディーズシーンを楽しめるし、出演バンドにとっては新しい人間関係を作り出す魅力のあるイベントであるのだ。
現在チケットは発売中。演者も観客も一緒になって楽しめる、このお祭りにぜひ参加してみてはいかがだろうか。
INFORMATION
日時 | 2021年7月10日(土) open 10:30 / close 11:30 |
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会場 | LIVE HOUSE Pangea / Live House ANIMA / アメリカ村CLAPPER / BRONZE |
チケット | 前売チケット : ¥4,000 |
出演アーティスト | 愛はズボーン / いちやなぎ / COWCITY CLUB BAND / 作戦53 / 東京少年倶楽部 / PK shampoo / Hue’s / フリージアン / みらん / あすなろ白昼夢 / um-hum / Subway Daydream / The Papaya Collections / Transit My Youth / Newdums / Bacon / my sister circle / 宵待 / アフターアワーズ / Easycome / ULTRA CUB / ズカイ / Set Free / FATE BOX / ベルマインツ / ムノーノモーゼス / ヤユヨ / (夜と)SAMPO / 浪漫革命 / YMB / WANG GUNG BAND / puggs / …and more |
主催者コメント | Live House Pangea 吉條壽記ライブハウスでの出会い。 それはお客さんだけの特権ではなくアーティストにとっても大切なものではないでしょうか。 たまたま同じ日、同じ場所でライブをしたアーティストがこれからの自分たちの指針になったり生涯の盟友になる。 僕はその「たまたま」の確率を上げるのがライブハウスの「ブッキング」だと思い取り組んできました。 しかし去年から今の今までなかなか思うように「ブッキング」が出来ませんでした。 それとは関係なく新しいアーティストはどんどん誕生しネットを通して世の中に出ていきます。 直接触れることなく分断されていく世代を繋げたい。 おこがましくもそんな気持ちでこの企画を立ち上げました。 幸い近くにHOLIDAY! RECORDSの植野さんという信頼できるパートナーがいました。 ライブハウスとはまた違う視点で現場を大事にしてきた人です。 初年度は関西のバンドだけです。 願わくばこのイベントが現場に血が通うきっかけの一つになりますように。
HOLIDAY! RECORDS 植野秀章このイベントの言い出しっぺはパンゲアの店長吉條さんです。 コロナ禍のこの状況で、精神的にも金銭的にも非常に厳しいはずなのに、こんな一大イベントをやろうと言い出した吉條さん。その全くへこたれない屈強な精神には本当にリスペクトです。と同時に少し引いています。笑 ですが、暗い気持ちになることが多いこのコロナ禍で、このイベントの打ち合わせの時間は、僕にとって前向きな気持ちになれる大切な時間でした。それと同じように、未来にこのイベントが待っているということが、皆さんにとって何か心の寄りどころになったり、少しでも前向きな気持ちになれる理由になれば幸いです。 今後も素敵なバンドの出演が続々と解禁されますので、どうぞお楽しみに。 皆さんのご来場を心よりお待ちしております! |
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関西インディーズの水先案内人。音楽ライターとして関西のインディーズバンドを中心にレビューやインタビュー、コラムを書いたりしてます。
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