INTERVIEW

ぶっちゃけ上京ってどう?-ベランダ×ギリシャラブ×Crispy Camera Club 京都発・東京在住バンド座談会

この10年の京都を彩ったミュージシャンを思い出していくと、現在は京都を離れ東京にいる人たちも多い。今この文章を書いている大阪出身、大学時代を京都で過ごした私も、2014年からはずっと東京に住んでいる。でも正直、東京にいることを選び続けているというよりも、「いつかは関西に帰るかも」という緩い帰属意識を持ったまま、「東京の方がなにかあるかも」という曖昧な希望を信じ続けている。もっと本音を言えば東京にあることのほとんどは関西にもあるということも、とうの昔にわかっている。少なくともくるりが20年以上前に“東京”(1998年)で歌い込んだような上京物語とは違う東京ライフだ。そこで京都で活動を始め、近年東京に拠点を移したバンドのフロントマン、髙島颯心(ベランダ)、天川悠雅(ギリシャラブ)、ミサト(Crispy Camera Club)の3人に集まってもらい、それぞれが「京都を離れ、今東京にいること」をどのように捉えているのか話を聞いてみた。

ベランダ

 

京都で結成されたロックバンド。簡潔でありながら情景がありありと浮かぶ粋な言葉選びと、どこかフォーキーで親しみやすい秀逸なメロディラインは、音楽マニアを唸らせ、ライトな音楽ファンをも一聴して惹きつける魅力を持っている。

 

Webサイト:https://verandah-band.jp/

Twitter:https://twitter.com/verandah_

ギリシャラブ

 

2014年、京都にて結成のバンド。現在は活動拠点を東京に移し活動している。2021年4月17日に自主レーベル「都市国家レコード」よりサードフルアルバム『ヘヴン』を発売。

 

Webサイト:https://greece-love.com/

Twitter:https://twitter.com/greecelove_band

Crispy Camera Club

 

 

2016年結成、京都出身のバンド。サポートGtを迎えつつ東京にて活動中。10月6日、NEWシングル“季節のはじまり”配信開始&MV公開中。11月26日下北沢THREEにて自主企画『Inbetween Days vol.2』開催。

 

Webサイト:https://crispycameraclub.fanpla.jp/

Twitter:https://twitter.com/ClubCrispy

バンドが上京を決める時

──

3バンドとも2019年に上京しているんですよね。一番早いのはベランダ?

髙島颯心(ベランダ / 以下 髙島)

2018年の年末に、来年から拠点を東京に移すことを発表したのでそうですね。でも実は自分だけ2018年5月から一人先走って東京に引っ越していて。半年ほど遠距離で活動していたんですけど「他の3人も来たら?」と伝えていたら、みんなも来てくれることになりました。

──

先に髙島さんが上京したのはなぜ?

髙島

バンドとして戦略があったわけでも、みんなと相談したわけでもないです。ただ京都での生活も長くなってきたし、単純に住んでいる環境を変えたかった。東京を選んだのは、京都の次に知り合いが多い場所だったというくらい。結果みんなも東京に来てくれたので、ベランダとして上京を発表出来ましたけど、改めて振り返るとそこで意見が割れたりしていたら、今バンドがどうなっていたかはわかんないですね。

──

Crispy Camera Clubはいかがでしょう?

ミサト(Crispy Camera Club)

私たちは2019年の秋頃です。当時メンバーだった稲本くん(稲本裕太 / Pale Fruit)だけ以前から東京に住んでいて。

──

稲本さんは元々花泥棒として京都で活動していましたけど、2014年に上京して早かったですよね。

髙島

稲本さんが自分たちの周りで、東京に行くパイオニアだった気がする。先輩!って感じ。

ミサト

うちらにサポートで入ってくれるようになった2018年頃から、遠距離で曲を作ったり、ライブや練習の時はどちらかが車で京都か東京に遠征するというのが1年ぐらい続いて。時間的にも金銭的にも離れているのはやっぱりキツかった。あと私と中根くん(中根トモヒロ / Ba)が当時実家暮らしだったんですけどすごく田舎で。京都でライブをしているのに、終わったら家に帰れないこともよくあったんです。だから実家を出るなら、京都の都市部に引っ越すよりも、稲本くんもいる東京に行ってしまった方がいいかなと思って、関西にいた3人が上京することになりました。

