INTERVIEW

大石晴子が探る、これからの生きていく道とは ー『脈光』インタビュー&全曲解説

MUSIC 2022.05.25 Written By 峯 大貴

2年ぶりに彼女の音楽が舞い戻ってきた。大阪生まれ、神奈川育ちのシンガー・ソングライター大石晴子。2019年5月のシングル『怒らないで』を皮切りに、EP『賛美』(2019年)、シングル『ランプ/巡り』(2020年)と順調に作品を発表しながら、ラジオや各地のライブイベントにも出演。そのいびつなメロディをささやかなソウルフィーリングで手なづけるような歌は徐々に波及していった。

 

しかしコロナ禍以降は表立った活動を控えることに。その間はs**t kingzのメンバー、NOPPOのソロ楽曲に詞と歌唱で参加した“足取り”(2020年)、mogsanとのコラボバンドTATEANASによる〈NHK北の縄文プロジェクト〉のキャンペーンソング“おやすみの国へ”(2021年)で、わずかに歌声が聴けるほどに留まっていた。

 

久しぶりの単独作品にして初アルバムとなる『脈光』は、大きく変わってしまった世界で不在にしていた2年間の不安と葛藤、そして向かう先を見出すまでの過程を捉えたような全9曲だ。まず驚くのは高木祥太(BREIMEN)、菊池剛(Bialystocks)、沼澤成毅を始め、総勢14名の才気あふれるミュージシャンたちの手を借り、じっくり時間をかけて練り上げられたアレンジによる音像だろう。R&Bともジャズともとれないアブストラクトな異物感を残しながら、豊かで緻密なニュアンスを含んだ現代のポップ・ミュージックとして聴かせてしまう、絶妙なバランスで成り立っている。なのに聴き終えた後に立ち昇ってくる光景は、極めてパーソナルな生活の一ページだ。緊張感を放ちながら、揺蕩うように穏やかな歌唱が、ただただ安寧を願いながら日々を営んでいる。

 

自らの状態を“さなぎ”と捉えながらも、陽炎みたいな光を放って再び動き始めようとする大石晴子。ANTENNAでは約3年ぶりに全曲解説を含めたインタビューで、飛躍的な成長を遂げた『脈光』の背景を探っていく。

 

写真:RYUKI

人との繋がりが制作への気持ちを引き上げた

──

シングル『ランプ/巡り』を2020年4月に発表して以降、コロナ禍となり目立った活動は控えていたようですが、どうされていましたか?

大石

とにかく家に籠もってました……。喘息持ちということもあって、この2年間はかなり積極的に外出を自粛していて。いつか本当に大丈夫になって、居酒屋でビールなんか飲んじゃったら泣いちゃいそうです。


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──

自宅で過ごす中で音楽は作っていたんですか?

大石

2020年の半分くらいは日々を送るのに精一杯でしたし、実際腐っていたと思います。でもそんな時に大学のサークルで同期だった富山くん(tommgn)が声をかけてくれて、彼がs**t kingzに提供した“足取り”の作詞と歌を担当することになりました。他の人のメロディに詞をつける作業も新鮮だったし、今まで自分が歌っている曲の中で、おそらく一番多くの方に聴いていただいた気がします。それで改めて音楽活動にやりがいを感じたんですが、感染者も増えたり減ったりだったし、表立ったことをする気にもなれなくて。中途半端にやったり控えたり、気持ち的に無理をしてスタジオに入るくらいなら、もう1年くらいは割り切って曲づくりに向き合おうと決めたのが、2020年の後半くらいですね。

──

その期間唯一、人前でパフォーマンスを行ったのは2020年12月に神戸の<海辺のポルカ>で行なわれた、土岐麻子さんのライブのオープニングアクトでしたね。

大石

はい。このイベントを主催したCow and Mouse(カウアンドマウス)さんは、クラウドファンディングをされた際にも、曲を書き下ろしてほしいと連絡を下さり、今回のアルバムにも入っている“季節を渡れ”を作っていて。『賛美』をリリースした頃から繋がりがありましたし、コロナの状況も考慮した上で、この土岐さんのライブだけは出演させていただきました。富山くんしかり、ずっと家にいて腐りながらも、気持ちを引き上げてくれる方々のおかげで音楽を作り続けることができた気がします。

