INTERVIEW

ここから踏み出す、ギリシャラブの“イントロダクション” – 2nd Album『悪夢へようこそ!』リリースインタビュー –

MUSIC 2019.04.18 Written By 峯 大貴

京都の5人組バンド・ギリシャラブ。首謀者 天川悠雅(Vo)の描く、様々な文学・映画作品に裏打ちされた人間の不条理を浮き彫りにするノワールな歌物語と、ステージで放つ邪悪で耽美な色気。そんなフィクショナルな世界観を持ちながらも、1stフルアルバム『イッツ・オンリー・ア・ジョーク』(2017年)以降の2年では、前ベーシスト埜口敏博の死去、中津陽菜(Dr / Cho)、山岡錬(Gt)、ハヤシケイタ(Ba)加入による体制の立て直し、志磨遼平(ドレスコーズ)主宰のJESUS RECORDSからミニアルバム『(冬の)路上』(2018年)のリリースなど、荒波のようなトピックスを経験してきた。京都はもちろん、あらゆる音楽シーンにいる他のバンドとは一線を画した運命を辿り、まるで独立国家を築いていくようにハードな中毒性で支持者を増やしてきたのだ。

 

そんな中、今の5人のメンバーで初めての作品となるフルアルバム『悪夢へようこそ!』が完成した。サウンドとしては取坂直人(Gt / Syn)が導入したシンセサイザーが全面的にフィーチャーされ、表題曲“悪夢へようこそ”で退廃的に響くリフにはグラムやハード・ロック、“おれは死体”ではトラップ調のサウンドに天川によるラップが入るなど、アプローチの幅がグッと広がっている。また冒頭“イントロダクション”と最後に配置された“イントロダクション(Reprise)”が環状に繋がり、アルバムの中から戻ってこられなくなる無限ループの構造は正しく悪夢。脚本的にアルバムの物語を構築する天川の才覚を感じさせる。

 

本インタビューでは常に変化を続けるギリシャラブの今の姿と、その中で一貫して変わらない歌詞テーマの源泉、そしてこの度京都から東京に拠点を移すことになったその真意などを天川に大いに語ってもらった。寄る辺ない暗がりの道の先で着実に発展を遂げていく、独立国家ギリシャラブへようこそ!

“からだだけの愛”は狭い部屋から、外に飛び出した感覚がする

天川悠雅(Vo)
──

前回は2017年の『イッツ・オンリー・ア・ジョーク』リリース時にOTOTOYでインタビューさせていただきましたが、今でも印象に残っているのが「“作品”よりもその“変化”のダイナミクスの方こそ“音楽”と呼ぶべき」と仰っていて。そこから2年経った今も考え方は変わっていませんか?

天川悠雅(以下 天川)

いわゆる名曲・ヒット曲至上主義に反発とは言わずとも、一発大きな名作や名曲を作ってやろうという考え方がない、という意味では変わっていないですね。ゼノンの有名な〈飛ぶ矢は飛ばず〉というパラドックスがあって、弧を描いて飛んでいる矢は、どんな瞬間も切り取ってしまえば移動していないように見えるから矢は移動していないという話で、詭弁ですよね(笑)。自分にとって曲を作り、作品を出すことは確かに動いているその瞬間のことだと思います。

──

なるほど。その確認をまずしておきたかったのはこの2年で、メンバーチェンジや志磨遼平さん(ドレスコーズ)からのフックアップなど、ものすごいダイナミクスでバンドが変化したじゃないですか。なので結果的に理想の音楽活動が出来る状態に近づいているのではないかと思っていまして。

天川

本当にめちゃめちゃ変わっていますね。2年前から自分と取坂以外はメンバーが変わって、ようやく今の5人がバンドにフィットした感覚がします。去年のミニアルバム『(冬の)路上』(2018年)の時点でも中津と山岡は加入して間もなかったし、ハヤシはまだいなかった。そんな変化している段階で『(冬の)路上』を作れたのは自分たちの中で大きかったです。

──

どういう意味で大きかったのでしょうか?

天川

フルアルバムとは違ってポップで強い5曲をぶち込んだ作品で。中でも“からだだけの愛”は今まで自分たちがいた狭い部屋から、一つ外へ飛び出した感覚があるんです。例えばニールヤングの作品を聴いていると打算が全くなくって、自分の部屋で普段やっていることをそのまま録音して出している感じがすごくする。自分も曲を作っている時にどうしたら聴いてもらえるかなんて考えていないけど、“からだだけの愛”は完成してから何か別の働きを持って、色んな人に聴いてもらえたのがよかった。

〈空洞〉の状態も肯定したかった

──

そこから待望のフルアルバムとなるのが本作『悪夢へようこそ!』ですが、どういうイメージで着手されましたか?