──

遠距離メンバーとの合流という意味ではベランダとも似た状況だったんですね。では最後、ギリシャラブも教えてください。

天川悠雅(ギリシャラブ / 以下 天川)

自分たちは2019年の3月~4月に当時のメンバー5人全員、東京に引っ越してきました。ギリシャラブは僕以外の誰かから「東京行こうや」と言い出すことはないと思ったので、その前の年に自分が提案したんですけど、満場一致で賛成だったんです。「むしろまだ行かへんのかな?って思ってた」って言う人もいるくらい。だから中津さん(中津陽菜 / 元Dr)が大学を卒業したタイミングで来ました。

「京都のバンド」という呼称の強さ

──

「東京に行こう」と言ったのはどういう考えでした?

天川

はっきりした理由があったわけじゃないです。ただ東京でもライブをするようになって、最初の頃は本当に知り合いしかお客さんがいない状態から、だんだん見てくれる人が増えてきて、その内関西のライブよりも多くなってきた。元々ライブでお客さんが沸くタイプのバンドではないから、東京の方がいい反応だったとは一概に言えないですけど、やりやすいと感じることはあって。

髙島

そう感じるタイミングはベランダもあった。下北沢のお客さんの方が盛り上がってくれるというか、まず受け入れてくれるというか。なのでいいライブが出来たなと感じることも増えてきた。

天川

バンド全体を応援しようという気持ちを強く感じますよね。京都はもうちょっとシビアに音楽で見てくれているというか。

──

京都と東京では見られ方の違いを感じるんですね。

天川

うちらもCrispyもベランダも「京都のバンド」って言われることが多いと思うんですけど、他の地域より「京都のバンド」というものに対するイメージがある気がしていて。そこを試されるというか、相応しさという視点が加わるという感覚。東京だとそこがなくてフラットに聴いてくれる気がします。各々の感覚で自由に楽しんでくれる。

──

そう見られることっていい面、悪い面どちらもある気がしていて。

髙島

ベランダは「京都」が比較的うまく働いたバンドだと思います。東京でライブをする時は、他とは違う「よそ者」として注目してもらえるというか、京都のイメージを土台にすることが出来た。

ミサト

自分たちはベランダとは違って、そんなに京都の空気を纏っている自覚がなかったから、「京都のバンド」と言われることにしっくりはきてなかった。正直そこまでホームと呼べるほどの居場所も作れなかったし、めちゃくちゃ親和性のあるバンドもいなかった。でも京都出身で京都に住んでいたし、事実としてそうですよってくらいでしたね。

天川

うちもそう。

──

「京都のバンド」と「京都らしいバンド」の間には距離がありますよね。しかも天川さんは出身が兵庫県ですし、京都ですらない。

天川

そうなんです。しかも京都の地名を歌詞に入れたり、テーマにすることもしないし、逆に東京を歌うこともない。地名にこだわりがないからこそ「自分たちは京都のバンドなのか?」って思うのかもしれないです。

──

逆にみなさんから見て「京都のバンド」を体現していると感じていたのはどんなバンドですか?