──

土岐麻子さんとs**t kingzのNOPPOさんは今回『脈光』の特設サイトにもコメントを寄せていますね。もうお一方は、按田餃子店主の按田優子さんですが、このお店って……。

大石

ずっとアルバイトでお世話になっていた餃子屋さんです。でも1回目の緊急事態宣言が出たくらいからお休みをいただいています。顔も出せなかった期間も、お店の方々がいつも気にかけて下さっていました。店長の按田さんは私をよく知ってくれている方ですし、音楽以外の方でもいいじゃないと思って、コメントをお願いしました。料理人と音楽家とダンサー。最強の3人です(笑)

──

そのように割り切って制作に向かうことに対して不安はなかったのですか?

大石

目に見える形で、なにもできていない、まずいな…という思いはありました。でも無理して手を広げるより、着実に前に進むために曲づくりに集中するしかなかったという感じですね。周りと比べてばかりだと辛いし、焦っても仕方ないから、自分の心を正当防衛するためにも籠城だ!と。ただ、そうやって自分の心と向き合うことをしすぎて闇も見えそうでした。私の歯車が回っていない感じ。

総勢14人のゲストミュージシャンと作り上げた初アルバム『脈光』

──

でもその期間を経て、無事にアルバムが完成したのは本当によかったです。これまでサポートメンバーを固めてつくられた『賛美』、『ランプ / 巡り』と異なり、参加しているミュージシャンがすごく多くて豪華ですね。

大石

バンドにはずっと憧れがあるんです。知人のバンドでも阿佐ヶ谷ロマンティクスの一致団結感はかっこいいと思うし、ソロであっても折坂悠太さんと重奏みたいな関係性は客観的に拝見していても素敵だなと思います。でも私はそもそもどういう方向を目指すのかも、やりたい音楽性さえわからない。だからどれくらいメンバーに頼っていいのかわからないし、頼り過ぎてなんか違うとなることも避けたいし。ならば今回はそれぞれの曲でちょっとずついろんな人に頼ってみようとしました。いろんな人と制作してみたかった。

──

でも14人ものミュージシャンと連携しながら制作していくこともすごい。アレンジはどのように進めたんですか?

大石

曲によって相談役についてもらって、その人と私でまずアレンジの大枠を模索していきました。“まつげ”は沼澤(成毅)さん、“発音”は剛さん(菊池剛 / Bialystocks)、“さなぎ”は祥太(高木祥太 / BREIMEN)、“菜の花”はこうちゃん(Toyoda Koichiro / ソウルベイベーズ)、という具合でそれぞれ存分に力を借りています。ただ、あくまで「ここはこう弾いてください」みたいなことはなくて、実際に演奏するミュージシャンの方、一人一人と話し合って探っていきました。ZoomやLINEでやりとりしたり、あとは録音の日にスタジオで。

──

一方でレコーディング、ミックス、マスタリングは過去の作品同様に、折坂悠太さんなども手掛けている中村公輔さんです。どんなやりとりをされましたか?

大石

『賛美』の時は全工程を中村さんのスタジオに伺ってベッタリやっていたんですけど、今回はレコーディング以外、ほとんどリモートでやりました。だからミックスも一旦お任せして、できたのを聴いて調整をお願いするという進め方です。これまでの作品もお願いしているので、サウンドイメージについて細かい共有がない部分も、私の好みを酌んで進めてくださった気がします。

「どうやって生きていくの?」に対するひとまずの答え

──

さまざまな方の視点で大石晴子をプロデュースしていくような幅広さがありますが、アルバムとしてどのようにまとめようとしましたか?

大石

作詞作曲の部分で私が言いたいことはちゃんと言えていると思ったので、サウンドはバラバラなものが詰まっていても大丈夫だろうという安心感みたいなものはありました。

──

どういうことを言いたかったんでしょうか?