天川

まずはシンセサイザーですね。これまでは自分がリードのフレーズを弾いていた程度でしたが、今回は取坂がNordのシンセを導入して本格的にやってもらうようにしたので、シンセが使える前提で曲が作れるなというのがありました。

──

シンセの導入には、どういうサウンド・イメージがありましたか?

天川

音楽的なキーワードとしてはヒューマン・リーグ、ジョイ・ディビジョン、ザ・スミスなどの80年代ですね。ギリシャラブはいつもディスコ・ポップとかポスト・パンクとどのように距離を取るのか考えているのですが、今回は接近してみようとしました。あとは短調のコード進行の中でダークな物語が進んでいくようなイメージです。

──

今回のアルバムのキーワードとして〈空洞〉がありますが、どんな空洞なのかもう少し詳しく教えていただけますでしょうか。

天川

学校でも職場でもお前バカだなぁってイジられるような人がいるじゃないですか。みんなが知っていることを知らなかったら、冷笑するような雰囲気。僕はそういう人のことも好きだから、子どものころからなんとなくそんな空気を察して、イヤだなと感じていて。今回収録されている“空洞について”に出てくる人物は頭が空っぽで踊って、恋しているだけ。そういう空洞の状態も肯定したかったんです。

──

すごく興味深い着眼点だと思うのですが、なぜそういうことを歌いたいと思ったのでしょうか?

天川

うーん……自分はテレビやSNSでトレンドになっているようなコンテンポラリーな情報は知らない方だと思うけど、それでもけん制し合ったり、冷笑するような世の中の雰囲気を無意識的に感じてしまったのかな。決してそのアンチテーゼが動機ではないですけど。たとえば映画を見ていても登場人物がする行動に対して、考えが浅はかだなと思うことがありますよね。なんでそんなアホな失敗をするのだろうと。フィクションの映画だから盛り上がる展開を作っているんだと言えばそれまでですけど、誰にでもそんな考えの浅さは付きまとっているんです。例えば毎回約束に2時間遅刻して来る人がいる。ダメな人だなと思うけど、自分も人生の中で2時間遅刻したことはあるんですよ。そういう浅はかさを認めたいというのがありましたね。

──

それを〈空洞〉と表現して歌ってしまうのがギリシャラブの面白さで、聴いていると肉体から魂が剥がされていく心地がするんです。本来音楽はささいなことや無意味なことにも価値を見出だしたり、意味付けすることが多いけど、ギリシャラブは逆で。有機的なものを無機質に表現することが多いですよね。

天川

確かに擬人法の逆みたいなことはよくやりますね。今回の作品で言えば“幽体離脱”も“おれは死体”もそう。これまでの曲でも“機械”(2017年)は〈機械的〉という言葉が否定的なニュアンスでばかり使われている。“からだだけの愛”も身体だけで繋がっているのは愛とは言えないという風潮がある。それだけじゃないと肯定したいんですよね。

──

天邪鬼でありながら既存の価値観をひっくり返していく表現というか。それは最初の作品に収録されている“商品”(2015年)から一貫していると思います。この頃から〈ぼくらは商品なのさ なんにも考えないで〉と歌っている。

天川

ほんとですね。最初から同じことをテーマにしているなと思います。自分は高校を1年で辞めてしまって、ずっと本を読んで過ごしていた時期があるんですけど、それが大きいと思います。そんな人、多数ではないけどたくさんいるのは事実だし、認めるようなことを歌おうとしているのかな。

『悪夢へようこそ!』は初めて〈ギリシャラブのアルバム〉と言い切れる作品

──

一貫していることで言えば今回にも“ブエノスアイレス”と土地名を冠した楽曲が入っていて。これまでも“パリ、フランス”、“パリ、兵庫”、“ギリシャより愛をこめて”と地名を使うことが多いなと思ったのですが。

天川

確かに。でもこの曲は地名というより『ブエノスアイレス』(1997年)という香港映画がインスピレーション源ではありますね。香港の男性同士のカップルがブエノスアイレスに旅行に行って、そこで揉める話。ブエノスアイレスは南米のパリと言われていておしゃれだけど、どこか猥雑なイメージから作りました。

──

でも土地名を使うことによって、今いる場所ではない異国が想起される曲になっていると思いました。

天川

そういうアルバムも好きなんですよ。ベイルートも地名を取り入れていることが多いじゃないですか。『No No No』(2015年)とか冒頭の“Gibraltar”から最後“So Allowed”まで聴いていくと本当に旅しているような感じがします。今の時代、アルバムとして出す必要性がなくなっている中で、アルバムとしてまとまりをもって聴く意味を持たせたいときに、一番手軽な手段は同じような曲を書くことだと思います。でも色んな場所での物語を描いていく一つの〈旅〉というコンセプトを置けば、それだけでまとまりが生まれるので、『悪夢へようこそ!』もそんなアルバムにしたいとは思っていましたね。

──

ではこの『悪夢へようこそ!』で描こうとした物語はなんでしょうか?

