INTERVIEW

「大阪を代表するバンドになりたい」ショーウエムラ(アフターアワーズ)が語る、地元に育てられたバンドマンとしての自負

MUSIC 2023.05.29 Written By 峯 大貴

アフターアワーズのライブを初めて観たのは2017年5月6日の『祝春一番』。〈服部緑地野外音楽堂〉の大舞台に元気よく飛び出したこの日初出演のさえない柄シャツ3人組による粗削りでまくしたてるような演奏と、立て板に水を流すようながなり散らすボーカルの存在感を今でも強烈に覚えている。またラストソング“16”を披露したあとの舞台裏で、3人とも感極まっていたことも。

 

2016年に結成したロックバンドである彼らは、大阪のライブハウスを中心に熱すぎて泥臭すぎるステージで徐々にファンを増やしていった。また彼らが特異なのは、前述の1970年代から続く『春一番コンサート』から、今勢いに乗るアーティストがズラッと並ぶ『MINAMI WHEEL』『ボロフェスタ』まで、世代やシーンをまたがり関西中の老若男女を湧かせるバンドであることだ。

 

2021年にはホームグラウンドである〈Live House Pangea〉、翌2022年には〈Shangri-La〉でも立て続けにワンマンライブを開催、昨年にはこれまでの集大成となる1stアルバム『AFTERHOURS』を発表。着実にステップを上っている彼らにとって初のインタビュー記事をお届けしよう。

 

語ってもらったのはショーウエムラ(Vo / Ba)。メンバーの上野エルキュール鉄平(Dr / Vo)とタミハル(Gt / Vo)より9歳年上の1984年生まれであり、アフターアワーズ結成以前からギター弾き語りのソロ活動も続けているシンガーソングライター。

 

根っからのお笑い好き&関西人気質からライブのMCやラジオ番組では終始ボケとツッコミの応酬となる3人。人懐っこいキャラクターに反して実は本音を煙に巻きがちなバンドでもある。一抹の気恥ずかしさはあれど、ショーにこれまでのキャリアから、ソングライティングの狙い、そして拠点とする大阪への想いなど、珍しく素直に語ってもらった。

 

写真:浜村晴奈


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「男26歳原点説」に感化され、遅めの音楽活動スタート

──

音楽はいつから本格的に始めたんですか?

ショーウエムラ(以下、ショー)

親父がギターを弾けて母親がピアノ弾ける両親で、レコードとかたくさんもっていたから音楽は聴いていた。中学でギターを始めて、The Beatles、吉田拓郎、ゆずとかコピーしてたら、すでにスリーフィンガー奏法できるようになってた(笑)。でも高校は3年間野球部やったし、大学も軽音楽サークルでコピーバンドをやるくらい。ライブハウスにも出たことがなかったですね。
でも歌が上手いっていう自覚はあった(笑)

──

生まれも育ちもずっと大阪?

ショー

いや、大学まではずっと京都。

──

アフターアワーズは濃ゆい大阪の印象があるので、少し意外!

ショー

京都っぽくないのは、多分市内じゃなくて南部の出身だからかも。実際大阪に住み始めたら自分にはしっくり来ましたね。

──

じゃあ大阪に住み始めたのは大学卒業してからですか?

ショー

いや、京都の大学を卒業して、就職して4年間くらい東京に行く。営業をやっていたんですけど、まぁしんどかった記憶しかない。漠然と俺には会社員向いてないなぁと思いながら過ごしていました。ある時、YouTubeで上岡龍太郎さんの過去の動画をやたらと見ていて。あの方が引退したのは2000年でしょ。当時まだ中学生やったからあんまり理解してなかったけど、大人になって見返したら、めちゃめちゃ面白い人やなと。彼の有名な発言で「男26歳原点説」というのがあって。男は社会に出て数年たった26歳くらいまでに培ってきた、考えや経験が土台となって、それ以降の人生が決まってくるという哲学みたいなもの。その話をしている動画を見たのが、ちょうど26歳の時で。

──

東京でしんどい思いをしている時に、上岡さんの話がばっちり刺さったんですね。

ショー

俺は人生どうするねん。このままこの仕事は嫌やなぁ、やっぱり歌いたいなぁと考えていたら大阪に転勤が決まるんです。それで関西に戻って大学の後輩たちに声をかけて、自分がギターボーカルをやる4人組バンドを作る。これがだいたい2011年くらいの話。

──

そのバンドはどんな活動を?