髙島

メシアと人人、Amia Calva、花泥棒。

──

3組ともボロフェスタにスタッフとして関わっていたバンドですね(笑)

髙島

お世話になった場所は数あれど、個人的には〈livehouse nano〉を心のホームとしていたので、そうなっちゃいますね。2人は違うかも。

天川

周りのバンドとも関わりは薄かったから、そう言える存在はあまりいないですが……。本日休演は京都大学とか西部講堂の流れを引き継いでいるし、自分から見てもいいバンドだと本当に思っていた。そんな彼らの音楽が京都の人たちにもしっかり伝わっていたから、その状況はいいなと。

ミサト

京都にいた時石塚(淳)さんとバイト先が同じだったので、台風クラブをやる前のバンドを京大吉田寮の食堂に観に行ったりしていて、本当にギターヒーローだと思っていた。京都のミュージシャンの風格を完全に纏いつつ、スター性があって。台風クラブになってからはさらにすごいし、彼らみたいな音楽とか、その広まり方は京都のバンドっぽさを感じる。

東京に来て良かったこと / 京都の方が良かったこと

──

ではみなさんが実際東京に来て、活動がしやすくなったのはどういうところですか?

髙島

京都から来たという一個注目してくれる要素を持って、東京で再出発することができたという点で、今のところ良かったことしかないかなと思っています。

ミサト

京都市内すら遠くて不便だったから、もう圧倒的に集まりやすい(笑)。メンバーはもちろん、今の事務所も下北にあるから連携も取りやすくなりました。それと京都にいたときから月一くらいの頻度で東京のライブもあったから長距離の車移動が減ったのは助かります。

天川

うちは東京に来て3ヶ月ぐらいで自分が体調を崩して活動休止して。ようやく復活したらこのコロナ禍が来て。正直まだやりやすさを感じるほどのことは出来ていないかもしれないです。

──

逆に京都の方がよかったなという点は?

天川

チャリで移動できること?京都は街が狭いし坂もなかったから、どのライブハウスも自分の家から自転車で行けた。

髙島

それはデカい。下北・高円寺・新宿・渋谷がぎゅっと京都市にある感覚。あとスタジオの料金は京都の方が安かった。

天川

確かに。それまでギリシャラブの練習場所は京大の部室やったから、料金を払うこと自体、これからはかかってしまうよなと思ってた。

ミサト

でも電車賃は東京の方が安いですよね。京都より広いけど、端から端まで思ったより早よ行ける。京都にいた時は大阪でライブだと1時間半くらいかかっていたので、それよりは楽な体感。

天川

東京は家賃が高いというけど、借りる家は自分の出せるお金の範囲内で選ぶしかないじゃないですか。それに自分が京都に住んでいた時は大学に近いという理由で京都駅周辺に住んでいて、他の地区より家賃も高めだったから違いはあんまり感じなかった。その分、最低賃金は東京の方が高いでしょ。だからむしろ生活もしやすい。

上京は別に思想の表明ではない

──

3組ともライブハウスを主戦場に活動していますが、この1年半近くコロナで制限されることになっている。この状況も踏まえて、今東京にいる意味をどう捉えていますか?

髙島

コロナ禍で家にいることは多かったし、日本のどこにいたって音楽はできるなと考えた気はしますね。実際にこの期間で東京から出て行った人もいるし。でもそれ以前から土地にそこまで執着がないので、理想だと2ヶ月ごとに違う街に引っ越したい(笑)

ミサト

私は東京に来て環境とか活動のペースが変わるのを実感する前にこの状況になったんですけど、昔から基本的に熱量がちょっと薄めなんです。だからこっちに来て忙しくなるのかな、周りの熱量についていけるかなと思ってたのが、ちょうどいやすい心地になってしまって。でも目の前で起こることには意味があると思って生きていたいので、今自分にできることを考えて、じっくり曲を作って新曲を増やしていました。だからいる場所について意味をあんまり考えたり、そんなに悲観もしてない。むしろこれからより力を入れるための土台を作れた期間でもありました。

天川

確かに普段の生活での刺激とか、ルーティン以外のイレギュラーな出来事はこの1年半くらい誰しも減っているけど、音楽家・作曲家として、あんまりそういうことからインスピレーション受けて作るタイプでもない。うちは自分が全パートを作り込んだデモをみんなに渡すという、時間がかかるやり方を取っていたので、そこにしっかり取り組む期間にしていました。もちろん今後もライブにいっぱいお客さん入れてやれないのは困るし、それがいつになるんだという気持ちもあるけど、この状態が続くことで音楽活動の考え方が変わることはないと思う。