天川

これは短編集でしょうか。象徴的なのは一人称で今までは〈僕〉でしたが、“おれは死体”で〈おれ〉という一人称を始めて使ったり、“空洞について”では〈わたし〉にしている。『イッツ・オンリー・ア・ジョーク』は一人の男の物語を描きましたけど、『悪夢へようこそ!』は自分の国の中で生きる人々を描いたというイメージです。少しうつろで空洞を抱えた人々の姿。うん、“悪夢へようこそ”とか“灼熱の炎”を聴いていても、今回のアルバムのまとまりは〈自分の国〉と表現するのがしっくりくるな。

──

“おれは死体”は一人称が〈おれ〉になっているだけではなく、天川さんのラップが主体の曲で、そこにも新鮮さを感じました。

天川

こういうラップのようなアプローチは『商品』のころからやってみたかったんです。でも自分が得意じゃないことをやったときのフェイクっぽさを気にして、今までは出来なかった。“おれは死体”はトラップを意識して作ったんですけど、完全に自分たちがトラップをやることは出来ないし、仕上げていく過程でいいと思う方向をいけばいいんじゃないかと考え方を変えたら道が開けました。あと最初と最後に入っている“イントロダクション”はリーディングを取り入れましたが、これもディアハンターをイメージしたサウンドの上でこんなリーディングを乗せてもいいんだと思えたのが大きいですね。

──

完成した今、ご自身の中でどういうアルバムと位置付けられますか?

天川

『イッツ・オンリー・ア・ジョーク』はまだ天川悠雅のアルバムという感じでしたけど『悪魔へようこそ!』はギリシャラブのアルバムと言い切れる気がします。今までどこかしらのパートが不在だったり、脱退が決まっている中での制作でしたが、今の5人でこれから頑張っていくという状態で作られた初めての作品で。だから曲の通りギリシャラブの“イントロダクション”ですね。ようやく踏み出せる。

──

最初だけではなく、最後に“イントロダクション(Reprise)”が入っているのもこれから踏み出していくという決意の表れでしょうか?

天川

踏み出すということなんですけど、ここでは〈イントロダクション何度でも繰り返す〉と歌っていて。自分たちは曲を作り、アルバムを作って、ライヴをするの繰り返しなんです。おもねったりへつらったりは論外ですけど、カメレオン的に色んなことをやっていくことはできないので、自分たちのやり方として同じことを繰り返していくしかないなと。

──

でもようやく今の体制になったことで、曲を作り、ライヴを繰り返していくことに注力できるようになったということですよね。

天川

そうですね。いい状態だと思います。

今だったらどんな曲でもギリシャラブの音楽にできる

──

とはいえギリシャラブの音楽は今後も変化していくのだと思いますが、今後の方向性などは考えていますでしょうか?

天川

最初に言ったことと矛盾するんですけど、名曲を作りたいなと思えるようになってきました。今まではバンドでやってかっこいいと思える曲を採用していて、自分が弾き語りした時点でバチっとはまっている、いいメロディの曲はボツにしていたんです。それは他の曲とのまとまりを大切にしていて、ギリシャラブの曲にならなかったら意味がないという考えだったから。今はギリシャラブのマナーが出来上がってしまっているので、今後はそれを壊していくべきではないかと思っています。今だったらどんな曲でもギリシャラブの音楽にできるんじゃないかな。

──

これまでのイメージを今後は壊していくフェーズに来ていると。

天川

『悪夢へようこそ!』も含めてギリシャラブってダークなイメージがありますよね。そのダークなイメージは曲の多くが短調であることにも依拠しています。コード感にもこだわりはあるけど、そこに自分たちも依存している気がしていて。本来ギリシャラブの核はそこではなく、もっとプリミティブなところにある気がしているんです。まだ見つかっていないけど、その核を捉えていればどんな曲も出来ると思うから、まずはしがらみのない素直な気持ちで曲を作ろうかなと(笑)

