COLUMN

編集部員が選ぶ2020年ベスト記事

2020年、ANTENNAをご愛読いただきありがとうございました。世界を襲ったパンデミックによって、これほど「事実は小説より奇なり」と感じた年はありません。それと合わせて私は立川談志の言葉を反芻していました。「よく覚えておけ。現実は正解なんだ。時代が悪いの、世の中がおかしいと云ったところで仕方がない。現実は事実だ」。

 

今年のANTENNAはそんな目の前に立ちはだかる現実を正として受け止めた上で、メディアとして「自分たちが今出来ること」ではなく、「自分たちがやりたいこと、やるべきこと」を改めて考え、具体的な行動と変化をとにかく求めていった年だと言えるでしょう。

 

メンバーを大量に増員し、ライターだけでなくエンジニア、トランスレーター、フォトグラファーもジョイン。また拠点である関西だけではなく関東在住のメンバーも増えました。また記事制作だけでなくレコードショップFish Ranch Records、およびブックストアWANDERLUST BOOK STOREを立ち上げ。編集長・堤大樹と副編集長・岡安いつ美は共同代表取締役としてEat, Play, Sleep inc.を設立。極めつけには本日、新サイトPORTLAのローンチと編集長の交代を発表いたしました。そしてまだ告知していませんが年明け早々、本サイトANTENNAも大きな変化を迎えます。記事もたくさん用意しています。

 

こうして上げてみると直接対面する機会は奪われたものの、結果として例年以上にあらゆる現場で孤軍奮闘あいている心ある人々と密に連帯することが出来た充実の一年となりました。これも関わっていただいている、そして読んでいただいている、みなさまのおかげでございます。

 

さて滑り込みのお歳暮として、また少し早めのお年賀として、年末恒例ベスト記事をお届けします。今年もANTENNA編集部員が互いにそれぞれの記事を振り返り、いつもより「生成りのコメント」を寄せてもらいました。

 

2021年も引き続きANTENNAをどうぞご贔屓に。先行き未だ不透明な現実を悲観しすぎるのはよそう、これを夢にしてはいけねぇ。

堤大樹が選ぶ今年の記事

都市の文化にふれながらバランスよく生きられる場所が無い!!〈汽水空港〉店主・モリテツヤインタビュー

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あまりに直近ですが汽水空港のインタビューに一票。モリさんと会話を重ねる中で「文化とはなにか」を模索し続けてきた自分の思考を一歩前に進めていただいた感覚があります。 また自分の人生を選び続けてきたモリさんの話は、不自由さや窮屈さに苦しんでいた10年前の自分に聞かせてやりたいところ。まだまだ多くの人に読んで欲しい。

岡安いつ美が選ぶ今年の記事

「何これ?」で終わらない、新しい作品の見方を発見する旅。 KYOTOGRAPHIE・Marguerite Paget インタビュー

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今年は、今までに比べて英語インタビューが増えた一年でした。昨年ANTENNAにジョインしてくれたトランスレーター・橋本のおかげです。中でも本記事は、アートに興味がありながら、一歩踏み出しきれなかった人に届くことを願って作成しました。「アート作品を見て自分の正直な意見を言うことを遠慮しないでほしい」というマルグリットの言葉には私自身とても励まされたので、たくさんの人に読んでもらいたい記事になったと思います。

峯大貴が選ぶ今年の記事

もっと広がりたい 再び歩み始めたSSWの現在地 ASAYAKE 01インタビュー

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まだコロナの影響はそれほど大きくなかった2月の記事。取材を行ったのは2019年だったのではないでしょうか。ASAYAKE01という長らく身を潜めていた関西の天才SSWの思考をつぶさに捉え、過不足なくストーリーテリングしていく。あらゆる現場で孤軍奮闘あいている心ある人々との連帯という、アンテナがやるべき取材記事としての理想郷です。昨年自分が作ったthanキタさんのインタビュー、今年安井さんが作った扇町para-diceのSPOT記事と3部作で読んでもらいたい。

