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Moment Joon を迎え TAMIW がセルフ・リミックスを配信&MV公開

MUSIC 2022.04.17 Written By マーガレット 安井

ポスト・トリップホップバンド TAMIWが移民者ラッパーのMoment Joonを迎えセルフ・リミックス作品“HAFU (feat. Moment Joon [TAMIW remix])”を4月7日(木)にリリースした。

 

原曲“HAFU”は、今年2月にリリースした初のEP作品『Floating Girls』のリード曲であり、Anderson .Paak、Robert Glasper、Thundercatなどの作品でも活躍するプロデュー サー/ラッパーのShafiq Husaynが参加し話題となった1曲。本リミックスでは日韓ハーフの葛藤を英語で歌った原曲に、”移民者”ラッパーであるMomentがその葛藤へ苦しみを開放させるライムを乗せることで、よりダイレクトにメッセージが届く意欲作となった。

 

また、同日には本作のMusic Videoも公開。こちらはROUX(protocol)が監督を務め、TAMIW、Moment、Shafiq Husayn の三者が出演した映像に仕上がっている。

ライナーノーツ

 

TAMIW tami

どちらの国なのか。
私のアイデンティティの根っこのゆらゆら問題はいまだ解決しません。

そして本当は「これが結論です、スッキリしましたね」となることでは無いことも知っています。

私のルーツはどちらにも存在し、どちらにも時には受け入れられ、時には拒絶されたように感じながら、生きていくものなのだと思います。

それらの不安を国という一見確かで、でも不確かな名前で括ってしまうと”ハーフ””クォーター”という言葉が生まれるのでしょう。

 

こういった心の機微はいわゆる”ハーフ”ではない皆さんにもあらゆる場面で生まれるものなのだと思います。

なのでどうか、自分には関係ないことだな。という気持ちで切り捨ててしまうのではなく、一度この曲を聴いてみてくれたらいいなあと思っています。

 

TAMIWというバンドは、音楽においても、テーマに関しても本当の多様性を追求する旅の途中です。

音楽を通じてさまざまな視点から物事を覗き込み、理解したいと思っています。

Shafiqと作り上げたHAFUという作品にMoment Joonという新たな価値観や視点が加わることで、さらに嬉しい化学が生まれました。

 

きっと色々な声・反応があると思いますが、私が初めて完成音源を聴いたときに感じた、Momentさんの声に頭を撫でてもらったような感覚と感動が少しでも伝われば嬉しいなと思います。

 

時事刻々と目まぐるしく、騒がしく変化していくこの世の中で一人の人間として立ち、生きていくための力を得る方法はきっとたくさんあるでしょう。

私たちの音楽がその力の一部になれたら。それが小さな私、の願いです。

 

Moment Joon

とても素晴らしくて意味深い曲に参加させていただいて本当にありがとうございます。

 

曲のテーマがデリケートである分、原曲では日本語を使わないなどリスナーとの距離を取る必要もあったかと思います。

ただ、少し気まずいトピックであっても、一度は皆が感じて考えてほしい話だと信じたので、日本語で日本語話者の方々に直接声を伝えるために参加しました。

 

もう一度素晴らしく、また素直な曲に呼んでいただいて本当にありがとうございます。

HAFU (feat. Moment Joon [TAMIW remix])

 

発売:2022年4月6日

フォーマット:デジタル

レーベル:Bigfish Sounds

TAMIW

 

2018年、Tami(Vo)を中心に結成されたポスト・トリップホップバンド。同年に1stアルバム『flower vases』をリリース。

2019年には20公演のアメリカツアーを敢行。翌2020年には2ndアルバム『future exercise』を発表。なお、この2ndアルバム以降の作品はバンドが運営する大阪堺寺院内のスタジオ「日本のブリストル=Hidden Place」で制作されている。

2021年、“Lights” “PurePsychoGirl”2枚のシングルをリリース。FUJI ROCK FESTIVAL ROOKIE A GO-GOの選出などでも話題を集めた。

2022年2月25日、初のEP『Floating Girls』をリリース。バンドフォーマットながらサンプリングやアナログシンセを駆使したサウンドはベースミュージック、ヒップホップを経由したエレクトロニックなトラックを基調とし、絶妙なバランス感覚でオルタナティヴミュージックをつくりあげている。

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