──

最後にアンテナとしては今回京都から東京に拠点を移した理由について、お伺いしたいのですが。

天川

なにかアテや算段とかはなく、ワクワクするため……ですね。自分は兵庫の三田出身でそこから京都に移った時と同じような感じ。僕らは今まで関西や京都のシーンに帰属できずにここまで来たんですよ。東京では京都っぽいと言われるし、京都だと東京みたいに洗練されているって言われる。それだったらライヴの反応を見ても手ごたえのある東京に来てもいいのかなと考えていました。でもメンバー一人一人にも人生があるので去年相談したら、全員「いつ行くのかなと思ってた」と満場一致だったんですよ。今の時代上京する必要なんかないけど、逆に5人が一枚岩になって環境を変えようとするバンドも少ない。ギリシャラブは僕のバンドなので、そこの足並みが揃っているのはすごく幸せだなと思って。だからなにかをつかんでスターになれればいいなと。

──

特に京都ではしがらみなく自分のペースで音楽を続けることを重視している方も多いので、しっかりバンドを大きくすることに向上心を持っているギリシャラブの動きは今後も楽しみですよ。

天川

逆質問になってしまうんですけど峯さんの書いている記事や追っている音楽を見ても、ギリシャラブは全然当てはまらないですよね(笑)。どう思って見てくれているのでしょうか?

──

ギリシャラブに出会った『商品』~『イッツ・オンリー・ア・ジョーク』にかけては、自分が一番注力して追いかけている土着的なフォークやロックの要素がまだあったじゃないですか。確かに歪に変化していった今の世界観はそこからどんどん外れていっていますけど、その変化の過程がギリシャラブはおもしろいし、自分としても新しい音楽の領域に連れて行ってくれる感覚がするんですよね。

天川

なるほどなぁ。確かにくるりもしっかり自分のバンドのファンを惹きつけて、『THE WORLD IS MINE』とか『ワルツを踊れ』ではこれまでとは違う新しい要素を持ち込んでいますしね。デヴィット・ボウイもディスコグラフィほぼ全部大ヒットしていて、絶対色んなしがらみもあっただろうけど、そこにおもねることなく全部力に変えてスターになっていきましたし。自分もそういうミュージシャン像が理想なのかなと思います。

作品情報

 

 

ギリシャラブ『悪夢へようこそ!』

 

1.イントロダクション
2.ブエノスアイレス
3.薔薇の洪水
4.悪夢へようこそ
5.空洞について
6.幽体離脱
7.愛の季節
8.おれは死体
9.灼熱の炎
10.イントロダクション (Reprise)

 