──

3人共通して、そこまで京都や東京に根を張るという感覚もないし、故郷を捨てて勝負をかけるために東京に出てきたという感じでもないですよね。どこでも音楽活動はできるし、今のベターな選択として東京にいる。

天川

そうですね。田舎の出身なので都会への憧れはあったけど、大学で京都市内に引っ越してきた時にその心境は済んでいるというか。だから次に住んでみたい場所と言われたら、パリとか自分の憧れている作家やアーティストが住んでいた場所になりますかね(笑)。上京ってひとつの思想の表明みたいに捉えられるかもしれないけど、言ってしまえばただの引っ越しですし。3週連続土日に東京でライブが入ってるような状況になったら単純にきついし、バンドの運営としてそっちに移ることも考えの一つとして自然だと思います。

──

もし今、仮に上京を考えているバンドがいたとして、アドバイスするなら何を伝えます?

ミサト

この状況が明けたら、全然来ちゃっていいでしょう。そんなに大げさに捉えないで、来てもいい場所だと思っています。

髙島

軽率に来ちゃうのはアリ。でもその時に、思い入れや帰属意識のある場所があれば、きっと心強いと思う。自分にとってのnanoみたいに、いつでもこのライブハウスに戻ってきたら知ってるスタッフがいて、仲のいいお客さんとか知り合いがいる。今も京都は精神的な拠り所としてありがたいところなので。