大石

“さなぎ”は過去から現在、そして未来に向かっている時間経過を意識した曲。“手の届く”も日々の営みや連なりについて歌っている。“まつげ”も人との関わりと、共通するテーマを元に書いたわけではないのですが、どれも「繋がり」への意識があった気がします。もちろんそれ自体はすごく普遍的なテーマだと思うんですけど、この2年間は特に、誰かからの連絡が支えになったり、昔のことを嫌というほど思い出したり、しばらく会えてない友達のことを考えたり……。今まで認識してなかった、ふとした光みたいなものが見えることがありました。ピカピカした感じではなく、その時の状況や心の持ちようによってぼんやり脈が光っているような。だからタイトルは造語で『脈光』としました。

──

本作は『賛美』に入っている“浜辺”や“肌”、“食卓”にあった風通しのよい部分や、外の世界に打って出て社会や大衆とどう繋がるかということは一旦置いといて、まず今の自分とじっくり向き合おうとしているような気がしたんです。まさに心の中の光をどうにか見出そうとしているというか。

大石

実際そうだったと思います。“季節を渡れ”も、時間をかけて蝶を飛ばそうとする“さなぎ”も、何より自分に言い聞かせたいメッセージだったのかもしれません。

──

もちろん個人的なことも社会と繋がっていて、決して断絶されているわけではない。ただ孤立していたり、重苦しいわけではなく、迷いなくベクトルを内面に向けることの、思い切りのよさが本作にはすごく感じられます。

大石

内省的と言えるような楽曲が多いのかも知れないけど、それでもやっぱり最終的には社会との関わり方、生き方について私の考えを提示するようなものになっている気がします。情勢に対してスピーディーに行動を起こすことはすごく大切だと思う。でも、私はいつも出遅れてしまう。だから時間は掛かったし、誰にでも伝わりやすい形とは言いがたいものになってしまったけど、私なりに「じゃあ、これからどう生きていこうか?」と自問自答してきたので、このアルバムは今出せるひとまずの答えみたいな感じです。

生活者の一人として音楽と付き合い続ける

──

なるほど。その思い切りのよさを感じたのも、これまで以上に形式から自由になろうとしているようなメロディや譜割り、変則的なリズムの部分も大きいと思ったのですが、サウンドの部分でどのような意図や狙いはあったんですか?

大石

サウンドについて話をするのはいつも難しいです。アレンジとなると演奏で参加してくれた方々の影響が大きくて、正直意図はほとんどない。今回は全曲ピアノを弾きながら作っているんですけど、理論もなにもないから、コードに捉われる感覚もないというか。メロディをハミングしながらコードを押さえていくうち、気がつくと少し違うところに居て、戻れなくなることが多いから、「戻らなくてもまぁいいか、転調で」って(笑)

 

例えば“さなぎ”は最後、元のサビに戻れなくてキーが下がってしまっています。盛り上がって終わりたい気持ちは山々だけど、でも落ち着くのもありじゃないか?ちょっと大人になったんで、ということにしてこのままにしちゃいました。

──

では、この制作期間でよく聴いていた音楽はありましたか?

大石

今回、いろんな場面で相談していたのが宮坂(遼太郎)で。彼がCleo Sol(クレオ・ソル)の『Mother』(2021年)を「良いっすよ〜」とおすすめしてくれました。歌にときめいたのはもちろんなんですけど、同世代に赤ちゃんを抱いていい歌うたってる人がいることがなんか嬉しくて。10年先、20年先の憧れももちろん大切だけど、年の近い先輩が魅力的なのは希望になる。

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──

どうやって生きていくか制作を通してじっくり考えたり、クレオ・ソルをあげることも含めて、晴子さんは表現者として自覚もありながら、生活者の一人として音楽と繋がっていく意識みたいなものの方が強い感じがします。

大石

そうかもしれないです。私は今までその人の本質とか、誰にも譲れないと思える部分、一本の芯みたいなものが大事だと思って過ごしてきました。私自身は音楽が一番大切だと思っていたけど、じゃあそれが無くなったら私じゃなくなるのかと言うと、そんなことない。それでも人生は続いていくんだなぁって。だから最近は、ちょっとしたことの積み重ね、寄せ集まりがその人を形成しているんじゃないかと思うようになりました。

 

あなたが大事にしていることはたくさんあるはずだから大丈夫と言えた方が、少しは楽に生きられそう。野望がある人ばかりじゃない。日々の生活に向き合って、隣にいる人ひとりを気遣って、今日を終えることを目指して生きている人も最高です。だから私もいい形で音楽と付き合い続けることができたらいいなと思います。

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『脈光』全曲解説

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