WRITER

RECENT POST

COLUMN
【2026年10月】今、東日本のライブハウス店長・ブッカーが注目しているイベント
COLUMN
【2026年9月】今、東日本のライブハウス店長・ブッカーが注目しているイベント
COLUMN
【2026年8月】今、東日本のライブハウス店長・ブッカーが注目しているイベント
REPORT
Bialystocksが日本武道館公演で示した地続きの最果て、偉大なる通過点
COLUMN
【2026年7月】今、東日本のライブハウス店長・ブッカーが注目しているイベント
COLUMN
【2026年6月】今、東日本のライブハウス店長・ブッカーが注目しているイベント
COLUMN
【2026年5月】今、東日本のライブハウス店長・ブッカーが注目しているイベント
INTERVIEW
性と愛の初期衝動『性純』、加藤町子はどう生きる?
INTERVIEW
陽動作戦、開始。─R-1王者 友田オレが影の相方 清水遊(brooks)と企てる、新アートフォームと…
COLUMN
【2026年4月】今、西日本のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
INTERVIEW
シンガーソングライター?プロデューサー?エンジニア?全てを突き動かすバンドマン精神-Walmが語る「…
COLUMN
【2026年4月】今、東日本のライブハウス店長・ブッカーが注目しているイベント
INTERVIEW
真舟とわが語る、自然と対話する音楽への挑戦-『海を抱いて眠る』
INTERVIEW
谷澤ウッドストック、西へ東へ―京都のギターが弾ける兄ちゃん、唄い続けた15年を語る
COLUMN
【2026年3月】今、西日本のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
INTERVIEW
美容室と雑貨が合わさり人が集う、 甲府のゼネラルスポット『Yauch』
INTERVIEW
甲府のカルチャーを耕す根城『文化沼』
ART
INTERVIEW
何をやっている人?油売ってます!-諸国調味料探訪 カミヒラヨウコが語る ウクレレ・甲府・サンラー
INTERVIEW
おーたけ@じぇーむずを闇から引きずり出す、一寸先闇バンドというセーフティーネット
COLUMN
【2026年2月】今、西日本のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
COLUMN
【2026年2月】今、東日本のライブハウス店長・ブッカーが注目しているイベント
INTERVIEW
「美醜の感覚」が交差する奇跡を、原田美桜は求め続ける-猫戦『ジンジャー・キャット・アプリシエーション…
COLUMN
【2026年1月】今、東日本のライブハウス店長・ブッカーが注目しているイベント
COLUMN
「JIROKICHI出身のライター」であり続けるために(書籍『次郎吉 to JIROKICHI-高円…
INTERVIEW
出演者発表!今年の顔ぶれから見る、2010年以降の春一番の変化-『春一番 BE-IN LOVE-RO…
INTERVIEW
最初で最後の福岡風太がいない春一番-『春一番 BE-IN LOVE-ROCK』開催前対談 Part.…
COLUMN
【2025年12月】今、西日本のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
COLUMN
【2025年12月】今、東日本のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
REPORT
ゆうやけしはす&すうらばあず、古山菜の花が化け、みのミュージックがつなぐ。『音楽深化論』に登場した二…
REVIEW
曖昧さを受け入れながら考え続けることのすゝめ – 櫻木勇人『余白』
COLUMN
【2025年11月】今、西日本のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
COLUMN
【2025年11月】今、東日本のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
COLUMN
【2025年10月】今、西日本のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
COLUMN
むらかみなぎさ―アサーティブな表現を目指すシンガーソングライター
REPORT
『春一番 BE-IN LOVE-ROCK』後編-きのうの思い出に別れをつげるんだもの
REPORT
『春一番 BE-IN LOVE-ROCK』中編-満員御礼!福岡風太とあべのぼるに捧ぐ歌
REPORT
『春一番 BE-IN LOVE-ROCK』前編-残されたものたちによる最後の春の祭
INTERVIEW
マリンビスト松本律子が採集する会話・民話・自然音-福島県川俣町でのアルバム制作に至る、彼女の生きる道
INTERVIEW
メソッド・エディット・ソングライティング -井戸健人『All the places (I have …
COLUMN
お歳暮企画 | ANTENNAとつくる、2024年なんでもベスト1 Part.2
COLUMN
お歳暮企画 | ANTENNAとつくる、2024年なんでもベスト1 Part.1
INTERVIEW
