INTERVIEW

はちゃめちゃなエンタテインメントがやりたいーチャンポンタウン“Giant step”リリース・インタビュー

混沌としたこの世界、言い換えれば“チャンポンタウン”。2018年に大阪で4人組バンドとして結成して以降、たった2枚のEP(『tambourine』『ごきげんよう』)をリリースするうちに、中崎町NOON+CAFÉでワンマンライブを行ったり、YATSUI FESTIVALにも出演を果たすなど頭角を示してきた彼ら。

 

筆者が知ったのも『tambourine』をHOLIDAY! RECORDSが取り上げて購入したことがきっかけだった。中心人物吉田ゴルゴス(Vo / Gt)によるフォークやソウルに眼差しを向けた優しいメロディ、どんと(ローザ・ルクセンブルグ、BO GUMBOS)からの影響を感じるピースフルな精神と歌心、そしてken.ak(Key)が主導権を担う、素っ頓狂な楽器のフレーズがパートごとに心地よく絡み合う愛嬌あるサウンドに耳を惹かれる。加えて「右手のしてることなんて 左手が知るはずないよ」(“タンバリン”)のような、当たり前に存在するものに違う見方を与えることで、リアルだけど未知数な浮遊感を醸す歌詞描写がなんともたまらなかった。

 

今回のインタビューは吉田ゴルゴスから「一曲入魂の新曲“Giant step”が出来た」と筆者に連絡が来たことにより実現した。また11月15日(金)に梅田シャングリラでのワンマンライブを開催予定。キャリアの節目となること必至のタイミングで、ゴルゴスとkenの二人にこれまでの総括として大いに語ってもらった。

 

チャンポンタウンに至るきっかけとなったゴルゴスの苦難。テクニカルに楽曲をまとめあげるkenのサウンド・メソッド。直近に起こったオリジナル・ドラマー脱退やkenの東京移住による遠距離の活動も経て生まれた“Giant step”。そして今後の目論見とは……。伝えたいことがごった煮となって、次々溢れ出していく会話をご覧ください。

psybava、溺れたエビ!からの失速、チャンポンタウンへと至る道

──

まずはチャンポンタウンに行きつくまでの前史を伺いたいです。

吉田ゴルゴス(以下 ゴルゴス)

自分とkenちゃんは、元々大阪でpsybava(サイババ)というインストバンドをやっていて。当時のドラマーが溺れたエビ!(当時:溺れたエビの検死報告書)でも活動していたから、自分たちも取り込まれていったんです。流動的なバンドだったので一時期はpsybavaのメンバーが全員エビ!にも入っていました。

──

では当時はpsybavaと並行して活動していたと。

ゴルゴス

そうですね。溺れたエビ!とpsybavaで一緒にツアーもしましたし。

ken.ak(以下 ken)

こまるあかねさん(Ba)もエビ!のメンバーでした。

ゴルゴス

あかねさんは当時マッカーサーアコンチのベースでもあったので、対バンしたことで仲良くなって、誘いましたね。

──

ゴルゴスさんとkenさんが在籍していた時期の溺れたエビ!は2013~2014年にフジロックにも出演したり、精力的に活動していたじゃないですか。

ゴルゴス

めちゃめちゃ精力的。大きなフェスやテレビの歌番組にも出れた。でも徐々に自分は失速していった。

──

なにがあったのでしょうか?

ゴルゴス

5年ほど前に局所性ジストニアっていう神経疾患になってしまって。エビ!もpsybavaもインストバンドだったからギタリストとして全然弾けなくなった。エビ!は大人数でしたし、自分がいなくても動けていましたが、psybavaは自分が失速させてしまった責任も感じていて。

ken

そこからゴルゴスさんは、ギタリスト以外の音楽のやり方を模索していって、歌にたどり着いたんです。

──

その状況の中で出来る音楽活動を探していったということ?

ゴルゴス

そうですね。psybavaでもギターをガンガン弾くというアプローチではない曲を作ろうともしたんですけど。

ken

過去のアーカイブの曲が表現できなくなっていったのが苦痛で。だからこれまでギターで表現していたものが歌に変わっていった。

吉田ゴルゴス(Vo / Gt)、ken.ak(Key)
──

ギタリストでありながら、やむ負えずたどり着いたのが歌というアプローチだったと。

ken

そうですね。僕はゴルゴスさんに音楽をやめてほしくない気持ちと、psybavaが不完全燃焼で終わってしまったもどかしさがありました。今よりジストニアという病気への理解もなかったですし、原因もわからずギタリストとして弾けなくなっていく姿を見た時に、違うアプローチで覚悟を決めてやっていこうと思って。