写真:ムラカミダイスケ

WRITER

RECENT POST

COLUMN
【2024年4月】今、東京のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
REPORT
台湾インディーバンド3組に聞く、オリジナリティの育み方『浮現祭 Emerge Fest 2024』レ…
REPORT
観音廟の真向かいで最先端のジャズを。音楽と台中の生活が肩を寄せ合う『浮現祭 Emerge Fest …
INTERVIEW
孤独な青年の思春期が終わった、 LAIKA DAY DREAMなりのグランジ作品『Shun Ka S…
REVIEW
この先鋭的なバンドサウンドは、2020年代の京都音楽シーンを代表する-YUNOWA『Phantom』
INTERVIEW
Ribet townsは12人組プロジェクトチーム!? 現代社会を楽しく生き抜く処世術を歌う、新作に…
REVIEW
松井文『窓から』-歌い手としての自分を見つめ直した、3枚目の1stアルバム
REVIEW
畠山拓郎“September”-KANの遺伝子も感じるニューポップスターによるソウルバラード
REPORT
発令!アジアに向けた日本からの開国宣言-BiKN shibuya 2023 クロスレポートNo.1
INTERVIEW
「日本とアジアを混ぜっ返すんだ!」アジアン・ショーケース『BiKN shibuya』に至る衝動
REVIEW
劇伴音楽を経て、本格的にバンドとなったロマンたっぷりのロックサウンド-KiQ『空想』
INTERVIEW
「おせっかい」な京都のスタジオ、マザーシップ。エンジニア野村智仁が語る、人付きあいと音作り
REVIEW
Tocago『Wonder』- 沖ちづるの音楽にかける熱意に再び火が灯るまで
INTERVIEW
歌うたいは人たらし。小野雄大が仲間と共に自分の歌を見つけるまでの道程
COLUMN
〈Penguinmarket Records〉作品ガイド
INTERVIEW
「Music has no borders」を掲げ、京都から世界へ-Penguinmarket Re…
REVIEW
多様な可能性のごった煮状態という意味での“GUMBO”- 砂の壁『GUMBO』
INTERVIEW
ソー・バッド・レビューから続く道。 シンガーソングライター&ピアニスト / 翻訳家 チャールズ清水…
REPORT
『春一番 2023』後編 ー 平和を夢見る福岡風太が仕掛けた、音楽による革命の実験場
REPORT
『春一番 2023』前編 ー 「祝」でも「終」でもない、大阪名物野外コンサートのゆくえ
INTERVIEW
「大阪を代表するバンドになりたい」ショーウエムラ(アフターアワーズ)が語る、地元に育てられたバンドマ…
REVIEW
生活の設計『季節のつかまえ方』 ー 「自分の音楽ってこれかも!」と辿り着いた喫茶ロック作品
REVIEW
屋敷『仮眠』 – のんびりとした虚無感、幻想的だが後味の悪さもある、積層的なフォーク作品
REVIEW
FALL ASLEEP#3 全曲レビュー
REVIEW
幽体コミュニケーションズ『巡礼する季語』 – 言葉とサウンドをコラージュ的に組み合わせ、季節を描く京…
INTERVIEW
スーパーノアが語る、『ぬくもりはたしかに』に込めたリズムと歌の最適解
INTERVIEW
年鑑 石指拓朗 2022-世田谷ほっつき歩き編
REVIEW
Eri Nagami『ど​ち​ら​か​と​い​う​と​そ​う​思​う(Moderately Agre…
REVIEW
岡林風穂『刺激的な昼下がり』 – 岐阜拠点のシンガーによる、こそばゆい刺激に惹きつけられる作品
REPORT
ボロフェスタ2022 Day4(11/6)- クリープハイプ、リベンジ。過去2年を取り戻す気概の最終…
INTERVIEW
マーライオン、変わる!-もっとみんなに喜ばれる音楽をつくるための模索と研鑽
INTERVIEW
生活は変われど、再び日々を鳴らし始めた路地の『KOURO』
REVIEW
ヨットヘヴン『健康快樂』 – 今を楽しく生きようとする生活者の歌
REVIEW
ガリザベン『ほっぺのかんじ』 – シャイとユーモア、関西に息づくブルースが香り立つうた
COLUMN
たけとんぼ 平松稜大・きむらさとしに影響を与えたアルバム5選
INTERVIEW
伝道と更新を目指すアコースティック・サウンド – たけとんぼインタビュー
REVIEW
kiss the gambler “ベルリンの森” – 自分の心の居場所はどこにある?
REVIEW
KiQ『FuU』ー多彩な仲間と共に漂着した、退屈な日々を彩るフォーク・ロック
INTERVIEW
音楽のアーキビスト、金野篤が体現する「売りたいモノは自分で作る」という生き方
REVIEW
kiss the gambler “台風のあとで” – 折り合いのつかない喪失感を歌う素直さに胸が打…
INTERVIEW