ショー

主に京都の小さいライブハウスに出ることが多くて、Amsterdamned(当時 ラヴモーテル)とかAtomic stoogesとはこの頃から対バンしている。俺は上岡龍太郎に感化されて、音楽で勝負してやろうと思っているから2013年の後半には会社も辞めちゃうし、弾き語りでソロでもライブを始める。突っ走っていたけど、他のメンバーとは温度差があって。結果しぼんでしまいましたね。

──

やっと始めたバンド活動も頓挫してしまうんですね。

ショー

でものちにアフターアワーズに繋がる話で言えば、このバンドで4人組の難しさを知れた。俺の歌は当時まだ技量も声量も足りてなくて、全然お客さんに声聴こえへんやんと思っていた。ギターが2本もあると、どうやったら歌が抜けるのかや音圧のバランスが難しい。あと4人やと2対2に意見がわかれたらめんどくさいやないですか。だから次にバンドやるなら絶対ギターが1本で奇数の3ピースやと思いましたね。あと“ジョージのテーマ”はこのバンドで作った曲。だから決して無駄じゃない経験やったんです。


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大阪の音楽人たちから受けた薫陶

──

私がショーさんと出会ったのは2014年。同じ『春一番』の有志スタッフとしてでした。まだこの時はアフターアワーズじゃなかった。

ショー

そうですね。『春一番』は木村充揮さんとか友部正人さんが好きで2013年に初めて観に行くんです。出入りし始めたのは2014年の年明け。近所でいつも飲んでたバーで仲良かった友達がたまたま『春一番』の元スタッフで、「もしかしたら出演できる可能性あるかもよ」と言われて事務所に連れて行ってもらいました。そこで主催の福岡風太さんに「歌ってみぃ」と言われたから、1曲歌って。「もう1曲ないか?」と言われて歌う。「まだないか?」って3曲目。そしたら「人の曲は歌われへんのか?」と言われて、多分忌野清志郎さんの曲を歌ったと思う。4曲歌わされて「あんましやなぁ。スタッフから始めて勉強せぇ」と。

──

散々歌わせて、有志スタッフ!(笑)

ショー

でもその時、事務所にいた人から「4曲も歌わせたのは久しぶり。相当気に入っているから、いずれ出れるかもよ」と言われた。とりあえずスタッフからスタート。

──

確かショーさんは楽器の転換などをサポートするステージ班でした。

ショー

風太さんに「裏のミュージシャンの姿を観ていろいろ盗めばええねん」って言われて。出演はできないし、ミュージシャンを観察すること以外は興味ないし、でもステージってめっちゃ大変ですやん。撤収の時は柱に隠れたりして、よくさぼっていましたね。

──

上野エルキュール鉄平(Dr / Vo)も同じステージ班でしたよね。出会ったのはこの時?

ショー

そうそう。鉄平は子どもの頃から『春一番』に出入りしていて(注1)、同じようによくさぼっていたから「こんなに一緒にさぼってくれる人初めてなんですけど、なにしにきたんですか?」って言われたのを覚えている(笑)

注1:鉄平の父は大阪梅田でバー〈AFTERHOURS〉を長らく営んでおり、バンド名の由来でもある。『春一番』とも所縁が深く、1995年から楽屋のドリンクを担当。エルキュール上野アフターアワーズSHOWとして出演したこともある。

上野エルキュール鉄平(Dr / Vo)
──

『春一番』で盗めたことはありますか?