ゴルゴス

そんなどうしようもない時期にライブに弾き語りで呼ばれたのをきっかけに、二人で「ごるけんバンド」としてやり出した。

ken

ゴルゴスさんが歌とアコギ、僕がピアニカで、半年くらい活動していましたね。今のチャンポンタウンの原型です。

──

kenさんはpsybavaも失速していく中で、それでもゴルゴスさんと変わらず活動に付き合っていく道を選んだんですね。

ken

うーん。付き合ったというか、単純にpsybavaもエビ!もまだ夢の途中ではあったし、当然のようにずっと続くと思っていた。だからジストニアになっても一緒に歩くことに迷いはなかったです。

複雑に入り組むルーツとサウンド・メソッド

──

二人で1からバンドをやり直していくところから、チャンポンタウンになっていく経緯というのは?

ken

やっぱり二人でやっていてもリズム隊が欲しいと思ったんですよね。

ゴルゴス

二人だから出来ることもあると思うんですけど、理想はやっぱりバンドだったので、あかねさんと当時のドラマーと4人でチャンポンタウンを始めました。それが1年半くらい前か。

──

でも溺れたエビ!やpsybavaのようなテクニカルなインストバンドとは違うものを目指す必要は大前提じゃないですか。どういう音楽をやるバンドをしたいと思いましたか?

ゴルゴス

まず歌というのがあったけど、溺れたエビ!とpsybavaでやっていた、ガチャガチャしているサウンドも目指したくって。僕が一番好きなBO GUMBOSとか、細野晴臣さんのような、色んな要素がミックスされている「いい音楽」がやりたかった。

吉田ゴルゴス
──

チャンポンタウン全員にとって「いい音楽」の共通言語がBO GUMBOSや細野晴臣だったんですか?

ゴルゴス

いや、僕がそこにみんなを引き込んでいった流れですね。日本語の響きや出す音の張りが魅力的な、日本だからこそ生まれるソウル・ミュージックに自分は惹かれてしまうんです。最近、勝手に「エキゾチック・ソウル」と呼んでいますが、そういうところを目指そうと。

──

特にBO GUMBOSは関西・京都のバンドですけど、ゴルゴスさんが知った時はもうどんとは亡くなっていましたよね?自分もくるりが影響を受けたバンドとして知ったのですが、BO GUMBOSのどういうところに惹かれましたか?

ゴルゴス

ライブは映像でしか見たことないですけど、あれほど爆発しているバンド、いないんですよね。中でも1992年に京都大学西部講堂で『HOT HOT GUMBO』というフリーライブ・イベントをでやった時の映像が衝撃的で。烏丸あたりからトラックの荷台に乗って、演奏しながら移動するんですよ。そこにファンはついて行って西部講堂に着いたら、ステージで演奏して、最後はまたトラックに乗って演奏しながら出ていくんです。どんとも終わった後に気を失うほどのイベントだったらしいけど、すごく良いライブで。こんなことがやりたいと思いましたね。

──

ではkenさんのルーツはどういうところにあるんですか?

ken

チャンポンタウンの曲調にはあまり出てないですが自分のルーツと言われたらプログレですかね。親の影響でEL&P(エマーソン・レイク・アンド・パーマー)とかGrand Funk Railroad(グランド・ファンク・レイルロード)が大好きでした。

──

なるほど。そういう過去の音楽への憧れはチャンポンの音楽にも感じますが、曲作りはゴルゴスさんが持ってきた曲をみんなで仕上げるという流れ?

ゴルゴス

それがほとんどですね。アレンジも大体僕が決めるのですが、自分だけで考えると詰め込み過ぎるので、とっ散らかっている部分はkenちゃんがまとめてくれています。やっぱりパッケージングしないと伝わらないので、アレンジにおいては複雑なものでも最終的にポップに仕上げるように意識していますね。

──

その上で曲作りのこだわりはどこにありますか?

ゴルゴス

なんやろなぁ。でも全ての音に意味を持たせる、というのは絶対意識しています。「なんとなくバッキングしている」とかはない。

ken

僕が彼の曲をアレンジする時によくする作業が、歌とベース、歌とドラム、歌とギターだけで聴いていくんですよ。トラックを2つずつ交互に鳴らして、何が一番気持ちいい状態なのかを探ったりします。それでパートごとに音の並べ方を組んだり、差し替えたりとか。

ゴルゴス

レコーディングしたトラックが、色分けしてきれいに整理されているんですよ。

ken

LowからHighまでの色分けを僕が決めていて、この曲のサウンドだったらどの色合いが多かったら気持ちいいかを、自分の中の統計でグラフィカルに楽曲を見るということをしています。

ゴルゴス

結構、難しい作業を僕らはしていて。特に今は大阪(ゴルゴス、こまる)と東京(ken)と離れているので、データのやり取りで曲を作っているからこその作り方かもしれません。