マーガレット安井が選ぶ今年の記事

覚悟が決まった第二章 – Easycome『レイドバック』インタビュー

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改めて読み直して、Easycomeを追い続けているからこそのインタビューになっていると思います。まだ誰も知らないバンドだった頃から追いかけて、取材を重ねてきた結果、読みごたえのある記事に仕上がったように感じます。またそれは同時に現場に足を運ぶ重要性や、点ではなく線で見ることがいかに大切かということを感じさせてくれます。インディペンデントに強いメディアの力、ここに極まり。

乾和代、肥川紫乃が選ぶ今年の記事

京都音楽博覧会 2020 in 拾得 オンライン ‟配心”ライブレポート

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今年一年リリースした記事の中で激減したのがライブレポートだと思います。個人的な話、ファンになってから1年間以上くるりのライブに“行かなかった”ことなんてありませんでした。当たり前の儚さを痛感した一年でもあるし、それ以上に、考え方次第でいろいろなことに挑戦できると思った一年でもありました。それを、見事にみせてくれたライブが今年の京都音楽博覧会だったのではないでしょうか。名だたるフェスがそれぞれの選択肢を模索しただろう2020年。音博の記事を今年も書けたことに多大なる感謝を。(乾 和代)

 

やっぱり好きなものを突き詰めて追い続けていける熱量に惹かれてしまいます。京都音楽博覧会を毎年観てきた彼女だからこそ、前の年との比較もできて、そこにストーリーも感じます。今年はオンライン配信だったけど、物理的な距離感を感じさせない熱いレポートです。(肥川紫乃)

小倉陽子が選ぶ今年の記事

阿部仁知が見たナノボロフェスタ 2020

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今年はライブを営みとする現場の方々が、中止や延期、配信という判断を様々な思いでされてきた一年。有観客開催自体が貴重だったナノボロフェスタですが、貴重な会場レポートというだけではなく、これまでボロフェスタを欠かさず取材してきたANTENNAとして、またこのタイミングでの「未配信」ライブであるということで、言葉で現場を伝えようというライター阿部仁知の意志と使命感にもグッときました。
移ろい続ける日々の中で自分に出来ることをやり続けようと、あらためて来年に向けて背中を押されています。

阿部仁知が選ぶ今年の記事

【西日本編】ライブハウス・クラブでの思い出のエピソード

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この企画に際して今年の記事を見返していた時に見つけたのがこの公募企画。寄稿者の方々の想いに、僕はいろんなことを思い出したような気持ちになりました。何かできないかと奔走した春先のこと、そしてあの場所が大好きだってこと。クラブやライブハウスに行けない日常が当たり前のようになり、「来年は行けたらいいね」しか言えない日々に僕らは疲弊していますが、そんな時にもう一度原点の気持ちに立ち帰らせてくれた記事でした。

児玉泰地が選ぶ今年の記事

【SXSW2020私ならこれを見る】シリーズ

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全7記事ありますが代表として1つ目を上げました。コロナでイベント自体がなくなったとしても、メディアができることで文化を止めないアクションとしてすごく良いシリーズと思いました。実際に行けなかったら書けないレポート記事とは違って、「開催されてても行けなかったかも」という人も参加できる形だったのもポイントかなと。イベント再開されても、事前に掲載する「私ならこれを見る」→イベント後のレポート記事、とできると厚くていいかもしれません。

丹七海が選ぶ今年の記事

文化の入口はどこだ? - 珈琲×プロの選書が光る本棚編 -

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人が文化に触れるとき、1番最初に開く扉は何だろう? に対する、1つの解がこの記事だと思いました。喫茶店を入り口に広がる、本やレコードの鮮やかさを描く松原さんの優しく柔らかい筆も素敵です。これから喫茶店に足を運ぶ度、どんな時間を過ごそうか考えさせられる記事でした。