ショー

袖で演者がどう振舞っているかとかセッティングの仕方は勉強になりましたけど、なんにせよステージ側から浴びるお客さんの歓声と拍手の大きさにやられてしまった。客席から聴いているのと全然違って、信じられへん迫力。これは早く受ける側になりたいなと思いましたね。あと盗んだことではないけど、ここでの縁でしばらく〈GANZ toi,toi,toi〉(注2)で働くようになったことも自分にとっては大きくて。

注2:2021年まで大阪西天満にあったライブハウス。現在は業態を変え〈team GANZ café〉として堺市で営業。

──

〈GANZ〉の足立修一さんは『春一番』の楽器班のボスですもんね。

ショー

そこで足立イズムを叩きこまれた。最初は「声の出し方も、歌詞も、ギターもあかん」とボロカスだったんですが、どうやら期待と愛情の裏返しやということがだんだんわかってきまして。

──

福岡風太しかり、ややこしい大人たち!(笑)

ショー

実際ちゃんとしたこと言ってくれました。「歌詞の書き方がまだわかってないやろ?だから浅いねん。30年も生きていたら、40個くらいは人生のハイライトがあるやろ。それを全部歌詞にしてこい。これはお前の人間性、深層心理を掘り起こす作業や」って。それで40曲書いてみたら、確かになんか歌詞が変わった気がしたんです。この40曲の中から、いい言葉を繋ぎ直してできた曲が“ニュータウン”。「この曲は刺さる」といろんな人に言うてもらえるけど、刺さってもらわな困る。俺の30年をギュッとした曲やから。

──

この曲には人生のどんな部分が込められていますか?

ショー

東京にいた会社員の時のしんどかった気持ちがでかいですね。当時住んでいたモノレールが見える多摩ニュータウンあたりの景色。今では働いていたこのしんどい時期も無駄じゃなかったと思える。こうやってちゃんといい曲ができたから。

──

ミュージシャンを目指しているのに有志スタッフや、〈GANZ〉で働いたことも無駄じゃなく、全部今に活きていますね。

ショー

〈GANZ〉にいた最後の方は音響から照明まで店のことを一通りやらされた。特に照明の重要さを思い知った。これも自分が演者としてライブハウスの人にお願いする時、めちゃめちゃ活きていますしね。どう伝えたら思い通りのセッティングにしてくれるかわかる。

──

音楽活動をスタートするのも20代後半と少し遅かった中で、焦りみたいなものはなかったのですか?

ショー

ホンマここまで回り道ばっかりの人生ですよ(笑)。でも昔から漠然と「20代ではまだなにも成し遂げないやろな」と思っていたから、そんなに焦りはなかったですね。

──

それはなぜでしょう?

ショー

一つあるとしたら、20代までは未成年にしか見られない童顔で。営業をやってた時も大人としてまともに話してくれてへんな、舐められているなと思うことが多かった。でもやけに喋り方が年寄り臭くて、趣味も野球、相撲、時代劇、落語と渋い。外見と中身のギャップが激しい人間やと感じていたんです。

──

見た目が年齢に追いつきたい、早く年を取りたいという気持ちがあったと。

ショー

なんとなく自分の人生は30歳を超えてから。若くして勝負するような人間ではないと思っていた気がします。だって今でもたまにコンビニでビール買うの、止められるねんで?(笑)

転んでないのに泥だらけ、アフターアワーズ結成

──

なるほど。アフターアワーズの成り立ちに関する話に戻しますと、鉄平さんとは『春一番』で出会いますが、タミハルさん(Gt)と出会ったのは?

ショー

〈関大前TH HALL〉(注3)のブッキングライブです。俺は弾き語りのソロ、タミハルは前のバンドで出ていました。当時まだ大学生やのに、なんてギターがうまいやつやという印象です。またやけに弾くフレーズが渋いなとも。鉄平とは同い年で友達やったそうで、そのうち鉄平から俺に連絡がくるんです。「ショーさんはベースボーカルで、3ピースバンドをやりませんか。ギターはタミハルです」と。

注3:1996年オープンのライブハウス。アフターアワーズ初ライブの場所。コロナ禍の影響を受けて2020年に閉店するが、後継の〈TH-R HALL〉が2021年にオープンし、意思を継いでいる。

タミハル(Gt / Vo)
──

それまでベースを弾いたことはあったんですか?