──

スタジオで「せーの」で音を出せないからこそのやり方というか。

ken

スタジオで作業できる時間も貴重だから、いざ入るとバチバチやもんね。

ゴルゴス

15分くぎりでスケジュール立てるもんな。悩む時間を極力減らしたい。

ken

やることは全員落とし込んで臨むので。スタジオに行った時にはクリエイターから表現者になっていないとダメだなと。

──

でもそのkenさんのアレンジの作業はかなり専門的ですよね。

ken

音楽制作の仕事をするようになったので、出来るようになってきたというのもありますね。Words Studio Japanという事務所をやっていて、アーティストやCMに楽曲提供をしています。そこでは少ないやり取りの中でニーズを救い上げて、的確に答えを出すことが求められるので、そこで培ったスキルは意識的にチャンポンタウンに持ち込むようにしていて。メンバーもその仕事をすることに理解を示してくれているので、自分は半年ほど前から東京にいるけど今のところすごくやりやすいと思っている。

ken.ak
──

そんなスキルを活かしたインディーズバンド、なかなかいないですよ!

ゴルゴス

僕は元々「バンドマンとはこうだろ」みたいな頑固なところがあるんですけど、アイドルやCMの楽曲提供の仕事を柔軟にやっているところはリスペクトできるようになってきている。

ken

この人(ゴルゴス)の理解を示してくれる度量もすごいんですよ。レコーディングも僕のフォーマットや考え方を持って行くので、全作録り方も違うからメンバーの負担のかかり方も違う。今回の“Giant step”は特にほとんどスタジオで合わせずに作った曲だったから不安だったけど、ゴルゴスさんの歌の表現は保ちつつ、飲み込み早く受け入れてくれるのが助かっています。

ゴルゴス

落としどころを見つけてくれるのがすごくありがたいし、何がよくて、何が悪かったのかピンポイントでフィードバックが出来るようになってきているのがすごいと思います。

ken

チャンポンタウンは明確なテーマを持ってレコーディングに臨んでいて、毎回違った実験を入れているんです。そんな状態だからクリティカルに原因も見つけられるんですよね。

完成した時は二人でハイタッチしましたー渾身の新曲“Giant step”

──

なるほど。では今回の配信シングル“Giant step”はどんなテーマで作りましたか?

ゴルゴス

一曲の中でたくさんの気持ちいい景色を見せて、旅していくようなイメージでした。具体的にはまず、何パターンもイントロを作ったんですよ。そこから続きのパートを思いついたものを選んでいって、詰め込んでつなぎ合わせて作っていきました。

──

その気持ちいい景色とはどのようなものでしょうか?ギターカッティングのイントロが爽快でチャンポンタウンの楽曲とは覚えないほどでした。

ゴルゴス

これはジャングルですね。

ken

このイントロで表現しようとした、ジャングルの広さでもめたんですよ。

ゴルゴス

湿地帯のジャングルなのか、広大な草原を上から見下ろしたものなのか。そのテーマの共有をする時間が長かったですね。

ken

最終的に俯瞰の視点でどんどん景色が変わっていって、それが一つのストーリーになっていくようなイメージに落ち着きました。

──

具体的にサウンドとして本作に影響を及ぼしている音楽はありましたか?

ゴルゴス

今までも影響を受けていましたけど、特に今回はウリチパン郡が大きかったです。あの新しすぎるフォーク・サウンドが本当に衝撃的で、自分はずっと引きずっていて、あの世界を現代的でハイブリッドなものとして今やりたかったという気持ちがありました。ウリチパン郡はもっと多くの人に語り継がれていくべきバンドですよ。

──

kenさんとしては “Giant step”での、先ほど仰ったレコーディングでの新しい実験とはどこにありますか?

ken

アコースティック・ギターの音で顕著ですけど、これまでの2作(『tambourine』と『ごきげんよう』)のローファイなサウンドから逸脱させたかった。というのと、ウリチパン郡は楽器数が多くて団子状態から生まれるグルーヴがあると思っていて。でもチャンポンタウンは楽器同士の音がちゃんと分離しているし、リズムが曲の構成の中でパーテーションになって、曲が展開していくことでグルーヴを作るということがやりたかったことです。だからサビ前のコーラスが入ってくるところも、それで景色が変わることを意識しました。またゴルゴスさんにとってはこの曲のキーは高いんです。でもだからこそ歌の表現力が活きるメロディラインだなと思ったのでそのままいきました。

──

景色の移り変わりという点では、バンジョーも入ってくるのも印象的でした。

ゴルゴス

自分の好きなカントリー、フォークはもちろん、トロピカルな部分もごった煮に出来た感じ。その上で4分間のポップ・ミュージックに収められたことに手ごたえがありますね。

ken

あと今回ゴルゴスさんが一番手法を変えたなと思ったのは歌詞ですね。『tambourine』の頃は日常に沿いながらも終始ゴキゲンなイメージがあって、『ごきげんよう』は日常感を残しつつちょっと生臭い歌詞になっている。でも“Giant step”は大きく離れて、ストーリー性を持った希望のある歌詞なんです。

ゴルゴス

曲がストーリー性のある構成だから、歌詞も物語として成り立つようなものを意識しました。

──

チャンポンタウンの歌詞は生活の匂いが立ち込めながらも、少しフワッと体が浮くような空想感がある。ゴルゴスさんは歌詞ではどういうことを描こうとしていますか?