大石晴子が探る、これからの生きていく道とは ー『脈光』インタビュー&全曲解説
REVIEW
伏見◎Project “Dawn-town” – 京都伏見を冠するニュー・コンボによるムーディーな楽…
REVIEW
みらん『Ducky』 – 22歳の今しか表現できないことを歌っている、理想的なデビュー作
REVIEW
徳永憲『今バリアしてたもん』何重にもねじれたユーモアが満載、歌とアコギが主体の12作目
REVIEW
国でも建てるつもりなのか – グッナイ小形
REVIEW
NEKOSOGI – NEKOSOGI
REVIEW
たまき – 門脇沢庵
REVIEW
夢の日々 – ミチノヒ
COLUMN
お歳暮企画 | ANTENNAとつくる2021年の5曲 Part.2
COLUMN
お歳暮企画 | ANTENNAとつくる2021年の5曲 Part.1
INTERVIEW
年鑑 石指拓朗 2021-武蔵野散歩編
REVIEW
FALL ASLEEP#2 全曲レビュー
INTERVIEW
いちやなぎとひらまつ-平成6年生まれ、ウマが合う歌い手の2人
COLUMN
「シーン」から「モード」に移ろいゆく – 京都音楽私的大全
REPORT
峯大貴が見たボロフェスタ2021 Day3 – 2021.10.31
REPORT
峯大貴が見たボロフェスタ2021 Day2 – 2021.10.30
COLUMN
“ニュー・ニート”ゆうやけしはすが目論む、ローカルから興すロック・ルネッサンス
INTERVIEW
グローバルな視野を持って、ローカルから発信するーリクオが『リクオ&ピアノ2』で打ち出す連帯の姿勢
REVIEW
ズカイ – たくさん願い溢れて
INTERVIEW
みらんと話した日ー兵庫在住シンガー・ソングライターによる互いの気持ちを尊重する歌を探る
INTERVIEW
つくるひとが二人、はみ出す創作を語る-井戸健人×畠山健嗣 対談
REVIEW
秘密のミーニーズ – down in the valley
REVIEW
ラッキーオールドサン – うすらい
COLUMN
ご当地ソングからはみ出る方言詞|テーマで読み解く現代の歌詞
REVIEW
ベルマインツ – MOUNTAIN
INTERVIEW
もどかしくもシンプルを求めトガっていく。シャンモニカが語る『トゲトゲぽっぷ』
INTERVIEW
シンガーソングライターという自覚の芽生え – ぎがもえかインタビュー
REVIEW
たけとんぼ – 春はまだか / 旅の前
REVIEW
いちやなぎ – album
REVIEW
ショーウエムラ – 大阪の犬
INTERVIEW
2020年をポジティブに転化するために - 中川敬(ソウル・フラワー・ユニオン)が語る新作『ハビタブ…
REVIEW
かさねぎリストバンド – 踊れる
COLUMN
従来のイメージを跳ね返す、日本のフォークの変革 - 『#JAPANESE NEWEST FOLK』前…
INTERVIEW
年鑑 石指拓朗 2020
COLUMN
編集部員が選ぶ2020年ベスト記事
COLUMN
〈NEWFOLK〉作品ガイド
INTERVIEW
音楽のすそ野を広げる、影の歌の送り手 - 〈NEWFOLK〉主宰 須藤朋寿インタビュー
INTERVIEW
自分の言葉を持つ人の歌が、心に入ってくる - 浮(BUOY) インタビュー
REVIEW
クララズ – 台風18号
INTERVIEW
“2023”で次の扉を開いた3人のハイライト – ベルマインツ インタビュー
REVIEW
岡林信康 – 岡林信康アルバム第二集 見るまえに跳べ
REVIEW
田中ヤコブ – おさきにどうぞ
REVIEW
上田正樹と有山淳司 – ぼちぼちいこか
REVIEW
ザ・ディランⅡ – きのうの思い出に別れをつげるんだもの
REVIEW
Bagus! – 恋はうたかた
REVIEW
ベルマインツ – ハイライトシーン
REVIEW
ヤユヨ – ヤユヨ
INTERVIEW
清水煩悩との雑談(後編)– 天川村から新たな船出『IN,I’M PRAY SUN』
REVIEW
小野雄大 – 素粒子たち
INTERVIEW
覚悟が決まった第二章 – Easycome『レイドバック』インタビュー
INTERVIEW
生きている日が歌になる – ダイバーキリン『その美しさに涙が出る』インタビュー
REVIEW
のろしレコード – のろし
REVIEW
松井文 – ひっこし
REVIEW
gnkosaiBAND – 吸いきれない
REVIEW
イハラカンタロウ – C
REVIEW
折坂悠太 – トーチ
REVIEW
西洋彦 – fragments
REVIEW
クララズ – アメリカン
REVIEW
阿佐ヶ谷ロマンティクス – 独り言
REVIEW
平賀さち枝とホームカミングス – かがやき / New Song
REVIEW
TATEANAS-縄文人に相談だ/君と土偶と海岸で
REVIEW