歌う理由が年々増えていくー小野雄大が山田丈造と語るアルバム『SPECTRUM』
REPORT
日本とアジアの音楽をつなぐ祭典であり運動体、再び-BiKN shibuya 2024 クロスレポート…
INTERVIEW
あの頃、下北沢Zemでリトル・ウォルターを聴いていた ー武田信輝、永田純、岡地曙裕が語る、1975年…
REVIEW
今度のコンセプトは教祖!?音楽だけに収まりきらないロックンロール・クリエイティビティーゆうやけしはす…
REVIEW
これはただの弾き語りフォーク・アルバム第一集ではないー井上園子『ほころび』
REVIEW
出会い別れ、痛み哀しみ喜びを意地でもポップスに昇華する、美しくも生々しい4作目-路地『わかりあえない…
REVIEW
東京であぐねる一人の社会人による暮向の記録-砂の壁『都市漂流のために』
INTERVIEW
あがた森魚による音楽集会『タルホピクニック』とは何だったのか?
INTERVIEW
こぼれ落ちてゆくものに眼差しを向けるーリクオがこの世界で想像力を維持していくための『リアル』
REPORT
『春一番 2024』後編 ー 福岡風太が命を燃やしている
REPORT
『春一番 2024』中編 ー 継承しながらそれぞれの道を行く、二代目たちの群像
REPORT
『春一番 2024』前編 ー 福岡風太が生きてるうちは、この野外コンサートをやり通す
INTERVIEW
新たな名曲がベランダを繋ぎとめた。 新作『Spirit』に至る6年間の紆余曲折を辿る
COLUMN
【2024年4月】今、東京のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
REPORT
台湾インディーバンド3組に聞く、オリジナリティの育み方『浮現祭 Emerge Fest 2024』レ…
REPORT
観音廟の真向かいで最先端のジャズを。音楽と台中の生活が肩を寄せ合う『浮現祭 Emerge Fest …
INTERVIEW
孤独な青年の思春期が終わった、 LAIKA DAY DREAMなりのグランジ作品『Shun Ka S…
REVIEW
この先鋭的なバンドサウンドは、2020年代の京都音楽シーンを代表する-YUNOWA『Phantom』
INTERVIEW
Ribet townsは12人組プロジェクトチーム!? 現代社会を楽しく生き抜く処世術を歌う、新作に…
REVIEW
松井文『窓から』-歌い手としての自分を見つめ直した、3枚目の1stアルバム
REVIEW
畠山拓郎“September”-KANの遺伝子も感じるニューポップスターによるソウルバラード
REPORT
発令!アジアに向けた日本からの開国宣言-BiKN shibuya 2023 クロスレポートNo.1
INTERVIEW
「日本とアジアを混ぜっ返すんだ!」アジアン・ショーケース『BiKN shibuya』に至る衝動
REVIEW
劇伴音楽を経て、本格的にバンドとなったロマンたっぷりのロックサウンド-KiQ『空想』
INTERVIEW
「おせっかい」な京都のスタジオ、マザーシップ。エンジニア野村智仁が語る、人付きあいと音作り
REVIEW
Tocago『Wonder』- 沖ちづるの音楽にかける熱意に再び火が灯るまで
INTERVIEW
歌うたいは人たらし。小野雄大が仲間と共に自分の歌を見つけるまでの道程
COLUMN
〈Penguinmarket Records〉作品ガイド
INTERVIEW
「Music has no borders」を掲げ、京都から世界へ-Penguinmarket Re…
REVIEW
多様な可能性のごった煮状態という意味での“GUMBO”- 砂の壁『GUMBO』
INTERVIEW
ソー・バッド・レビューから続く道。 シンガーソングライター&ピアニスト / 翻訳家 チャールズ清水…
REPORT
『春一番 2023』後編 ー 平和を夢見る福岡風太が仕掛けた、音楽による革命の実験場
REPORT
『春一番 2023』前編 ー 「祝」でも「終」でもない、大阪名物野外コンサートのゆくえ
INTERVIEW
「大阪を代表するバンドになりたい」ショーウエムラ(アフターアワーズ)が語る、地元に育てられたバンドマ…
REVIEW
生活の設計『季節のつかまえ方』 ー 「自分の音楽ってこれかも!」と辿り着いた喫茶ロック作品
REVIEW
屋敷『仮眠』 – のんびりとした虚無感、幻想的だが後味の悪さもある、積層的なフォーク作品
REVIEW
FALL ASLEEP#3 全曲レビュー
REVIEW
幽体コミュニケーションズ『巡礼する季語』 – 言葉とサウンドをコラージュ的に組み合わせ、季節を描く京…
INTERVIEW
スーパーノアが語る、『ぬくもりはたしかに』に込めたリズムと歌の最適解
INTERVIEW
年鑑 石指拓朗 2022-世田谷ほっつき歩き編
REVIEW
Eri Nagami『ど​ち​ら​か​と​い​う​と​そ​う​思​う(Moderately Agre…
REVIEW
岡林風穂『刺激的な昼下がり』 – 岐阜拠点のシンガーによる、こそばゆい刺激に惹きつけられる作品
REPORT
ボロフェスタ2022 Day4(11/6)- クリープハイプ、リベンジ。過去2年を取り戻す気概の最終…
INTERVIEW
マーライオン、変わる!-もっとみんなに喜ばれる音楽をつくるための模索と研鑽
INTERVIEW