ゴルゴス

押し付けたくないという気持ちはある。「頑張りましょう!」、「悲しいわ……」という感情を描いたり、これが正しいと言い切ることは絶対にしたくないですね。余白を残したい。自由にくみ取ってほしい。

ken

でも“ごきげんよう”ではゴルゴスさんは「君が好きさ」と感情を言い切っているんですよ。その中に景色を内包させている。今回の“Giant step”では言い切らないことで描く景色が表現出来ていて、それが壮大さに繋がっている。

──

“Giant step”の歌詞のインスピレーションはどこから得ましたか?

ゴルゴス

「火の鳥」が出てくるんですけど、仮歌で歌っているときからパッて出てきたんです。そこから発展させたかな。でもその後に手塚治虫の『火の鳥』を読み返したら、言いたいことが似ているなぁと。

──

どういうところが似ていると思いました?

ゴルゴス

フワッとしたイメージですけど、僕は生まれる前はどこから来たかも、これからどこに行くのかももわからない。知っているようで知らない世界というか、DNA的に刻み込まれた記憶のどこかにあるものを、自分たちは繰り返しているだけじゃないかと考えることがあるんですよね。

──

少しSFっぽい世界観ですね。

ゴルゴス

でもそんな存在を「確かめたい」という気持ちを歌ってもいるんです。僕なら音楽を今まで続けてきたけど、辛いことはたくさんあるのに、やめられない。病気になってしまったけど、やっぱりギターは好きでやめられない。弾いても病気はよくならないのに。それは自分のどうしても変えられない部分。そんな人間のどうしようもなさを歌いたい。自分の「やっぱり好きなんや」という気持ちを確かめているような気がします。

──

「確かめ 燃える日々の色 / 春風に呼び覚まされる記憶よ」で歌詞が締められている部分にそれは感じますね。今生きていて、音楽を続けている、人間の業みたいなものを肯定するために歌っていると言えるのではないでしょうか。

ゴルゴス

確かに。自分がやっていることを正当化するための作業を繰り返しているんじゃないかなと。

──

今回この曲がリリースされるにあたって、ゴルゴスさんは「渾身の一曲ができた!」と自分に連絡くれたじゃないですか。これまでの2作とは違う手ごたえが“Giant step”にはあったんですか?

ゴルゴス

達成感はありましたね。

ken

この曲は自分が関西に戻った時に、ゴルゴスさんの家で、缶詰状態でフラフラになりながら、めちゃくちゃ追い込んで作っていたんですよ。作って聴いてみて、反応見て直してを繰り返していたんですけど、深夜2時くらいに完成した時は二人でハイタッチしました。音楽続けていてよかったと思えたくらい感動した。

ゴルゴス

「こんなんがしたかったんやー!」って。

──

そんな感覚になれるほどのパワーが“Giant step”にはあるのだと思うのですが、どこに達成感を感じたのでしょうか?

ゴルゴス

うーん。単純に完成度。今までの曲ももちろん納得して仕上げたものですけど、今まで憧れを持って聴いてきた、細野晴臣さんや、BO GUMBOS、ウリチパン郡の音楽と同じように、自分の曲をハッキリと「めちゃくちゃ面白い!」と思えた。

ken

前作まではもがきながらEPとして形にしていきましたけど、今回は一曲だけということもあって、自分の意図したところにボールが投げられたような音が出せた感覚。

──

初めからこの一曲入魂だったのでしょうか?

ゴルゴス

本当は6月にレコーディングして4曲くらい録ろうという話だった。でもそのタイミングでドラマーが抜けて、現実的に厳しくなって。

ken

新しいドラムのサポートを入れた時に、今のチャンポンタウンで何が出来るかが分からなくなったんですよ。でも前に進むために曲だけは書かないといけない、という状況があって。その中で作っていたのが“Giant step”だったので、出来た時の快感はありましたね。

──

ある種4人組バンドという形態が壊れたマイナスの状況から、ゼロベースでやり方を模索していったからこそ、たどり着いた境地と言えるかもしれませんね。

ゴルゴス

確かに今のチャンポンタウンでできるかは度外視して、自由な発想で作ったということもありますし、時間がない中で新しいバンドとしてのサウンドに仕上げて、伝わるようなものにしないといけないと。とはデモの段階で考えていた。

──

だからこの曲の手ごたえを持って、またチャンポンタウンは次のステップに行けるんですよ。

ken

自分たちにとっても「Giant step」になればいいなと思います。

チャンポンタウンの住人を増やしていきたい

──

11月15日にはバンド最大規模となる梅田シャングリラのワンマン・ライブも控えていますが、今後のチャンポンタウンの目論見みたいなものはありますか?

