
矢後直規 グラフィック展『Pangraphics』
グラフィックデザイナー / アートディレクター・矢後直規による展覧会『Pangraphics』が、2026年11月1日(日)から8日(日)まで、京都〈東本願寺 大玄関〉で開催される。
矢後直規は、にじみや汚れ、制作時に生まれる補助線など、人間的なミスやエラーをデザインに取り込む「Humane Error」をコンセプトに制作を続けてきた作家だ。本展では「不完全さの受容」をテーマに、日本の伝統的な表現や思想からグラフィックデザインを捉え直し、屏風や掛け軸、着物、団扇など伝統工芸との協働による作品を展示する。
新作として披露されるのは、小説家・宇野千代ゆかりの“淡墨桜”をモチーフにした大屏風『淡墨桜余花図屏風』や、京都の紅葉を描いた『平安紅葉図』など。『淡墨桜余花図屏風』では手描きの原画をデジタル上で再構成し、全幅約3.8mの六曲半双屏風に仕立てる。『平安紅葉図』では、金の表現や岩絵具など日本画の手法を取り入れ、人と自然が関わりながら受け継がれてきた京都の景観を描く。
そのほか、銀座もとじと制作した『淡墨桜文様訪問着』、孔雀をモチーフにした掛け軸、蜂屋うちわ職店と制作した大団扇、日本の花々を描いたドローイングシリーズなどを展示。国指定重要文化財である〈東本願寺 大玄関〉を舞台に、グラフィックデザインと日本の工芸を横断する作品が並ぶ。
矢後直規 グラフィック展『Pangraphics』
| 会期 | 2026年11月1日(日)〜11月8日(日) 10:00〜16:00 ※最終入場15:30 |
|---|---|
| 会場 | |
| 料金 | 無料 |
| Webサイト |
矢後直規

アートディレクター / グラフィックデザイナー。
1986年静岡県生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。博報堂を経てSIXに所属。2025年〈Pangraphics〉設立。東京ADC賞、JAGDA新人賞、D&AD、New York ADC、One Showなど国内外で受賞。国際デザインアワード審査員、海外展示への招聘、海外デザイン誌での特集などを通じ、国際的な評価を高めている。
ZIPAIRやスマートハウスメーカーMWのブランドデザイン、グローバルコスメブランドSENSAIのビジュアルコミュニケーション、Laforet HARAJUKUの広告、アーティストのCDジャケットなど、アートディレクションを手がけながら、アートワークを発表。2020年ラフォーレミュージアム原宿での初大規模個展『婆娑羅』、香港のPMQで行われた『Imitative Behaviour』など展覧会を開催。ドイツデザイン誌novum、中国デザイン誌 Package and Design Magazine、COMMERCIAL PHOTOで特集され、青幻舎から初作品集『婆娑羅』を出版。
2026年秋放送予定のNHK連続テレビ小説『ブラッサム』にてタイトルロゴおよびビジュアルデザインを手掛けた。
Instagram:@yagonaonori
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関西インディーズの水先案内人。音楽ライターとして関西のインディーズバンドを中心にレビューやインタビュー、コラムを書いたりしてます。
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