ズカイ – 毎日が長すぎて
INTERVIEW
30代になった酩酊シンガーてらがRibet townsと鳴らす家族の歌
INTERVIEW
年鑑 石指拓朗 2019-『ナイトサークル』リリースインタビュー
INTERVIEW
年鑑 石指拓朗 2018
REPORT
峯大貴が見たボロフェスタ2019 3日目
INTERVIEW
キタが語る、オルタナティヴ・バンドthanの正史ー2ndアルバム『LINES』リリース・インタビュー
REPORT
峯大貴が見たボロフェスタ2019 2日目
REPORT
峯大貴が見たボロフェスタ2019 1日目
INTERVIEW
はちゃめちゃなエンタテインメントがやりたいーチャンポンタウン“Giant step”リリース・インタ…
INTERVIEW
3人で歌の本質を確かめる場所―のろしレコード(松井文、夜久一、折坂悠太)『OOPTH』リリース・イン…
INTERVIEW
清水煩悩との雑談(前編)-新MV“まほう”・“リリィ”を公開&クラウドファンディング始動
REVIEW
アフターアワーズ – ヘラヘラep / ガタガタep
REVIEW
河内宙夢&イマジナリーフレンズ – 河内宙夢&イマジナリーフレンズ
INTERVIEW
休日に音楽を続ける人たちのドキュメント-松ノ葉楽団3rdアルバム『Holiday』リリースインタビュ…
INTERVIEW
日常に散らばった、ささやかな幸せを愛でるー大石晴子 1st EP『賛美』インタビュー
REVIEW
THE HillAndon – 意図はない
REPORT
リクオ『Gradation World』スペシャル・ライヴat 代々木・Zher the ZOO レ…
REVIEW
Ribet towns – メリーゴーランド / CRUSH / みまちがい
REPORT
峯大貴が見た祝春一番2019
INTERVIEW
今また初期衝動に戻ってきた – リクオ『Gradation World』リリースインタビュー–
REVIEW
HoSoVoSo – 春を待つ2人
REPORT
峯大貴が見た第2回うたのゆくえ
INTERVIEW
ここから踏み出す、ギリシャラブの“イントロダクション” – 2nd Album『悪夢へようこそ!』リ…
INTERVIEW
その時見たもの、感じたことを記録していく – ダイバーキリン『忘れてしまうようなこと』リリースインタ…
REVIEW
チャンポンタウン – ごきげんよう
REVIEW
宵待 – NAGAME
INTERVIEW
cafe,bar & music アトリ
REVIEW
てら – 歌葬
REPORT
【峯大貴の見たボロフェスタ2018 / Day3】ULTRA CUB / Gateballers /…
REPORT
【峯大貴の見たボロフェスタ2018 / Day2】Homecomings / Moccobond /…
REPORT
【峯大貴の見たボロフェスタ2018 / Day1】ベランダ / Crispy Camera Club…
INTERVIEW
KONCOS:古川太一 × ボロフェスタ主催 / Livehouse nano店長:土龍対談 - 音…
REVIEW
ローホー – ASIA MEDIA
REVIEW
影野若葉 – 涙の謝肉祭
REVIEW
Pale Fruit – 世田谷エトセトラ
REVIEW
原田知世 – music & me
REVIEW
Traveller – Chris Stapleton

LATEST POSTS

COLUMN
【2024年4月】今、東京のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト

「東京のインディーシーンってどんな感じ?」「かっこいいバンドはいるの?」京都、大阪の音楽シーンを追っ…

COLUMN
【2024年4月】今、京都のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト

「現在の京都のインディーシーンってどんな感じ?」「かっこいいバンドはいるの?」「今」の京都の音楽シー…

REVIEW
「キテレツで王様になる」SuperBack『Pwave』のキュートなダンディズムに震撼せよ

2017年に結成、京都に現れた異形の二人組ニューウェーブ・ダンスバンドSuperBack。1st ア…

REPORT
台湾インディーバンド3組に聞く、オリジナリティの育み方『浮現祭 Emerge Fest 2024』レポート(後編)

2019年から台湾・台中市で開催され、今年5回目を迎えた『浮現祭 Emerge Fest』。本稿では…

REPORT
観音廟の真向かいで最先端のジャズを。音楽と台中の生活が肩を寄せ合う『浮現祭 Emerge Fest 2024』レポート(前編)

2019年から台湾・台中市で開催され、今年5回目を迎えた『浮現祭 Emerge Fest』。イベント…