ken

年々表現できることが増えていっている実感はあります。ゴルゴスさんの曲作りも、僕のアレンジ力や曲をまとめる力も。だから今後もまた作り方も作る曲も変わっていくなと思っていて、今はゴルゴスさんが全部曲を書いていますけど、僕やあかねさんもちょっとずつ書いていけるようにしていきたい。

ゴルゴス

メンバー全員が、ソングライターでヒーローであるのが理想のバンドだと思っていて。SAKEROCKとかもそうですよね。

ken

「メンバー全員が出てきた時にワクワクするバンド」というのがかっこいいバンドの第一前提と思っているところがある。昔、ゴルゴスさんと韻シストを観に行った時に、本当にすごかったんですよね。ヒーローショーが始まる感覚というか。

ゴルゴス

ほんとにかっこよくてスター性のあるバンドって、シルエットで分かるじゃないですか。イエモン(THE YELLOW MONKEY)が4人並んでたらシルエットだけで「あ、イエモンだ!」ってわかるし。あそこまで行きたい。

ken

シルエットまでが音なんですよ。「シルエットによって奏でる音」の印象が変わることも絶対にあって。

──

「シルエットによって奏でる音」とはまさに溺れたエビ!で、お二人が経験してきたことじゃないですか。

ken

それもあるかも。あとよく言っているのは「サーカス的な活動をしたい」というのを昔から言っていて。

ゴルゴス

僕の理想なんですけど、サーカステントを使っていろいろな街に行くんです。そこで1週間くらいその場所で毎日お祭りする。(劇団)維新派に僕は影響を受けているんですけど、野外に劇場を建てて周りには屋台村も造って、その期間は劇場公演だけじゃなくて、大道芸やバンドがパフォーマンスしているんです。毎日たくさんの人が集まっていて、あの特殊な空間で維新派を見るという空気がめちゃくちゃ衝撃的で。BO GUMBOSのフリーライブしかり、最近では『ストレンジャー・シングス』のシーズン3や『トイストーリー4』でも出てきたような海外の移動型遊園地もイメージに近い。ある期間だけ現れる幻の街のような場所で、訪れた人それぞれにドラマが起こればいいなと思います。それは絶対実現させたい。僕はゾウに乗って登場する。

──

もはや演奏すらできない(笑)。

ゴルゴス

そこはサポートメンバーを大量に入れて。みんなでニューオーリンズのカーニバルみたいにすればいい。

ken

チャンポンタウンの住人を増やしていきたいね。

ゴルゴス

チャンポンタウンが集まったら都市になり、国になり、サーカスができる!

ken

そしたらお金とか集客とか関係ない、本来の音楽の姿に戻っていくと思う。お祭りも祈りを捧げるためのものだし、そのために音楽が鳴っていた。ゾウに乗っていくとかっていうのもふざけているようで、元々神聖で縁起のいい生き物の象徴ですし。

ゴルゴス

はちゃめちゃですけどね。でもそういうはちゃめちゃなエンタテインメントをしていきたい。最後は僕が乗ってきたゾウを食べて、ショーが終わるとか(笑)。

日時

2019年11月15日(金)OPEN 19:00 / START 19:30

場所

梅田 Shangri-La
大阪市北区大淀南1-1-14

出演

チャンポンタウン(ワンマン)

料金

前売り 2,800円 / 当日 3,300円(+1Drink 600円)

チケット予約

バンド予約

champontown1988@gmail.com

 

e +(イープラス)、ローソンチケット、ぴあ、各プレイガイドでも発売中

日時

2019年11月22日(金)OPEN 19:00 / START 19:30

場所

下北沢mona records

出演

チャンポンタウン
ベランダ
清水煩悩

料金

前売り 3,000円 / 当日 3,300円(+1Drink)

チケット予約

バンド予約
champontown1988@gmail.com

 

各アーティスト取り置き

 

