
シネ・ヌーヴォ『生誕129年 島津保次郎 生誕115年 吉村公三郎 師弟が切り拓いた日本映画黄金期』
大阪・九条の〈シネ・ヌーヴォ〉で、特集上映『生誕129年 島津保次郎 生誕115年 吉村公三郎 師弟が切り拓いた日本映画黄金期』が、2026年7月25日(土)から9月4日(金)まで開催される。
「日本映画大回顧展」は、開館翌年の1998年に開催された『成瀬巳喜男レトロスペクティブ』から始まった。当時上映可能だった成瀬巳喜男監督作40本を一挙上映。以来、黒澤明や深作欣二ら日本を代表する映画監督だけでなく、俳優や映画会社など、さまざまな切り口から日本映画の歴史を振り返ってきた。
今回は時代劇が全盛だった戦前に、庶民の日常や人間関係を写実的かつ軽やかに描き、「松竹現代劇」の礎を築いた島津保次郎。そしてその弟子筋にあたる吉村公三郎の監督作を中心に、2人にゆかりのある全26作品を上映する。
島津作品からは、松竹の「蒲田調」「大船調」の原点とされる『隣の八重ちゃん』、初のトーキー作品『上陸第一歩』、谷崎潤一郎の小説を映画化した『春琴抄 お琴と佐助』、松竹在籍時の最後の監督作『兄とその妹』などを上映。また島津が照明と助監督を担当した、村田實のサイレント映画『路上の靈魂』も特別上映される。
吉村作品には、出世作である『暖流』をはじめ、没落する華族一家を描いた『安城家の舞踏会』、西陣織の旧家に生きる三姉妹を描く『西陣の姉妹』、川端康成の小説を映画化した『千羽鶴』、田中正造の生涯に迫った最後の監督作『襤褸の旗』などが並ぶ。
会期中には、映画研究者を招いたトークショーも開催。さらに『路上の靈魂』と、島津監督作品である『麗人』は、生ピアノ演奏付きで上映される。
生誕129年 島津保次郎 生誕115年 吉村公三郎 師弟が切り拓いた日本映画黄金期
| 日時 | 2026年7月25日(土)~9月4日(金) ※上映日時は作品によって異なる |
|---|---|
| 会場 | シネ・ヌーヴォ |
| 料金 | 一般 ¥1,600 / シニア ¥1,300 / 学生・会員 ¥1,200 / ハンディキャップ ¥1,000
国立映画アーカイブ(NFAJ)作品 / 生ピアノ演奏付き上映 一般 ¥1,900 / シニア ¥1,600 / 学生・会員 ¥1,500 / ハンディキャップ ¥1,000 ※各種割引なし、招待券・回数券使用不可
回数券 一般5回券 ¥7,000 / シニア5回券 ¥6,000 / 会員5回券 ¥5,500 ※複数人での使用不可 ※トークショー付きの回は招待券・回数券使用不可 |
| チケット | 鑑賞日の7日前から劇場窓口とオンラインで販売 |
| イベント | トークショー 2026年7月25日(土)13:55『隣の八重ちゃん』上映後 ゲスト:ミツヨ・ワダ・マルシアーノ(京都大学教育改革戦略本部特定教授)
2026年8月1日(土)11:45『西陣の姉妹』上映後 ゲスト:木下千花(映画研究、京都大学教授)
2026年8月11日(火)13:50『千羽鶴』上映後 ゲスト:藤井仁子(早稲田大学文学学術院教授)
生ピアノ演奏付き上映
『路上の靈魂』 2026年7月25日(土)12:10 2026年7月26日(日)16:20 2026年8月2日(日)12:55
『麗人』 2026年8月8日(土)12:10 2026年8月9日(日)16:10 2026年8月23日(日)14:10
ピアノ演奏:鳥飼りょう(楽士) |
| Webサイト | http://www.cinenouveau.com/sakuhin/shimazuyoshimura/shimazuyoshimura.html |
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関西インディーズの水先案内人。音楽ライターとして関西のインディーズバンドを中心にレビューやインタビュー、コラムを書いたりしてます。
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