フリージアンが最新シングル“月に咲く”配信リリース&MVも公開
フリージアンが、6月12日(水)に最新シングル“月に咲く”をリリースした。
今作は「人を愛する」ことの本質を歌った渾身のバラードだ。「どんな時でも愛するあなたと一緒にいたい」という気持ちを綴ったラブソングだが、その魅力はソングライターであるマエダカズシ(Vo)の優しいまなざしである。一方的に自分の気持ちを相手に伝えたりはしない。それは「愛している」という能動的な言葉を使わずに、全編にわたって「愛をしている」という言葉を使用している点からもわかる。
レコーディングエンジニアはCocco、アイナ・ジ・エンド、BUMP OF CHICKEN、[Alexandros]などの作品に携わってきた牧野英司。フリージアンの持つ勢いはそのままに、より深みのあるサウンドを聴かせてくれる。
また同日にはミュージック・ビデオも公開。今まさに愛をしている男女の日常を描いたシネマティック・ムービーとなっており、楽曲に込められたメッセージをそのまま視覚化させたような映像作品となっている。
7月5日(金)には渋谷〈WWW X〉でハンブレッダーズをゲストに迎えたイベント『FREESIAN presents – 歌遭 “KASO” Vol.1-』、11月16日(土)には〈SHIBUYA CLUB QUATTRO〉でワンマンライブを開催するフリージアン。勢いを増していく彼らの思いが“月に咲く”には詰め込まれている
コメント(マエダカズシ)
フリージアン、ボーカルのマエダカズシです。
今回「月に咲く」という楽曲をリリースします。
この曲ができた時は「自分にとって、これ以上ない最高のラブソングができた」という手応えがあったのですが、楽曲が完成して改めて聴いてみて感じたのは、これはもうラブソングを超えた何かだなという思いでした。
人を愛するということの尊さと無常さ、儚さ。
いつか必ず消えてなくなるこの身体を、
いつか必ず消えてなくなるこの心を、
それでも永遠と呼びたい、そんな感情がこの星を強く強く回していると信じています。
大袈裟じゃなくて。
フリージアン
L⇒R 隆之介(Ba)、マエダカズシ(vo)、たなりょー(Dr)、MASASHI(Gt)
2021 年正月、「最強のジャパニーズソング」を追い求めるためにどうしても手ぶらで歌いたいマエダカズシが、歌以外全部やってくれそうなメンバーを集めて神戸で結成。
メンバー全員がこれまで幾つものバンドで結成、そして解散を積み重ねてきており、人生の中で感じてきた様々な気持ちが、Vo. マエダカズシの紡ぐ言葉に嘘偽りのない感情として描かれている。
どこか懐かしさを感じさせる人肌の温もりがこもったメロディと、果てまで突き抜けていくようなド直球な歌声、そして激しく荒々しくも緻密にサウンドメイクされたバンドサウンドは、一度聴くだけで真水のように身体に染み込んでいく。
これまでのキャリアの中で培ってきた経験の極地でもある圧倒的なライブパフォーマンスにより、関西のライブハウスシーンを中心に話題を集め、若手バンドマンやメジャーアーティストからの支持の声も多い。
いま日本で一番清々しい日本語ロックバンド。
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WRITER
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関西インディーズの水先案内人。音楽ライターとして関西のインディーズバンドを中心にレビューやインタビュー、コラムを書いたりしてます。
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