下北沢mona records HP

WRITER

RECENT POST

INTERVIEW
あの頃、下北沢Zemでリトル・ウォルターを聴いていた ー武田信輝、永田純、岡地曙裕が語る、1975年…
REVIEW
今度のコンセプトは教祖!?音楽だけに収まりきらないロックンロール・クリエイティビティーゆうやけしはす…
REVIEW
これはただの弾き語りフォーク・アルバム第一集ではないー井上園子『ほころび』
REVIEW
出会い別れ、痛み哀しみ喜びを意地でもポップスに昇華する、美しくも生々しい4作目-路地『わかりあえない…
REVIEW
東京であぐねる一人の社会人による暮向の記録-砂の壁『都市漂流のために』
INTERVIEW
あがた森魚による音楽集会『タルホピクニック』とは何だったのか?
INTERVIEW
こぼれ落ちてゆくものに眼差しを向けるーリクオがこの世界で想像力を維持していくための『リアル』
REPORT
『春一番 2024』後編 ー 福岡風太が命を燃やしている
REPORT
『春一番 2024』中編 ー 継承しながらそれぞれの道を行く、二代目たちの群像
REPORT
『春一番 2024』前編 ー 福岡風太が生きてるうちは、この野外コンサートをやり通す
INTERVIEW
新たな名曲がベランダを繋ぎとめた。 新作『Spirit』に至る6年間の紆余曲折を辿る
COLUMN
【2024年4月】今、東京のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
REPORT
台湾インディーバンド3組に聞く、オリジナリティの育み方『浮現祭 Emerge Fest 2024』レ…
REPORT
観音廟の真向かいで最先端のジャズを。音楽と台中の生活が肩を寄せ合う『浮現祭 Emerge Fest …
INTERVIEW
孤独な青年の思春期が終わった、 LAIKA DAY DREAMなりのグランジ作品『Shun Ka S…
REVIEW
この先鋭的なバンドサウンドは、2020年代の京都音楽シーンを代表する-YUNOWA『Phantom』
INTERVIEW
Ribet townsは12人組プロジェクトチーム!? 現代社会を楽しく生き抜く処世術を歌う、新作に…
REVIEW
松井文『窓から』-歌い手としての自分を見つめ直した、3枚目の1stアルバム
REVIEW
畠山拓郎“September”-KANの遺伝子も感じるニューポップスターによるソウルバラード
REPORT
発令!アジアに向けた日本からの開国宣言-BiKN shibuya 2023 クロスレポートNo.1
INTERVIEW
「日本とアジアを混ぜっ返すんだ!」アジアン・ショーケース『BiKN shibuya』に至る衝動
REVIEW
劇伴音楽を経て、本格的にバンドとなったロマンたっぷりのロックサウンド-KiQ『空想』
INTERVIEW
「おせっかい」な京都のスタジオ、マザーシップ。エンジニア野村智仁が語る、人付きあいと音作り
REVIEW
Tocago『Wonder』- 沖ちづるの音楽にかける熱意に再び火が灯るまで
INTERVIEW
歌うたいは人たらし。小野雄大が仲間と共に自分の歌を見つけるまでの道程
COLUMN
〈Penguinmarket Records〉作品ガイド
INTERVIEW
「Music has no borders」を掲げ、京都から世界へ-Penguinmarket Re…
REVIEW
多様な可能性のごった煮状態という意味での“GUMBO”- 砂の壁『GUMBO』
INTERVIEW
ソー・バッド・レビューから続く道。 シンガーソングライター&ピアニスト / 翻訳家 チャールズ清水…
REPORT
『春一番 2023』後編 ー 平和を夢見る福岡風太が仕掛けた、音楽による革命の実験場
REPORT
『春一番 2023』前編 ー 「祝」でも「終」でもない、大阪名物野外コンサートのゆくえ
INTERVIEW
「大阪を代表するバンドになりたい」ショーウエムラ(アフターアワーズ)が語る、地元に育てられたバンドマ…
REVIEW
生活の設計『季節のつかまえ方』 ー 「自分の音楽ってこれかも!」と辿り着いた喫茶ロック作品
REVIEW
屋敷『仮眠』 – のんびりとした虚無感、幻想的だが後味の悪さもある、積層的なフォーク作品
REVIEW
FALL ASLEEP#3 全曲レビュー
REVIEW
幽体コミュニケーションズ『巡礼する季語』 – 言葉とサウンドをコラージュ的に組み合わせ、季節を描く京…
INTERVIEW
スーパーノアが語る、『ぬくもりはたしかに』に込めたリズムと歌の最適解
INTERVIEW
年鑑 石指拓朗 2022-世田谷ほっつき歩き編
REVIEW
Eri Nagami『ど​ち​ら​か​と​い​う​と​そ​う​思​う(Moderately Agre…
REVIEW
岡林風穂『刺激的な昼下がり』 – 岐阜拠点のシンガーによる、こそばゆい刺激に惹きつけられる作品
REPORT
ボロフェスタ2022 Day4(11/6)- クリープハイプ、リベンジ。過去2年を取り戻す気概の最終…
INTERVIEW
マーライオン、変わる!-もっとみんなに喜ばれる音楽をつくるための模索と研鑽
INTERVIEW
生活は変われど、再び日々を鳴らし始めた路地の『KOURO』