ショー

全くなかった。でも大学の頃からずっとTheピーズの大ファンで、どうしようもなかった東京時代はとにかくピーズの音楽に支えられた。だから「はるさん(大木温之)になれるやん!」という気持ちです。一人の活動に限界も感じていたし、念願やった3ピースバンド。「やるやる!」と2016年に結成。

──

二人とは年齢も離れていますし、よくベース経験もない年上のショーさんに狙いを定めて声をかけましたね。

ショー

俺、9歳も上なんですよ。でもベーシストがボーカルもしているというより、歌う人がベースも弾いているというイメージで、あの人だったらできるんじゃないかと思ったそうです。

──

まさしくTheピーズとかキャロル(矢沢永吉)のような。鉄平さんはLOST IN TIME(海北大輔)も好きでしたよね。

ショー

そうそう。そこからド素人のベースではライブもできないので、半年くらいはとにかく練習と曲作り。でも初めてスタジオに入った時、鉄平がなんとなくドラムを叩きだして、いいタイミングで俺がベースでAの音を鳴らしたら、全く同じタイミングでタミハルがAのコードを鳴らした。最初に合わせた1音目で「このバンドはいけるかもしれない」と思ったのを覚えています。

──

どんなバンドにしようという方向性はありましたか?

ショー

話し合って決めたことはない。だからまずは3人のやりたいことをぶつけ合っていた気がします。最初はそれぞれ曲を書いて、それぞれが歌うバンドにしようとしていましたし。

──

確かに“終点まで“、”あべのぼるへ”など鉄平さんがボーカルの曲もありましたが、『2nd demo』(2017年)以降は、全てショーさんがボーカルです。

ショー

タミハルが歌う曲も最初はあったけど、徐々に二人は「俺も歌いたい」から「歌ってくれへん?」になった。3人のぶつかり合いから、全員がアフターアワーズとしてどうするのがベストかという考え方にちょっとずつなってきた感じがします。


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──

昨年の1stアルバム『AFTERHOURS』に収録されている、“デイジー”や“16”はごく初期からあります。“デイジー”のパブロック感はタミハルさんの色が強いし、“16”の「金明竹」みたいな部分はショーさんの落語好きが際立っている。近年の楽曲と比べると、まだ3人のやりたいことが完全に混ざり合わないまま叩きつけているような、やけっぱち感がありますよね。

ショー

確かに“16”みたいな曲は今作ろうと思っても難しいかもしれないですね。

──

その一方で“バイバイ“は現在までアフターアワーズ屈指の代表曲として君臨し続けているのがすごい。

ショー

“バイバイ”なんてこのバンドで最初に作った曲ですよ。コード進行は全部タミハルで、そこに合わせて俺がメロディと歌詞を殴り書きしてできました。歌詞のイメージは「近鉄バファローズ、サヨナラホームランで勝利!」です(笑)。そのシチュエーションから連想するワードをずらっと並べただけ。

──

ライブでは中盤のドラムだけになって“ララララー流れるメロディに”と歌う箇所で大合唱が起きますが、作った時は意図していましたか?

ショー

全く想像していなかった。あの部分、音源では1回だけで終わるんですよ。でもライブでどんどん盛り上がるから、2周、3周とループするようになって、最近では4周繰り返すこともある。もう俺とタミハルが踊りまくって、マイクの前に全然戻らへん。

──

拓郎の“人間なんて”状態ですね。(注4)

ショー

伝説の中津川ね(笑)。だから今までライブのセットリストから外れたことがなかったけど、今年の『春一番』で初めて抜くことにした。曲も増えてきたし、なんかうまくハマらなくて。〈Live House Pangea〉の吉條壽記さん(注5)にも「“バイバイ”がよすぎるから、アフターアワーズがさらにもう一段上がるには、この曲に頼らないようなライブができるようにならないといけない」と言われたことがある。確かにあれをラストに持ってきていいライブにするのはもう簡単なことで。一昨年“走り出せ、今夜”ができたことで、これで“バイバイ”をラストにしなくていいなと初めて思えた。だから次は“バイバイ”をやらなくてもいいライブができるようになっていきたいフェーズです。