生活は変われど、再び日々を鳴らし始めた路地の『KOURO』
REVIEW
ヨットヘヴン『健康快樂』 – 今を楽しく生きようとする生活者の歌
REVIEW
ガリザベン『ほっぺのかんじ』 – シャイとユーモア、関西に息づくブルースが香り立つうた
COLUMN
たけとんぼ 平松稜大・きむらさとしに影響を与えたアルバム5選
INTERVIEW
伝道と更新を目指すアコースティック・サウンド – たけとんぼインタビュー
REVIEW
kiss the gambler “ベルリンの森” – 自分の心の居場所はどこにある?
REVIEW
KiQ『FuU』ー多彩な仲間と共に漂着した、退屈な日々を彩るフォーク・ロック
INTERVIEW
音楽のアーキビスト、金野篤が体現する「売りたいモノは自分で作る」という生き方
REVIEW
kiss the gambler “台風のあとで” – 折り合いのつかない喪失感を歌う素直さに胸が打…
INTERVIEW
大石晴子が探る、これからの生きていく道とは ー『脈光』インタビュー&全曲解説
REVIEW
伏見◎Project “Dawn-town” – 京都伏見を冠するニュー・コンボによるムーディーな楽…
REVIEW
みらん『Ducky』 – 22歳の今しか表現できないことを歌っている、理想的なデビュー作
REVIEW
徳永憲『今バリアしてたもん』何重にもねじれたユーモアが満載、歌とアコギが主体の12作目
REVIEW
国でも建てるつもりなのか – グッナイ小形
REVIEW
NEKOSOGI – NEKOSOGI
REVIEW
たまき – 門脇沢庵
REVIEW
夢の日々 – ミチノヒ
COLUMN
お歳暮企画 | ANTENNAとつくる2021年の5曲 Part.2
COLUMN
お歳暮企画 | ANTENNAとつくる2021年の5曲 Part.1
INTERVIEW
年鑑 石指拓朗 2021-武蔵野散歩編
REVIEW
FALL ASLEEP#2 全曲レビュー
INTERVIEW
ぶっちゃけ上京ってどう?-ベランダ×ギリシャラブ×Crispy Camera Club 京都発・東京…
INTERVIEW
いちやなぎとひらまつ-平成6年生まれ、ウマが合う歌い手の2人
COLUMN
「シーン」から「モード」に移ろいゆく – 京都音楽私的大全
REPORT
峯大貴が見たボロフェスタ2021 Day3 – 2021.10.31
REPORT
峯大貴が見たボロフェスタ2021 Day2 – 2021.10.30
COLUMN
“ニュー・ニート”ゆうやけしはすが目論む、ローカルから興すロック・ルネッサンス
INTERVIEW
グローバルな視野を持って、ローカルから発信するーリクオが『リクオ&ピアノ2』で打ち出す連帯の姿勢
REVIEW
ズカイ – たくさん願い溢れて
INTERVIEW
みらんと話した日ー兵庫在住シンガー・ソングライターによる互いの気持ちを尊重する歌を探る
INTERVIEW
つくるひとが二人、はみ出す創作を語る-井戸健人×畠山健嗣 対談
REVIEW
秘密のミーニーズ – down in the valley
REVIEW
ラッキーオールドサン – うすらい
COLUMN
ご当地ソングからはみ出る方言詞|テーマで読み解く現代の歌詞
REVIEW
ベルマインツ – MOUNTAIN
INTERVIEW
もどかしくもシンプルを求めトガっていく。シャンモニカが語る『トゲトゲぽっぷ』
INTERVIEW
シンガーソングライターという自覚の芽生え – ぎがもえかインタビュー
REVIEW
たけとんぼ – 春はまだか / 旅の前
REVIEW
いちやなぎ – album
REVIEW
ショーウエムラ – 大阪の犬
INTERVIEW
2020年をポジティブに転化するために - 中川敬(ソウル・フラワー・ユニオン)が語る新作『ハビタブ…
REVIEW
かさねぎリストバンド – 踊れる
COLUMN
従来のイメージを跳ね返す、日本のフォークの変革 - 『#JAPANESE NEWEST FOLK』前…
INTERVIEW
年鑑 石指拓朗 2020
COLUMN
編集部員が選ぶ2020年ベスト記事
COLUMN
〈NEWFOLK〉作品ガイド
INTERVIEW
音楽のすそ野を広げる、影の歌の送り手 - 〈NEWFOLK〉主宰 須藤朋寿インタビュー
INTERVIEW
自分の言葉を持つ人の歌が、心に入ってくる - 浮(BUOY) インタビュー
REVIEW
クララズ – 台風18号
INTERVIEW
“2023”で次の扉を開いた3人のハイライト – ベルマインツ インタビュー
REVIEW
岡林信康 – 岡林信康アルバム第二集 見るまえに跳べ
REVIEW
田中ヤコブ – おさきにどうぞ
REVIEW
上田正樹と有山淳司 – ぼちぼちいこか
REVIEW
ザ・ディランⅡ – きのうの思い出に別れをつげるんだもの
REVIEW
Bagus! – 恋はうたかた
REVIEW
ベルマインツ – ハイライトシーン
REVIEW
ヤユヨ – ヤユヨ
INTERVIEW
清水煩悩との雑談(後編)– 天川村から新たな船出『IN,I’M PRAY SUN』
REVIEW
小野雄大 – 素粒子たち
INTERVIEW
覚悟が決まった第二章 – Easycome『レイドバック』インタビュー
INTERVIEW