REVIEW
ヨットヘヴン『健康快樂』 – 今を楽しく生きようとする生活者の歌
REVIEW
ガリザベン『ほっぺのかんじ』 – シャイとユーモア、関西に息づくブルースが香り立つうた
COLUMN
たけとんぼ 平松稜大・きむらさとしに影響を与えたアルバム5選
INTERVIEW
伝道と更新を目指すアコースティック・サウンド – たけとんぼインタビュー
REVIEW
kiss the gambler “ベルリンの森” – 自分の心の居場所はどこにある?
REVIEW
KiQ『FuU』ー多彩な仲間と共に漂着した、退屈な日々を彩るフォーク・ロック
INTERVIEW
音楽のアーキビスト、金野篤が体現する「売りたいモノは自分で作る」という生き方
REVIEW
kiss the gambler “台風のあとで” – 折り合いのつかない喪失感を歌う素直さに胸が打…
INTERVIEW
大石晴子が探る、これからの生きていく道とは ー『脈光』インタビュー&全曲解説
REVIEW
伏見◎Project “Dawn-town” – 京都伏見を冠するニュー・コンボによるムーディーな楽…
REVIEW
みらん『Ducky』 – 22歳の今しか表現できないことを歌っている、理想的なデビュー作
REVIEW
徳永憲『今バリアしてたもん』何重にもねじれたユーモアが満載、歌とアコギが主体の12作目
REVIEW
国でも建てるつもりなのか – グッナイ小形
REVIEW
NEKOSOGI – NEKOSOGI
REVIEW
たまき – 門脇沢庵
REVIEW
夢の日々 – ミチノヒ
COLUMN
お歳暮企画 | ANTENNAとつくる2021年の5曲 Part.2
COLUMN
お歳暮企画 | ANTENNAとつくる2021年の5曲 Part.1
INTERVIEW
年鑑 石指拓朗 2021-武蔵野散歩編
REVIEW
FALL ASLEEP#2 全曲レビュー
INTERVIEW
ぶっちゃけ上京ってどう?-ベランダ×ギリシャラブ×Crispy Camera Club 京都発・東京…
INTERVIEW
いちやなぎとひらまつ-平成6年生まれ、ウマが合う歌い手の2人
COLUMN
「シーン」から「モード」に移ろいゆく – 京都音楽私的大全
REPORT
峯大貴が見たボロフェスタ2021 Day3 – 2021.10.31
REPORT
峯大貴が見たボロフェスタ2021 Day2 – 2021.10.30
COLUMN
“ニュー・ニート”ゆうやけしはすが目論む、ローカルから興すロック・ルネッサンス
INTERVIEW
グローバルな視野を持って、ローカルから発信するーリクオが『リクオ&ピアノ2』で打ち出す連帯の姿勢
REVIEW
ズカイ – たくさん願い溢れて
INTERVIEW
みらんと話した日ー兵庫在住シンガー・ソングライターによる互いの気持ちを尊重する歌を探る
INTERVIEW
つくるひとが二人、はみ出す創作を語る-井戸健人×畠山健嗣 対談
REVIEW
秘密のミーニーズ – down in the valley
REVIEW
ラッキーオールドサン – うすらい
COLUMN
ご当地ソングからはみ出る方言詞|テーマで読み解く現代の歌詞
REVIEW
ベルマインツ – MOUNTAIN
INTERVIEW
もどかしくもシンプルを求めトガっていく。シャンモニカが語る『トゲトゲぽっぷ』
INTERVIEW
シンガーソングライターという自覚の芽生え – ぎがもえかインタビュー
REVIEW
たけとんぼ – 春はまだか / 旅の前
REVIEW
いちやなぎ – album
REVIEW
ショーウエムラ – 大阪の犬
INTERVIEW
2020年をポジティブに転化するために - 中川敬(ソウル・フラワー・ユニオン)が語る新作『ハビタブ…
REVIEW
かさねぎリストバンド – 踊れる
COLUMN
従来のイメージを跳ね返す、日本のフォークの変革 - 『#JAPANESE NEWEST FOLK』前…
INTERVIEW
年鑑 石指拓朗 2020
COLUMN
編集部員が選ぶ2020年ベスト記事
COLUMN
〈NEWFOLK〉作品ガイド
INTERVIEW
音楽のすそ野を広げる、影の歌の送り手 - 〈NEWFOLK〉主宰 須藤朋寿インタビュー
INTERVIEW
自分の言葉を持つ人の歌が、心に入ってくる - 浮(BUOY) インタビュー
REVIEW
クララズ – 台風18号
INTERVIEW
“2023”で次の扉を開いた3人のハイライト – ベルマインツ インタビュー
REVIEW
岡林信康 – 岡林信康アルバム第二集 見るまえに跳べ
REVIEW
田中ヤコブ – おさきにどうぞ
REVIEW
上田正樹と有山淳司 – ぼちぼちいこか
REVIEW
ザ・ディランⅡ – きのうの思い出に別れをつげるんだもの
REVIEW
Bagus! – 恋はうたかた
REVIEW
ベルマインツ – ハイライトシーン
REVIEW
ヤユヨ – ヤユヨ
INTERVIEW
清水煩悩との雑談(後編)– 天川村から新たな船出『IN,I’M PRAY SUN』
REVIEW
小野雄大 – 素粒子たち
INTERVIEW
覚悟が決まった第二章 – Easycome『レイドバック』インタビュー
INTERVIEW