注4:1971年の『第3回全日本フォークジャンボリー』(通称『中津川フォークジャンボリー』)で吉田拓郎(当時 よしだたくろう)が“人間なんて”の歌詞を繰り返し、2時間近くに渡って演奏を続けた伝説のステージ。

注5:〈Live House Pangea〉の代表。愛はズボーンなどを擁するレーベル《TOUGH&GUY RECORDS》のオーナーでもあり、アフターアワーズも所属している。

3人がフラットに混ざり合う、アフアワの楽曲制作スタイル

──

先ほど、3人のぶつかり合いから、徐々に混ざり合うようになってきたと仰っていましたが、今、曲作りはどのように進めているのですか?

ショー

『ヘラヘラep』『ガタガタep』(共に2019年)くらいまでは俺を中心に誰かが作ってきた曲をバンドでアレンジしていくことが多かった。でも“ビューティフル”、“はりさけそう”くらいから完全に3人で作るようになってきました。誰かが持ってきたかけらをくっつけたり、ごちゃごちゃにして作っています。


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──

ちょっとよくわかんないのですが……具体的に例を挙げるとすると?

ショー

でしょうね(笑)。“あの日の僕ら”はAメロが俺、Bメロの前半はタミハル、後半のは俺で、サビは鉄平。みんなが持ってきたメロディのキーを揃えてくっつけた。こんな感じで3人の要素が混ざりまくった他ではまねできない作り方になってきています。

──

プロセスも複雑で、すごく時間がかかりそうな作り方ですね……!

ショー

1曲出来上がるのにホンマ一苦労です。これもやっぱり回り道なんですよ。友達同士でもないし、歳も離れている。お互いどんなやつかわからん中でぶつかり合って7年。これが3人で作る現状のベストなやり方なんです。

──

メロディや構成、アレンジは3人ですが、歌詞はほとんどショーさんが書いていますよね。どんなことを歌いたいと思っていますか?

ショー

冷めているともちょっと違うんですが、「別にええやん!そんなもんやん!」みたいな気持ちを書くことが多いですね。イメージとしては泥だらけ、溺れかけ、倒れかけ。でも顔だけはまだちゃんと前を向いている感じ。

──

どの曲もストレートなワンメッセージが貫かれていますが、ちょっと不器用でキザでハードボイルドなんですよね。ショーさんの人柄そのものというか、チンピラが出てくるコメディ映画みたいな。

ショー

そう言われると恥ずかしいですね。好きな映画もずっと一緒で、ウディ・アレン、マーティン・スコセッシ、北野武。そこからブレてへん。誰かに「『キッズ・リターン』(1996年公開の北野武監督作品)みたいな曲どんだけあるねん!」と言われたことがあるねんけど、図星です。

──

「馬鹿野郎、まだ始まっちゃいねぇよ」という感じ、わかります。

ショー

たけし映画の中で一番好き。バイク事故から復活した第一弾作品でしょ。『ソナチネ』(1993年)までの冷たい感じとも違うし、『HANA-BI』(1998年)以降の世界的な評価を受ける感じとも違う、「今からやったんぞ」みたいなのが一番出ているんですよ。だからついついアフターアワーズは『キッズ・リターン』になってしまう(笑)

『春一番 2023』にて、ショーウエムラとしてのステージはJin Nakaoka(マンドリン)と二人で演奏した。

大阪の音楽シーンの継承者であり、懸け橋となる存在を目指して

──

あとアフターアワーズのキャリアで重要なのが、結成当初こそフォークやブルースの界隈でライブをやることも多かったし、年上の方々に可愛がられている印象がありました。そこから関西のライブハウスシーンで存在感を示すようになってきた中で、バンドの方向性について意識したこと、観客の層が変わってきたきっかけについてどう考えていますか?