生きている日が歌になる – ダイバーキリン『その美しさに涙が出る』インタビュー
REVIEW
のろしレコード – のろし
REVIEW
松井文 – ひっこし
REVIEW
gnkosaiBAND – 吸いきれない
REVIEW
イハラカンタロウ – C
REVIEW
折坂悠太 – トーチ
REVIEW
西洋彦 – fragments
REVIEW
クララズ – アメリカン
REVIEW
阿佐ヶ谷ロマンティクス – 独り言
REVIEW
平賀さち枝とホームカミングス – かがやき / New Song
REVIEW
TATEANAS-縄文人に相談だ/君と土偶と海岸で
REVIEW
ズカイ – 毎日が長すぎて
INTERVIEW
30代になった酩酊シンガーてらがRibet townsと鳴らす家族の歌
INTERVIEW
年鑑 石指拓朗 2019-『ナイトサークル』リリースインタビュー
INTERVIEW
年鑑 石指拓朗 2018
REPORT
峯大貴が見たボロフェスタ2019 3日目
INTERVIEW
キタが語る、オルタナティヴ・バンドthanの正史ー2ndアルバム『LINES』リリース・インタビュー
REPORT
峯大貴が見たボロフェスタ2019 2日目
REPORT
峯大貴が見たボロフェスタ2019 1日目
INTERVIEW
はちゃめちゃなエンタテインメントがやりたいーチャンポンタウン“Giant step”リリース・インタ…
INTERVIEW
3人で歌の本質を確かめる場所―のろしレコード(松井文、夜久一、折坂悠太)『OOPTH』リリース・イン…
INTERVIEW
清水煩悩との雑談(前編)-新MV“まほう”・“リリィ”を公開&クラウドファンディング始動
REVIEW
アフターアワーズ – ヘラヘラep / ガタガタep
REVIEW
河内宙夢&イマジナリーフレンズ – 河内宙夢&イマジナリーフレンズ
INTERVIEW
休日に音楽を続ける人たちのドキュメント-松ノ葉楽団3rdアルバム『Holiday』リリースインタビュ…
INTERVIEW
日常に散らばった、ささやかな幸せを愛でるー大石晴子 1st EP『賛美』インタビュー
REVIEW
THE HillAndon – 意図はない
REPORT
リクオ『Gradation World』スペシャル・ライヴat 代々木・Zher the ZOO レ…
REVIEW
Ribet towns – メリーゴーランド / CRUSH / みまちがい
REPORT
峯大貴が見た祝春一番2019
INTERVIEW
今また初期衝動に戻ってきた – リクオ『Gradation World』リリースインタビュー–
REVIEW
HoSoVoSo – 春を待つ2人
REPORT
峯大貴が見た第2回うたのゆくえ
INTERVIEW
その時見たもの、感じたことを記録していく – ダイバーキリン『忘れてしまうようなこと』リリースインタ…
REVIEW
チャンポンタウン – ごきげんよう
REVIEW
宵待 – NAGAME
INTERVIEW
cafe,bar & music アトリ
REVIEW
てら – 歌葬
REPORT
【峯大貴の見たボロフェスタ2018 / Day3】ULTRA CUB / Gateballers /…
REPORT
【峯大貴の見たボロフェスタ2018 / Day2】Homecomings / Moccobond /…
REPORT
【峯大貴の見たボロフェスタ2018 / Day1】ベランダ / Crispy Camera Club…
INTERVIEW
KONCOS:古川太一 × ボロフェスタ主催 / Livehouse nano店長:土龍対談 - 音…
REVIEW
ローホー – ASIA MEDIA
REVIEW
影野若葉 – 涙の謝肉祭
REVIEW
Pale Fruit – 世田谷エトセトラ
REVIEW
原田知世 – music & me
REVIEW
Traveller – Chris Stapleton

LATEST POSTS

INTERVIEW
惑星の公転から学んだグルーヴで限界を突き抜ける – キッサ・コッポラが濱野夏椰と作り上げた転換点『What an easy trip, it is!』

キッサ・コッポラが2026年9月9日(水)に2ndアルバム『What an easy trip, i…

COLUMN
【2026年10月】今、東日本のライブハウス店長・ブッカーが注目しているイベント

「東日本のインディーシーンってどんな感じ?」「かっこいいバンドはいるの?」「熱いイベントはどこでやっ…

COLUMN
【本の連載】自分とは別の「私」をさがして – #5『茨木のり子全日記 Ⅰ 1949-1952/1955-1962』

身近なカルチャーやアートを通して、社会性・政治性を新たに見出す場をつくるプロジェクト『Candlel…

COLUMN
【2026年9月】今、西日本のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト

「各地域のインディーシーンってどんな感じ?」「かっこいいバンドはいるの?」このコラムでは、西日本エリ…

COLUMN
自己同一性。いや、それより先立つもの 『ミッキー17』―考察しない映画評 #4

映画、テキスト、考察——。世はまさに大考察時代!しかしながら、吐きそうなくらい中途半端な品質の「考察…