生きている日が歌になる – ダイバーキリン『その美しさに涙が出る』インタビュー
REVIEW
のろしレコード – のろし
REVIEW
松井文 – ひっこし
REVIEW
gnkosaiBAND – 吸いきれない
REVIEW
イハラカンタロウ – C
REVIEW
折坂悠太 – トーチ
REVIEW
西洋彦 – fragments
REVIEW
クララズ – アメリカン
REVIEW
阿佐ヶ谷ロマンティクス – 独り言
REVIEW
平賀さち枝とホームカミングス – かがやき / New Song
REVIEW
TATEANAS-縄文人に相談だ/君と土偶と海岸で
REVIEW
ズカイ – 毎日が長すぎて
INTERVIEW
30代になった酩酊シンガーてらがRibet townsと鳴らす家族の歌
INTERVIEW
年鑑 石指拓朗 2019-『ナイトサークル』リリースインタビュー
INTERVIEW
年鑑 石指拓朗 2018
REPORT
峯大貴が見たボロフェスタ2019 3日目
INTERVIEW
キタが語る、オルタナティヴ・バンドthanの正史ー2ndアルバム『LINES』リリース・インタビュー
REPORT
峯大貴が見たボロフェスタ2019 2日目
REPORT
峯大貴が見たボロフェスタ2019 1日目
INTERVIEW
3人で歌の本質を確かめる場所―のろしレコード(松井文、夜久一、折坂悠太)『OOPTH』リリース・イン…
INTERVIEW
清水煩悩との雑談(前編)-新MV“まほう”・“リリィ”を公開&クラウドファンディング始動
REVIEW
アフターアワーズ – ヘラヘラep / ガタガタep
REVIEW
河内宙夢&イマジナリーフレンズ – 河内宙夢&イマジナリーフレンズ
INTERVIEW
休日に音楽を続ける人たちのドキュメント-松ノ葉楽団3rdアルバム『Holiday』リリースインタビュ…
INTERVIEW
日常に散らばった、ささやかな幸せを愛でるー大石晴子 1st EP『賛美』インタビュー
REVIEW
THE HillAndon – 意図はない
REPORT
リクオ『Gradation World』スペシャル・ライヴat 代々木・Zher the ZOO レ…
REVIEW
Ribet towns – メリーゴーランド / CRUSH / みまちがい
REPORT
峯大貴が見た祝春一番2019
INTERVIEW
今また初期衝動に戻ってきた – リクオ『Gradation World』リリースインタビュー–
REVIEW
HoSoVoSo – 春を待つ2人
REPORT
峯大貴が見た第2回うたのゆくえ
INTERVIEW
ここから踏み出す、ギリシャラブの“イントロダクション” – 2nd Album『悪夢へようこそ!』リ…
INTERVIEW
その時見たもの、感じたことを記録していく – ダイバーキリン『忘れてしまうようなこと』リリースインタ…
REVIEW
チャンポンタウン – ごきげんよう
REVIEW
宵待 – NAGAME
INTERVIEW
cafe,bar & music アトリ
REVIEW
てら – 歌葬
REPORT
【峯大貴の見たボロフェスタ2018 / Day3】ULTRA CUB / Gateballers /…
REPORT
【峯大貴の見たボロフェスタ2018 / Day2】Homecomings / Moccobond /…
REPORT
【峯大貴の見たボロフェスタ2018 / Day1】ベランダ / Crispy Camera Club…
INTERVIEW
KONCOS:古川太一 × ボロフェスタ主催 / Livehouse nano店長:土龍対談 - 音…
REVIEW
ローホー – ASIA MEDIA
REVIEW
影野若葉 – 涙の謝肉祭
REVIEW
Pale Fruit – 世田谷エトセトラ
REVIEW
原田知世 – music & me
REVIEW
Traveller – Chris Stapleton

LATEST POSTS

INTERVIEW
あの頃、下北沢Zemでリトル・ウォルターを聴いていた ー武田信輝、永田純、岡地曙裕が語る、1975年のブルース

吾妻光良& The Swinging BoppersをはじめブレイクダウンやBO GUMBOS、ペン…

COLUMN
【2024年11月】今、東京のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト

「東京のインディーシーンってどんな感じ?」「かっこいいバンドはいるの?」京都、大阪の音楽シーンを追っ…

REPORT
これまでの軌跡をつなぎ、次なる序曲へ – 『京都音楽博覧会2024』Day2ライブレポート

晴天の霹靂とはこのことだろう。オープニングのアナウンスで『京都音博』の司会を務めるFM COCOLO…

REPORT
壁も境目もない音楽の旅へ‐『京都音楽博覧会2024』Day1ライブレポート

10月12日(土)13日(日)、晴れわたる青空が広がる〈梅小路公園〉にて、昨年に引き続き2日間にわた…

REPORT
自由のために、自由に踊れ!日常を生きるために生まれた祭り – 京都学生狂奏祭2024

寮生の想いから生まれたイベント『京都学生狂奏祭』 …