ショー

確かに最初は『春一番』とか〈GANZ〉界隈で対バンもお客さんもみんな年上。一組だけずば抜けて若手みたいな環境でしたね。多分、〈Live House Pangea〉によく出るようになったことがでかい。タミハルと鉄平が2018年までYMBのメンバーでもあったから、二人はそっちで出演はしていて、もう一つやっているバンドとしてアフターアワーズがブッキングされたのがきっかけです。1回目で吉條さんがずいぶん気に入ってくれて、そこから一時期、週1で〈Pangea〉って状態になる。そこで鉄平とタミハルに近い世代の若いお客さんが増えたし、評判が広がって〈SOCORE FACTORY〉〈Shangri-La〉〈livehouse nano〉といろんなライブハウスに出れるようになってきました。あの時思い切ってアメ村に出て行って本当に正解。

──

大阪で1970年代から続いてきたフォーク~ブルースのシーンと、インディーバンドがひしめくライブハウスシーン、どちらにもまたがっていることはアフターアワーズの稀有なところですよね。

ショー

そこは本当に大事にしたいと思っています。前まで個人的な最終目標はアフターアワーズのライブには老若男女が偏りなく入り乱れることでした。同じ大阪やねんから、若い人らが俺ら目当てで『春一番』に来ていいし、年配の方が〈Pangea〉でもみくちゃになったらおもろいなと。でもライブハウスだけでは出会いにくい人たちも実際にいるから、最近は俺一人で小さいバーとか飲み屋、いろんな場所に歌いに行けばいいかと思っています。

──

バカでかいバンド・サウンドとアコースティックギター弾き語り、どちらもできまっせと。実際ソロとしても『ヒキガタル』(2015年)、『大阪の犬』(2021年)とアルバムを2作発表していますもんね。

ショー

ソロはバンドと全然違うことをやっているので、どちらの形でも出会ってもらえたらとは思っています。でもあくまでソロはバンドを広める手段なので、最終的にはアフターアワーズのCD買って、曲聴いてくれたらと。

──

昨年今までの集大成的な1stアルバム『AFTERHOURS』も発表して、今アフターアワーズは何に向かっていますか?

ショー

とにかく今、新曲をどんどん作っていますが、そろそろ俺は大バラードを生み出したいなと思っているところですね。“ニュータウン”、“シャッフル”、“グッナイ”を超えるような。

──

ほう!大バラードとは例えばどんなものをイメージしていますか?

ショー

清志郎さんの“世界中の人に自慢したいよ”みたいな生活感があるけど、ロマンチックみたいなのを目指したいですね。あとマーガレットズロースの“ぼーっとして夕暮れ”とか。ちょうどこの前インスタライブでこの曲を弾き語りしていたら、たまたま平井正也さんが観ていたみたいで、うれしい連絡をいただきましたね。やっとくもんです(笑)

──

じゃあ今後アフターアワーズはどんなバンドになっていきたいと思っていますか?

ショー

「大阪を代表するバンド」ですかね。一発目に名前があがるような。二人はどう思っているか知らんけど、やっぱり地元で客をパンパンにして盛り上げているバンドにならなあかんやろとは思っています。

──

大阪にこだわる理由って何かありますか?

ショー

東京に住んでた時代の辛さを引きずっているのかもしれないけど、あの街はやっぱり途方もないと感じてしまうんですかね。でも大阪でいろんな大先輩方を見てきたし、大阪に大きくしてもらったバンドやし、THA BLUE HERBの「東京にでて音楽なんて古いんだ 地元も仕切れずになに歌う気だ?」(注6)というラインに昔やられてしまった人間なので(笑)。もちろん他の地域にもライブはしに行くけど、反応はそれぞれ違って。やっぱり大阪で観るアフターアワーズが一番すごいぞ!ってことをやり続けていたら、全国から大阪に僕らを観に来てくれる人も増えるんじゃないかと思う。それってようは『春一番』なんですよ。大阪のあの場所にしかないものを体感してしまった人間として、自分もそんな存在になりたいんです。

注6:“天下二分の計 (COAST 2 COAST 3)”(2002年)

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