出原真子が選ぶ今年の記事

ライブハウス・劇場・ギャラリー・イベンターへの支援窓口まとめ(note記事)

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緊急事態下、アンテナ総力戦で発信した記事です。身近な文化施設やアーティストの皆さん、芸術関係者の方々の悲鳴が聞こえつつも何もできない無力さを感じていましたが、アンテナのライターだからこそできることをみんなで模索して実現することができたのではないかと思います。今も先行きの見えない状態が続いていますが、「文化を作る実践者」として自分がすべきことは何だろうと考える契機にもなりました。

辛川光が選ぶ今年の記事

知らないひと – ANATOKANI

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ANTENNA編集部に加入して1年が経った。

そもそも音楽一辺倒で文章など書いたこともなかった自分がなぜライターになったのは、自身の音楽を自分の想像力を越える解釈で綴ってくれた下北沢の某氏のおかげである。

音楽をつくる人、音楽を享受する人。享受し、発信する人。 音楽という領域の中でも循環の円は数字に表せない大きなものなっており、その外縁にある「カルチャー」はもはや人生を何回繰り返してもすべてを網羅できないだろう。

 

この記事は改めて自分はなにかの主体者であり、実践者であるという意識を植え付けてくれた。1年の活動の中でも関わってきた人の数は数えきれず、このレビューを書いてくれた(岡本)海平も今はANTENNA外で活躍している。誰がメンバーで誰がメンバーじゃないとか、誰が「〜を好き」で誰が「〜を好きじゃない」というのはもう関係ない。狭い自分の世界への視野を広げてくれたのがANTENNAで、さらに自分の心中の領域を広げてくれたのがANTENNAに関わってくれた人たちだ。

 

2021年。人に、街に、世界に向けて自分も予想だにしなかった色を塗れるよう、動いていこう。

橋本ゆいかが選ぶ今年の記事

きょう、つくる人 第3回 – ayako.ceramics・小川文子

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アーティストのものづくりのルーツを辿る、大好きな連載です。自分の生活に愛を持つことや身の回りのもののストーリーを想像することが作品づくりに繋がっている。ものづくりをする方の多くはそうかもしれませんが、言葉にすることは難しい。それが出原さんによって紐解かれたことに感謝です!私もものづくりをする人間として、このインタビューを読んで気付いたことがたくさんありました。そしてこの連載では毎回、出原さんの並々ならぬ愛を感じます!

橋本嘉子が選ぶ今年の記事

【with your eyes】番外編:Allan Dransfield(アラン・ドランスフィルド)

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フライターグの「ハピネス執行役員」として、人々をハッピーにするためにカメラ片手に世界中を巡るアラン・ドランスフィルド氏へのインタビュー。「時には問題も起こる。でもいつもポジティブな側面を見つけるように心がけている」「文化の異なる人たちを理解することでお互いに尊敬が生まれ、世界中で起こる問題が減る」と語るアラン氏の言葉の数々は、今だからこそ読んでもらいたい、ハッピーを見つけるためのヒントが詰まっていると思います。

松原芽未が選ぶ今年の記事

折坂悠太 – トーチ

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2020年4月の空気と思いを真空パックしたような峯さんのレビュー。当時はひりひりするリアリティを持って読み、今読み返すとこの状況に妙に順応している自分に気づかされ、これから読む時はまた違った感覚になるんだろうと、何度も読み返したくなる記事でした。熱いエモーションを冷静に表現していく強度のある文章が読み応え抜群だし、「なぜ今発信するのか?」を考えさせられた1年でもあったので、こちらに1票です!

Sleepyheadが選ぶ今年の記事

【もっと身近なクラブカルチャー】vol.3:Potluck Lab.

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“よくできた量産品より唯一無二のクソ”という言葉はずっと頭に残っています。2020年はコロナ禍でやらない理由なんていくらでも見つけられる状況でした。でも、新しいことにトライして自分の場所や作品を作り上げるスタンスがこれから大事なのかもしれない、と改めて思わされた記事です。

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